きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

泣く目って何だ

2011-05-09 | 友人
G子からまた電話が来た。
T男とは相変わらずのようだ。唯一変わったのは、他の男と飲んだり会ったりするとT男が怒るから言わないことにした、と言う。
ズルイ女になったんだ、と言う。

「わざと怒らせるような事を言っても嫌な思いをするだけだから、言わないでおいてあげた方がいいと思う。」と私も言った。
でも、他の男友達と食事ぐらいしたっていいと思うし、ほんとの恋人だって作ったっていいと思う。

「M君にも相談して別れろと言われたけどできなかった。」
「それでできるぐらいなら、とっくの昔にできてるよ。そんな簡単な問題だったら、この世に不倫カップルなんて居ないさ。」
「後で泣く目に遭うから止めろって。」

そもそも、泣く目って何だ。
いつ、どんな形で別れる事になったって、好きなら泣くさ。
男と関わる時点で、それはお約束みたいなもんでしょうに。


しかしG子は相変わらず、周りの男が放っておかないようだ。
こんな感じで「どうしよう」といろいろな男に相談しているのだろうけど、G子の周りはそれでウンウン聞いて、相談に乗ってくれる男が何人もいるのだ。

全くもって羨ましい。
私の今の環境の一体誰が、私が泣きついたら、一緒になって考えてくれるんだろう?
お陰さまで、私はビシバシ鍛えられ、男なんて偉そうなポーズだけでプライベートでは何の役にも立たないと言うのを、骨の髄まで知り尽くしているので、G子みたいにあっちこちの男にいまさら泣き付くもんか。

しかし、あのキャラ、やっぱり羨ましいな。^^;

kekeの焼きそば

2011-05-09 | 息子keke
今日は車練習に行くタイミングを逃してしまった。

kekeも珍しく朝、起きていたのだ。
何だか出かけるのがもったいないような気がした。

10時を過ぎると、今からじゃ混んで話にならない、と思った。
ジュースを飲みに来たkekeに「今日は車練習も行く気がなくなった。もう目的も無いのにどこに行っていいか分からなくなった。こう言う状態がウツに近いのだろうか。」と言うと、「そう言う時は休んだ方がいい」と言う。

kekeが腹が減ったと言うので、横になりながら「焼きそばなら炒めればあるよ」と言うと、作ってみると言う。
野菜は、もやし、ニンジン、キャベツ、「それからニラがそろそろやばいから、使ってくれ」と頼む。

kekeはDSのお料理ナビを持ってきてキャベツやニンジンの大きさをきくので、これはこうだ、ああだと言いながら切ってもらった。
布団でもう一度横になると、焼きそばを炒める音と、いい匂いがしてきた。

そして、二人で焼きそばを食べた。
私はおいしい、と何回も言った。
kekeは「具の割合が少なすぎて飽きる」と言う。

「そうかい?私には丁度いいよ。」
「いつものは具が多すぎると思っていたけど、少な過ぎると飽きる事が分かった。」
「そんなのどっちでもいいよ。(^^)」
と言うと、kekeは「反省をしないと、料理に進歩が無いのでは?」と言う。

テーブルに上には前にkekeが買ってきたきのこの山があって、「食べようかな」と言うので、私も食べたいなと言うと、「158円であげる」と言う。
「80円で半分ずつ食べない?」と言うと、全部あげる、と言う。

kekeは部屋に戻ってしまったので、私はグルグル3時間車を走らせて戻ってきた。

今度は二人で「夕飯はどうしようか」と考えながら、ちびまるこを見ていた。
さっきの続きのきのこの山をつまみながら。

「そう言えば今日は母の日だったんだっけ。」
「知らなかったの?」
「何となく知ってたけど、もうどうでもいいよ。kekeの小遣いから何かもらおうとは思ってない。後でこのきのこの代金を返すよ。kekeも小遣いが無くなってしまうからね。」
「早くなくなって切羽詰った方がいい」と言う。
「そうしたら、働かなきゃって気持になるかもしれない。」

