銀座の甚平喰い倒れ日記

甚平を愛するサラリーマンの食生活を綴った日記。銀座界隈を中心に東京の美味しいお店をご紹介。

銀座 スケベニンゲンにて「焼きパスタ」をいただきます

2007-01-23 13:16:49 | 銀座・築地 イタリアン

炭水化物をたっぷり摂取したくなる日。

女性には分かり辛いだろうが、
世の殿方の中には月に数度訪れるこういった欲求を
理解してくださる方もいるだろう。

今日がまさにその日だった。

そんな時にありがたいのが
炭水化物の中でも糖が米の1/3のスパゲッティやパスタ。
幸い銀座には心おきなく炭水化物を喰わせてくれるお店が
他のエリアとは比べものにならない程
点在しているのだ。



GINZA SCHEVENINGEN。

王子製紙の向かいにあるこのお店は
名前とは裏腹に女性にも人気のあるパスタ屋さんなのだ。

以前ご紹介したジャポネやエトナは
スパゲッティを流し込む、
まさに男の戦場の様相なのに対して、

こちらのスケベニンゲンは
お上品にツルツルやることも、
ガツガツ戦場にすることもできる
万能タイプのお店なのだ。



大盛りメニューは全てのパスタに¥157増し。

普通の男性ならば十分腹が
満ちてくれるものなのだが今日は特別な日。

こいつを頼む際に
「お腹が空いているので大盛りを多めにしてください。」
とお願いしたところ、快く大盛り料金で特盛りにしてくださった。

60種類のパスタの中から
フリッタータというミートソースを
卵で固めて、オムレツのような形状に焼いたパスタを注文した。



できあがりを待つ中で
最初に出てくるのがこちらのサラダ。

バジルにオリーブオイルと塩の
シンプルなドレッシングが
思いのほか旨い。

家庭でも簡単に作れる
このドレッシングのポイントは塩加減なのだが、
ここ最近のバルサミコ生活にそろそろ飽きもきていたので
真似したくなるようなお味だった。



また、同時にサラダと一緒にでてきたのがコチラ。

紅茶やコーヒーのみならず、
紅白の大人の葡萄ジュースを選ばせてくれる。
(一応サラリーマンなもので・・・)

お味の方は期待はしていなかった通り
選択できるのがありがたい程度のお味ではあるのだが、
昼時に味わうミートソースと大人の葡萄ジュースの
マリアージュは舌先をいつも以上に喜ばせてくれた。



サラダのドレッシングに
アボガドが混ざっているのかいないのか
一生懸命解明していると(入ってはいなかった)
お待ちかねのフリッタータがやってきた。

同僚の一人が同じフリッタータを
大盛りで注文していたのだが、
ご好意の特盛りは見た目ではっきりと
大きさの違いが分かるほど、
しっかりと一回り大きなものだった。



大きさが伝わりにくいので、
ワイングラス(あっ言っちゃった)やフォークなどの
比較物を置いてパシャリ。



卵を使っているとのことなのだが、
いったいぜんたいどんな風に使っているのだろうか?

想像以上のいでたちに
あーでもないこーでもないと
詮索してしまった。



カリッとした焼き目をほじくると
中からミートソースが和えられたパスタが出現することから
勝手な想像ではあるが、和えたパスタをオムレツ型に盛り付けて
刷毛で卵黄を塗りつけてオーブンで焼く?

こんな感じなのではないだろうか?

お味の方はミートソースこそ平凡なれど
中の焼けていないパスタと表面のカリカリのパスタに
からめながら食べる風変わりパスタは、
食感の違いを楽しむことと合わせると
平凡ではないものになっていた。

特にパスタの茹で加減は
ミートソースの水分を吸うことと、
焼き目をつけるために水分が飛んでしまうことを考えると、
とても繊細な加減なのだろう。



ちなみにこいつはお向かいの同僚の食べていた
名なしのゴンベイさんだ。

細いパスタが沈んでいる
見たまんまのスープパスタは、
なんと日本酒を煮詰めて作られている。

私の食べたフリッタータと合わせて見ると
へんてこな風変わりパスタの専門店のように
映ってしまうかもしれないのだが、
ごくごく普通のものもいっぱいございます。

ちなみにこちらのお店は
ナポリのNicola社の日本総代理店とのことで、
ここでしか味わえないパスタとの売り文句を
店の端々で発しておりました。

お腹いっぱいご馳走様でした。

GINZA SCHEVENINGEN
中央区銀座3-7-13成田屋ビルB1
℡03-3567-5346
11:30-14:15/18:00-23:00
土・祝日:11:30-22:00
日曜定休

