銀座の甚平喰い倒れ日記

甚平を愛するサラリーマンの食生活を綴った日記。銀座界隈を中心に東京の美味しいお店をご紹介。

築地 にこみ屋にて「チゲ鍋」をいただきます

2007-04-25 13:11:54 | 銀座・築地 和食・寿司・海鮮

4月だというのに寒くなったり暖かくなったりと
今年の夏まで冬のような異常気象になってしまうのではと
本当に心配になってしまう。

今日は夜の部のお話を少々。

築地小学校の向かいに
提灯に照らされた
にこみ屋という文字があるので行ってきた。



真っ暗で申し訳ない。

お店を追い出された後に写真を撮ったので
提灯もすでに片付けられてしまった。

お店の中は15名程で
一杯になってしまうような
こじんまりとした感じ。

ヒソヒソ話にはもってこいのお店なのだろう。



店名の通り煮込みと和食中心のツマミを
焼酎やビールでやらせてくれる。

ツマミの方は数が少ないとはいえ
家庭的な味が多い。

不思議なことにお店のマスターは
昔はフレンチをやっていたということなのだが
和・仏の親和性はどのへんにあったのだろうか?



トマトは素材自体はまずまずなのだが
塩がそれにも増して良くなくケチを付けていた。

写真にはないが明太子も
色のキツイ解凍ものを使っているので
最初の鶏とがんもの煮物の上品な味と比べると
こちらのお店を使う際には火や手を加えたものを
頼むのが良いのかもしれない。



肉だんごは可もなく不可もなく。

雰囲気が落ち着いたお店なので
銘柄焼酎やとびっきりの一品がないお店でも
話は自然と弾んでしまう。



厚切りチャーシューは正直に不味かった。

豚の一番嫌な匂いが残った一品で
こういうものには調味料が
必要になってしまう。



ニラたっぷりのチゲ鍋は
私が幼かった頃の昭和50年代のわが家に
あったようなどこか懐かしい金鍋に入れられていた。

キムチ、白菜、豚、ニラ、豆腐。
相性の良いものだけで煮込んでいるので
不味くなりようもない。



ニラがしんなりしたところでいただくと
やはり文句のつけ様は無い。

店名の所以たる煮込みの方も
追加で注文させていただいた。

もつは下処理がしっかりしていれば
少し冷めても美味しく食べられる。
熱々をいただくのが一番美味しいのだが
判断しやすいのは温度が下がっても食べられるもの。



こちらのもつ煮は
飛びっきりではないものの
臭味はしっかりと消えている。

飯好き、酒好きには
物足りないお店なのかもしれないが
話好きにはもってこいのお店。

そんな印象だった。

ご馳走様でした。

にこみ屋
〒104-0045
中央区築地2-14-2
℡03-6226-6777
12:00~14:00
18:00~23:00(L.O.22:30)
日曜祝日定休

甚平満足度 ★★★☆☆
甚平満腹度 ★★★☆☆

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