「そうしないと、ならないの?」ときくと、「うん」と言う。
私は「そっうかぁ。。」と言った。

「でもさぁ、もう少しお金があれば、洋服とかゲームとか好きなものが買えると思わない?」
「きのこの山も3箱買えるし。」
「そう、きのこの山も(惜しみなく)3箱買えるよ。」

kekeはそれは思うけど、その「いいこと」はこのぐらいなんだよ、と片手を少し挙げた。
「それで、それより辛い(苦しい)事はこのぐらいあるんだよ」ともう片手を倍ぐらい挙げた。

それでそんなにお金がほしいとも思わないんだ、と言う。
服もそんなに無くても済むし、ゲームもやったからって何がある訳じゃないし、無くても済んじゃうから、と言う。


「お金を稼いだ楽しみよりどうして、何がそんなに大変なの?」と尋ねると、「いろいろ大変なんだ」と言う言い方だ。
「お母さんに話してみなさい。解決方法を考えよう、46年生きた分アイデアもあるはずだから。」と言ったが、要らないと言う。(たしかにそんなんで解決する話だったら、もうとっくに解決できているだろう。)

サザエさんを見ながら、お好み焼きでも一緒に作ろうか材料はあるから、と言ったが、kekeがイマイチ腹も減ってないし、後で何か食べると言う。
kekeは部屋に戻ると言う。

今日は何だかよく分からないけど、いろいろ会話ができたから良しとしよう。(^^)かな?

安心なんて

2011-05-06 | 巷の話題
GW、ついついPC開いて、原爆の記事とかブログとか読んでると、メッチャ暗くなる。

外国では「新型インフルエンザで日本人があれだけマスクをしていたのに、この放射能が出ている状態で誰もマスクをしていないのに驚いている」そうである。

そんな記事を読んでから、私は外出するたびにキョロキョロしているが、稀にマスクをして歩いている人が居る。
確率で言えば10人に1人居るか居ないか、7~8%ぐらいの確率で居る。
この時期だから、花粉症ではなくて本当に放射能よけかもしれない。尋ねてみたいが、尋ねられるような状況ではない。
今のTOKYOでは「放射能が怖いのでマスクをしています」と言おうものなら、笑われてしまうだろう状態である。

しかし、それでもしている人は居る。
マスクをしながら運転している人もいるし、隣に乗っている奥さんもマスクをしていたりする。
私はできれば、そう言う人が堂々とマスクをできる雰囲気であってほしいと思う。だから、スーパーに行く時はマスクをしてみることにした。
(運転中はメガネが曇ってしまいそうで怖いのだ。)

これからTOKYOはどうなるのだろう。

後でこんな事が笑い話になるぐらい、大袈裟な事だったらいいのに。

この前、MEGUちゃんの家から帰る時、夜の首都高を通ったが、夜景がちょっと淋しかった。
東京タワーは明かりを消した代わりに、ハート型のネックレスのようなライトだけが浮かんでいた。
レインボウブリッヂは、灯りがついてなかった気がする。

野菜も産地を気にするようになった。
貝も魚も心配になってしまう。。

スーパーは照明を落としている。
(それはまた落ち着いた感じで良いけれど)

やはり何かが変わってしまったと思う。
それはおそらく、そうたやすく元には戻らないと思われる。

昔が懐かしい。

私達はこれからどうなるのだろう。
人に尋ねれば「大丈夫に決まってる」と返事が返ってくるだろう。
でも、本当は何パーセントの人がそう思っているの?

