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戦勝70年式典、ロシアと中国は傷ついている。

2015-05-10 | 社会問題
第二次大戦に関し、「ソ連と中国は最も多くの犠牲を出した最大の戦争被害国だ」と強調しているが、

どうやら戦勝国であるはずの両国は未だ大きな傷を負っているらしい。

確かに、戦後国際秩序の破壊者と言う西側の否定的見方には反対だが、

共産主義の失敗が更に追い打ちをかけている。

さては、経済戦争にでも負けたと思っているのだろか?


歴史認識で両国は結束を目論んでいるが、「時」はロシアと中国に味方していない。

米国と日本の同盟強化がそれほど脅威になるとは感じないが、

プライドを傷つけられた者たちの同盟は脅威となる。ISにも兵器を売りかねないからだ。


新聞には面白い事が書かれていた。

「第二次大戦はドイツによるポーランド侵攻で始まったのではなく、日本軍による中国侵略で始まった」

「ソ連軍は日本軍を撤退し、ソ連には勝てないとの教訓を与えた」

「ソ連軍は抗日戦の苦しい時に中国を助けてくれた」

歴史とはいつの時代であっても書き手は常に勝者の手の中にある。

戦後70年たった今でも、日本は米国と仲良くするしか方法がないのだろうか。