フリッタータ ¥1,102(特盛り¥157を含む)

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★★☆

グルメブログランキング
人気blogランキングへ


最新の画像もっと見る

10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
mymyzu (助平人間!)
2007-01-23 14:10:25
おや、意図的か意図的でないかはともかく
名前とタイトルが入れ替わってしまいました。
こんにちは。mymyzuです。

スケベニンゲン。
その淫靡な発音がしたくて
5年ほど前によく
「スケベニンゲン」に行かない?
とおやじギャグを飛ばしまくったものです。。。

ココは1年に1回10月だったかな?
松本楼みたいに凄いことやってくれますね。
100色を100円で?だっけな。

普段はまっとうなお店です。
名前は失念しましたが玉子の黄身を乗っけた
玉子かけパスタが出来たり、
ピリ辛ミートソースがあったりしますね。

全体にボリュームが多いので夜食べに来たときには
最後のアイスがまたてんこ盛りだった記憶がありますです。
アイスは初耳です (甚平)
2007-01-23 19:48:50
mymyzuさん

こんばんは。甚平です。

100食¥100にアイスが大盛り。

知りませんでした。

ホールに出てるイタリア人のおじちゃんが好きで
結構嫌いじゃないお店なのでした。

電話予約なんかする際にはお店の方が
「スケベニンゲンです」なんて出るのですかねぇ?

夜のメニューも立地にしては格安なので
行ってみようかと思っています。
冗談かと思いました~。 (Ibucium)
2007-01-23 22:25:22
すけべにんげん、ひらがなで書くと
生々しい、更に、漢字交じりだと
ますます、生々しい店名でござりますな。
カタカナなら、何とか受け入れられそうです。

それにしても、焼きパスタ、
どうやって作るのかしら??
知りたいなぁ~。

Unknown (マグロ君)
2007-01-24 09:53:55
何これ~新しい~!
固焼きソバみたいなスパゲティー?

美味しそう!

ぽちっと!
難しそうです (甚平)
2007-01-24 14:02:20
Ibuciumさん

こんにちは。甚平です。

家庭であそこまで綺麗に焼きを入れるのは
中々できないのではと感心しながら
食べさせていただきました。

また、お店の名前はアルファベットが
一番自然に受け入れられました。

探せばもっと変わった名前のお店が
ありそうですよね。
結構いけてました (甚平)
2007-01-24 14:05:04
マグロ君

こんにちは。甚平です。
同僚が食べた日本酒入りの
スープパスタはイマイチだそうですが、
私が食べたフリッタータとやらは
中々いけてました。

ところで新宿のお魚屋さん。

こそっと教えて欲しいなぁ~。
スヘッフェニンゲン (mymyzu)
2007-01-24 14:12:54
読みからしてドイツ化っ!
と思ったらオランダ化っ!でしたよね。
うろ覚えですが現地では
スヘッフェニンゲンだかシュヘッフェと
発音するらしいです。

ドイツでもうひとつ思い出させるのは
有楽町ガード下のドイツパブ
「BARDEN BARDEN」
ここのジャーマンポテトには若い頃やられました。
思わず、「ご飯持ってこーい!」
と言いたくなる濃ゆーいお味。。。

ああぁぁ。よだれがデスクの上に。。。
ドイツ料理といえば・・・ (甚平)
2007-01-25 15:22:57
mymyzuさん

こんにちは。甚平です。

BARDE BARDENは
一度お店に入りかけたのですが
満席で未遂に終わったお店でした。

私のドイツ料理の行きつけは
市ヶ谷にあるPORKというお店。

実は2年前にオーナーが変わってしまってから
居心地が悪くなり随分と足が遠のいて
しまってはいるのですが・・・
Unknown (Kyoko007)
2007-12-03 08:30:41
甚平さん、おはようございます~♪
師走に入りましたね~、今週もよろしくです。

さて、こつこつと甚平さんのブログを読んでいて

スケベニンゲンを発見。
このお店未だあったのですね~~。
銀座につとめていた頃度々ランチで利用したのですよ~


20年以上前に.....笑


当時の記憶ではオイルの香りに癖のある
パスタのお店でした。時々無性に食べたくなって
通ってましたね。


偶然! (甚平)
2007-12-04 18:37:04
Kyoko007さん

こんばんは。甚平です。

Kyoko007さんも銀座務めをされていた
時期があったのですね。

私は今の青山一丁目の粗食ぶりに
銀座に恋焦がれる毎日を送っています。

寒いのでお体にはご自愛を。

それでは

コメントを投稿