これが「普通」の状態だとは思えない。
私達はこれから何年も、安心できないまま暮らしていくのだろうか。

それよりもっと××な人が居るとか、そう言うことじゃない。
もう安心なんて、この先ずっと無いじゃん。

すべて自分だけのもの

2011-05-05 | 息子keke
今日は外出をせず家で過す。
本を読んだり、食事を作ったり、kekeと食べたり、午後には寒気がして布団に入って昼寝。

昨日、「寝てばっかりしててもしょうがないだろう」とkekeに言ってケンカしたばかりだった。
でも、家に居て寒かったりすれば、布団に入りたくなるかもしれない。

そして入ってしまえば、起きるのも面倒になる。。。たしかに。


そう言えば、こんな風に過すのは久しぶりだ。
どこにも行かないと、こんなに考える時間があるのか。

私はまたそのうち車を引退して、そんな生活に戻ってみようと思う。
お菓子グッズはしまってあるし、ミシンだってある。
車が無くたって、やりたい事はあるんだ。
乗れるのは逆に今だけ、そう思うから、また次の週末もどこかに行こうと思う。


昨日、kekeは「かまわないで!」と言った。

一番親に望むことは「何もしないこと」なのだそうである。
黙って見守ってほしい、と言うことなのだそうである。

こんなに毎日どこかに行って何かしなくては居られない私が、一番どうにか解決したい事に「何もしないで」と言われてしまう。
そして、状況は良くなるどころか、全く何も変わってはいない。

唯一変わったことは、「もうkekeの全ては(命を含む)、kekeのものだ」と自覚を始めた事である。
それほど辛く苦しい人生なら(大人目線では決してそんな事は無いと思うのだが)、それを捨てることさえ、kekeの自由である、と悟ったことである。
それは決して望ましくない悲しいことなのだが、少なくても「お母さんのために生きるべきだ」と私が言えるはずがない。

kekeの人生はもう私の手から離れたのだ。
kekeはこれから、自分が何のために生きて行くのか、それは少なくても「親のため」であってはならないと思う。
私自身も「親のために」と思って生きたことなんて一瞬たりとも無いし、それはおかしい。

例えば、ある人だったら地位や給料を上げることかもしれない、ライバルを蹴落とすことかもしれない。
ある人だったら、素敵な人と恋愛する事かもしれない。
普通だったら、家族とか子供とか養うためとか、あるだろうけど、kekeにはそんなものは居ない。

誰かを蹴落として満足する性格ではないし、恋愛するような状況でもないし、だとしたら、「苦しい思いまでして生きている必要が無い」と考えることは、むしろ当然のように思う。

私はkekeのために生きていけるけど、kekeが私のために生きるようなことがあってはならない。
そう言う形になってしまいそうになるなら、それは間違いだったと思う。
しかし、それを解決するには、私ではダメなのである。

こんなに近くに居て、何もできない事はあまりに無力で悲しいことだ。

ずっとこのまま状況は変わらず、kekeはずっと家にいるかもしれない。
それも仕方ないだろう。

私は仕事があるうちは働くし、稼げなくなったら死ぬしかない。
生活保護を相談するとか、もちろん車はその前に早く処分する。

考え付くことはロクな事ではないが、本当にそうなるかもしれないので覚悟しよう。
考えてみたら、それでも私は平気じゃん。今更世間体もクソも無いし。
確かに生きていてくれるだけでも、私にとってはありがたいことだ。

破れた布団カバーをリメイクする

2011-05-04 | ぶきっちょさんの家事一般
破れた布団カバーを、座布団カバーにリメイクしようと思い立つ。

布団カバーのチャックを、座布団カバーのチャックになるようにジョキジョキ布地を切る。
そして、ミシンを掛ける。

一辺を縫わないうちに裏返して、座布団の大きさと合わせてみる。

大きさは良かったが、重大な過ちに気がついた。
チャックのつまみ(左右に引っ張ってあけたり閉めたりするもの)を持ってくるのを忘れた。
つまり、余り布の方に、チャックのつまみが残されていたのである。

この時点で呆然としていたのだが、せっかくここまで布地を切りミシンをかけたので、座布団を試しに入れてみる。

ビリビリ。

布地がもう擦り切れていたので、座布団を押し込んだら破れた。


戦意喪失。。。。

出してきたミシンが悲しい。。。。。


それはこうしてトイレの足もとマットの上掛けになりました。(涙)
(破れた部分は裏側)


