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きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

つらい恋

2014-09-17 | 女だから思ったこと
MEGUちゃんから久しぶりにメールが届いた。
もう娘さんも中学生になって通っているそうだ。

MEGUちゃんは23の時のとても仲の良かった友達だ。
もう社会人だったのに、あの頃の自分は生涯で一番学生してたと思う。
子供もいなくて、親からも逃れて、ありたけ好き放題のことをして、いろんなことが切なかった時代だ。

あの2年間は今振り返っても(あれがこの自分だったのだろうか)と思うほど混沌としていて、夢遊病のようだった。MEGUちゃんはそれを「自分はフワフワしてたよねぇ」と言った。

MEGUちゃんとはとても仲が良くて何でも話していたけれど、いつもどこでも一緒にいたわけじゃない。
お互いに彼氏がいたし別れるとかくっつくとかで忙しかったし、でも継ぎ目継ぎ目にMEGUちゃんはいつもそばにいて、一緒に酒を飲んだ。


私は結構いい気になって、何でも得意げだった。
それを何でも聞いてくれたMEGUちゃん。

時々あの頃を思い出す。


結婚してkekeが生まれて、MEGUちゃんを家に呼んだことがあった。
私はいつものように得意げでみんな相変わらずなんだね、いいなぁ、私はもう子育てだけでさ何だかね、そんな話をした。

MEGUちゃんは淋しそうだった。
あの頃つらい恋をしていたから。

そして何の脈絡もなく言った。

やっぱり人は誰も分かり合えないね、sakeちゃんでも分かり合えない。
自分しかいないんだね。


その言葉の意味を分かるまでどのぐらい時間がかかったんだろう。

たぶん、私まだあやまってない。


でもそれからずっと時間が経って、MEGUちゃんは旦那さんがみつかって幸せに暮らしてる。
同期の友達が言ってた。

MEGUちゃんは本当に幸せになってよかった、と。


今の私はいっぱいしゃべりたいことあるよ。
でもそれはメールじゃなくて、会ってゆっくり話したいな。