きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

5年前を振り返る

2016-02-28 | 母子家庭だから思うこと
今日はバカ早く目が覚めてしまい、たまたま今無料の「アクセス解析」なるものを見る。
どなただかまったく分からないが5年前の3月の記事を読んでいる方がいらしたので、(5年前は何を考えていたのだろ?)と思って読んでみると、地震があったり、kekeが大学を休学するで悩んだり、熱帯魚を会社で飼い始めたのもこの頃だったようだ。社長が自分にだけラーメンをおごってくれないので、生めんを朝ゆでて会社のポットのお湯でラーメンを作って食べ始めたのもこの頃のようである。

その熱帯魚の5年後だが、さすがに当時の魚は寿命で全部入れ替えとなっている。
前にも書いたような気がするがあの時から一番長生きしたのはグラスキャットだった。

グラスキャットと言うのは、ペラペラした骨が透けて見えるほど薄くて性格も臆病者で、いつも岩陰に隠れてエサを撒いても寄って来ず食べる気配がなかった魚である。(栄養失調でまもなく全滅か)と思っていたら、奇しくも最期まで生き残ったのがこれだった。
しかしそれも寿命となり、今はZENさんが買ってきてくれたネオンテトラ大勢とその他おとなしめ(他の魚を食わない)タイプの魚が仲良く暮らしている。

今はnanuさんが娘さんを保育園に預ける関係で朝早くに会社に寄って魚にエサをあげて、電気ポットにお湯も沸かしてくれて、事務所のエアコンもつけてくれる。(昼にもう1度私がエサをやる)
nanuさんと言えば5年前のブログを読んでいたら、私は冗談交じりながら「もうこの先結婚しない人」と位置づけていて怒らせ(?)ている。まさか5年後に再婚して娘を保育園に送り迎えしているとは誰が想像したのだろうか。へぇー。

そしてkekeには「大学を休むのかどうするのか」「どうしてバイトをさっさと見つけないのだ。」と責め立てている、文面から察するとあれでもまだこの時期になった頃は「自分も変わらねば」と思い始めた時期だったように思う。たぶん、その半年前ぐらいはもっとすごかったはず。(心苦しくてそれを読む気がしない。)
コメントを読んでも、今読むと「まっとうなことを書いていらっしゃる」と思うコメントでも気にいらないと反論してるようで気に障った方もいらしたことだろう。

その中でもkekeの優しさも目に付いた。
当時あまり意識してなかった言葉の中に、kekeの本心が浮かんできた。

「今からどうしたらいいお母さんになれるのだろう。」とkekeに尋ねた時、kekeが「しあわせになってほしい」と答えたシーンがある。その時何も考えずに「それはお前が自立することだよ」なんて返しているが、あれはあの子の(kekeだけではなく母子家庭の子供達みんなの)本意なのではないだろうか。

親の金を使って大学に行きたくない。
とkekeが言うのを聞いて「そんなことは逆に迷惑だ。ただ大学に行きたくなくて逃げているんだろう。」と当時いつも言っていたが、たぶんあれは真意だったのだと今は思う。

「そう思うなら働きながら大学に行けばいいじゃないか」と当時は思っていたが、今の子供達は割りとそう言う子が多い。働きながら大学に行くお子さんもいるだろうが、そうで無い子も多い。私はその現状が分かってなかったし、子供達はそれぞれ個性があるということも理解がなかった。kekeを苦しませた。

地震の事1つ取っても私の言動はkekeを不安にさせるようなものだった。ああいう言動をしてきたから(今もこれからも、ついそうなってしまうだろうけれど)、子供が何かと不安になるような育て方になってしまったのだろう。

あれから5年が経ち、今読むと、突っ込みどころがいろいろある。
ということは、今書いていることも、5年後には突っ込みどころ満載なのだろうか。

ちなみに、5年前はラーメンもおごってくれなかった社長が、去年初めてそばを会社経費でゴチソウしてくれた。(しかしその時食べた天ぷらそばのせいなのかその後にお腹を壊してしまい、それ以降は遠慮している。)

来月からみんなの給料が上がるようだが、私も2,000円上げてくれるらしい。
社長も5年経ったら少し変わったのだろうか。