裁縫も決して嫌いではないが、ビンボウ人が寄り合わせの布で作るものは虚しい。
しかも、夕飯の準備も遅くなってしまった。


もうしばらく裁縫はしないと思う。

追いつ追われつ

2011-05-03 | 日記
最近、kekeとの会話がスムーズになっている。

私がちょっと気を遣うだけで、何かが変わったのだろうか。
それとも休学の気楽さがkekeを変えたのだろうか。

それでも夜明けにふと目を覚ますと、「kekeのバイトはどうなったんだろう?」と思い、何も始まってもいないし、解決なんて到底及ばない事を思うのだった。

朝になってkekeに「バイトはどうするのかねぇ」と言うと、kekeは「先週のはGW特別号で今週は求人雑誌がなかった」と言う。
そうか、kekeはそれでも雑誌を持って帰ろうとしたのだろうか。

なので、それ以上は何も言わなかった。


今日はMEGUちゃんの家に遊びに行った。
23年前に知り合った当時一番仲の良い友達で、私が離婚する頃に入れ違いのように結婚して、小学生の娘がいる。
「keke君は元気?」と言うので、ウソもつけずに「学校を休学しているんだ。」と言った。

MEGUちゃんは一時期会社を休んでいた時期があったので、「あれはどのぐらいだったっけ?」と言うと、「4ヶ月だよ」と言う。
「それで仕事のやる気が取り戻せた?」と尋ねると、「かえってダメだった。休み中の過し方によると思う。」と言うのがMEGUちゃんの感想だった。「そんなもんか」と私は思う。

MEGUちゃんは「でも、お母さんがsakeちゃんでよかったよね。これが大変で大騒ぎするような母親だったら、大変だったと思う。」と言うので、「今だからこうなったんだよ、2ヶ月ぐらい前は大騒ぎだったんだ。」と答えた。

「でも、私が何を言っても、どうにもならないんだよ。それが分かってこうなったんだよ。」

MEGUちゃんの旦那さんは「女の子もそう言う事があるんでしょうか。」と言うので、「いやぁ、姪っ子は上が中3ですけど、全く健全に健康的に育ってます。」と答えると、「でも、keke君も中学の時はそうだったでしょう」と言う。

私はMEGUちゃんに、「当時は私らも何を考えていたか分からないよね、二人でハローワークに相談して事があったよね?」と言うと、MEGUちゃんも覚えていて、「そうだった、そうだった」と言った。
旦那さんが「ハローワーク?」と言うので、「うん、何だかよく分からないけど仕事がイヤでイヤで辞めたくて、あちこちさまよっていたんだよね。」と答えた。

「そんな感じだよ。」と言うと、MEGUちゃんは「そう言う事もあったよね」と言う。
「子供が生まれるまでは、何だかそんな感じだったよね。」と言うと、「そうだよ。」と言う。

この前来た時は地デジでなかったTVが地デジになっていて、それからお掃除ロボットがあった。
MEGUちゃんは「これはお勧めだ」と言う。
何とかって言うその円盤ロボットは、予約タイマーで家の埃をグルグル吸い取ってくれるらしい。それで、掃除が終わると、自ら充電器に戻ってくれるのだそうだ。
実際に私は実物をそれで見た。

これがあったら、そこらに落ちている髪の毛も吸い取ってくれるに違いない・・それも私が仕事に行っている間に。。。(MEGUちゃんは仕事から帰ってきて、そのお掃除ロボットのゴミをポイするだけで、掃除完了になるそうだ。)

いいなぁ。。。。(^^)

帰りの首都高はあちこちで渋滞していた。
右車線と左車線が追いつ追われつ進んでいた。

そんな流れを見ながら、今は遅れ気味のkekeもそのうち追いつくかもしれない・・・なんて思ってみるのだ。

そんなに大人の思い通りに効率よく人生なんて行きはしない、それだけが分かってきた今日この頃。

片付けられない女

2011-05-02 | ぶきっちょさんの家事一般
GWこそ、家を片付ける予定だった。

今の部屋をひっくり返してガラクタを集めたら、おそらく必要な物は1/3以下ではないかと思う。
私は昼間家に居ないし、夜も夕飯作ってビールを飲んだら後はTVさえまともに見ず寝てしまう。それなのに、どうしてこんなに物があるのだろう。

<買っても使ってない物ベスト3>

1.圧力鍋
4年前ワーキングマザーにすごく便利と言われて買ってみたが、圧力鍋が必要な料理をほとんどしない。昔はカレーぐらいはしていたが、今はひらひらカレーなので不要。
もう箱にしまって押入の一番下に積んでいいレベル。

2.フードプロセッサー
イワシのつみれを作るのに憧れて買ってみたが、やはりそれしか使ってない。台所が散らかっていて、それを置く場所を確保するのに一苦労、使ってから洗うのがまた一苦労である。玉ねぎのみじん切りはそんな訳でいつも包丁。
大根おろしに便利と言う噂があるが、やり方を調べなきゃならないので、まだやった事が無い。

3.焼き菓子グッズ
マドレーヌ型、プリン型、ケーキ型、クッキーの型抜等。
悲しい事に一時期パン作りにはまっていたので、コロネの穴型まで買った。(買っただけで終わったような。)
でも、この手料理グッズは、10年後突然リバイバルブームになる可能性もあるので、捨てるに捨てられず。
 

<もう捨てても良いはずなのに捨てられない物>

4.裁縫グッズ・ヘアアクセサリー類
編み棒やチャコペンシルとか、20年前のシュシュとか髪止めみたいな類。
「簡単に髪がまとまります」系で結局できなかったグッズ。

5.半分壊れているような携帯(MD)プレーヤー系。
どうしてもそのうち聴きたくなるMDがあるかも。。と思い、捨てられない。
音は飛んでしまい、かなり聴き取りにくいが。

6.破れた布団カバー
面積が広いし、何かに利用できると頭では妄想アイデアが浮かぶが、そのまま天袋に。

7.めったに開く事のない料理本。
数買ってしまった料理本や雑誌。結局いつも見るのはその中のごく一部に過ぎないのだが(最近は4~5品の目方を調べるだけ)、そのうちまたやりたくなるかも、と捨てるに捨てられず。

8.かれこれ3年ぐらい着てない服。
こう言うのが残っているから、服は増える一方なのである、と分かっているのだが、たまに10~15年ぐらい過ぎてから、また流行に合ってくる事が最近分かってきた。(最近また丈の長いスカートが出始めたとか。)
そう思うと、ますます捨てられない。
そして、ヨレヨレボロボロになった服はそれなりの需要があり、また次の年も着るだろうと思い、捨てられない。

9.kekeの制服やユニフォーム類。
もう不要なはずだが何となく捨てられない。いつかは捨てると思うけど。

10.終わってしまった通帳類。
これも不要なはずなのだが、何となく捨てられない。

11.昔の日記。
これももう要らないと思われるが、何となく捨てられない。
自分の死期が分かったら、その前には即効捨てたい。(忘れないようにしよう。)

12.10年以上使ってない洗剤類。
「レンジ用クイックル」「ガラスマイペット」とか、用途が限られているようなものはなかなか使いきれないくせに、奥にしまって見えないから、また買ってしまう。こうして最長20年前の物が我が家にあるのだが、掃除自体あまりしないので、いつまでも減らない。

13.空いたソープ系ボトル
可愛いものはまた容器を詰め替えるつもりでとっておくのだが、面倒なので結局大きなボトルに詰め変えてしまったりして、あまり日の目を見る事がないのに、捨てられず。

14.昔買った口紅やアイシャドーの類。
使わないのに、またそのうち使うかもと思うとなかなか捨てられず。
10年選手は当たり前。

15.本(資格系とるるぶ)
一級建築経理士も買ってみたが、たぶん今年は受けないだろう。(3冊約5,000円)
あと、行きもしないのにたまに読みたくなる「るるぶ」
古くなっても、捨てるに捨てられず。

16.今後聴くかどうか微妙なCD
焼くだけ焼いて、数回聴いて飽きてしまったCD。
(知っている曲は飽き、知らない一昔前の曲は今更覚える気がしない。)
これは、これからもどんどん増殖するものと思われる。


ちょっと思い立っただけで、こんなになってしまった。。。。
これでは、いつまで経っても片付かないはずである。(涙)

私は片付けられない女なのだろうか。
(こうしてピックアップしていると、買い物も虚しい。)

クールで大赤字の血

2011-05-01 | 父の記録と母の思い出
昨日は珍しく父が起きていて、看護士さんに付き添われながら、自分でスプーンで食べているようだ。

父の病院では自分でできる事はなるべくするようにしているそうである。
父は目がよく見えないので、残り少ない食べ物をすくう事ができないのだが、すくえば口に運ぶ事はできるのである。

それでも食べる気がなかったり眠かったり、食事に意識が無いと食べ物を持っていくことができない。
この何回か、そういう場面ばかりを見てきたが、今日は口に運んでいる。
かぼちゃのマッシュ?みたいなものを食べ終えたので、今度はご飯だよ、と言ってお茶碗とスプーンを手に乗せると、また食べようとする。
今日はよく食べれるようだ。

今日は「sakeだよ」と言うのもどうでも良くなってしまった。
sakeだよと言っても、1分後には忘れてしまうし、そもそもsakeが誰なのか、それでうれしいと言う気持が一瞬でも起きるのか、今の父ではビミョウな所だ。それより、食事に集中して少しでも栄養を取ってもらおう。。。。

と思いながら、妹はこうではあるまい、と思った。
妹は自分の名前を優しく名乗り、姪っ子や時にはkekeの話まで優しくしているだろう。。。いつだか「少しでも長く私達を覚えていてほしいから」と言っていたっけ。
同じ姉妹でどうしてこうも違うのか、しかも現役時代、迷惑を掛けたのは私の方だ。そしてろくに面倒を看てないのも私の方だ。父は私に関しては与えるものを与えただけで見返りらしきものは無く、損得で言えば大赤字だと思う。そして私はkekeに対しては心配をすれど返って来るものはほとんど無いと思われる。仕方あるまい。私から始まった代々の大赤字の遺伝の血。(そんな事はどうでもいいか。。^^;)

父が食事もどうにかスプーンで完食し、まだ意識もあるので、裕次郎の歌でも聴く?と言うと、ウンと言うので、「二人の世界」をかけた。
しかし、聴きながら父は寝てしまい、今更わざわざ起こしてすぐに忘れてしまうような会話をするより、眠いなら寝ていた方が体にも良いような気がして、そこでぼぉ~っとした。

今日はGWだからか、何人かご家族がお見えになっていて、おばあさんを看護士さんとトイレの前まで連れて行き、トイレの前で見送る息子さんが居た。
なんて優しい息子さんだろう。。。私なんて、父がトイレに行きたくなったら、看護士さんにお願いしてオシマイである。その後どうして良いか分からないからである。kekeも私をトイレの前まで見送るような息子にはならないだろう。クールで大赤字の血。

父がずっと寝ているので、私はそれじゃ、とシアワセばあさんに言って帰ろうとすると、「あら、もう帰るの?」と父を起こして「娘さんが来てて、うれしいでしょ」と言う。
父はテキトウに「うん」と返事をするが、また寝てしまう。

ちょっと前だったら(目が見えないので)「娘?ここにいるの?」と返事をして、ばあさんに「居るわよ!」と突っ込まれていたが、もう父もテキトウである。(最近はもう「娘」と言う概念が無いのかもしれない。)

こうやって周りを見渡すと、オンナの方が元気である。
騒ぎながら浮遊しているのも、看護婦さんの気を引こうと懸命なのも、うるさく騒ぐのもばあさんの方。
まぁ、何となく分かる気もするが。。。。

私はこう言う所に入る日には手の掛からないばあさんになりたいと思う。