今日は先に言い訳をさせて欲しい。
豊洲に行くのに乗り換えた駅がたまたま月島で
気が付いたら月島の街を数年ぶりに歩いていたのだ。
ランチにもんじゃ焼き。
考えてみれば人生初の経験かもしれない。
月島の街はだいぶマンションなんかが増えてはいたが
小道に入るとご覧のような昔ながらの
下町景色が飛び込んだりなんかして
情緒はまだまだ生きていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/86/35503402702dc3d0baa5ce3399757160.jpg)
14時を回っていたのもあるのだが
平日の昼の月島のもんじゃ街は
見ての通りの閑散ぶりだった。
実は月島で食べるのは今回が3回目。
店の検討も付けていなかったので
こんな時間でも少しでも人が入っているお店を
熱心に探させていただいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/d7/bb4316a76beace1c7fd6bbc1d40e757a.jpg)
足を止めたのはおかめ本店。
この時間で10組もの御客が
舌鼓を打っている訳が知りたくて
このお店に決めることにしたのだ。
ちなみに団体客でなく個々のグループで
10組なのだから驚くのも無理もないのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/58/a5cdbc38de681b0f5d3055ac928ca5b1.jpg)
私の大好物はピザ・タコス・お好み焼き。
最近は広島風ばかりを食していたので
ウォーミングアップに豚玉を。
それから食後のデザート変わりに
もちチーズ明太もんじゃと言うこれでもか!
と言わんばかりのこてこてもんじゃを
注文させていただいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/35/e288e3a93fa5a77af1d3594e7103ecfb.jpg)
まずはお好みちゃんを。
私はお好み焼きを焼く際には
写真のような2度返しで焼く。
名前の通り好きな物を入れて
好きなように焼けば良いのだが
どうしても毎回毎回2度返しにしてしまうのだ。
焼く際のこだわりは
決して生地を押さえつけないこと。
ゆっくりと、じっくりと
厚めに鉄板にのせた生地に火が通るのを待ち
丁度1回転。裏2回に表を1回焼いて火を落とす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/31/55f52a89c55ce94fe6f6837655161b35.jpg)
豚の肉がこんな按配になったら
ソースと3連ノズルのマヨネーズ。
この店はおかかは置いていないので
青海苔で仕上げて行く。
この3連ノズル。
前にも言ったが考えた方は
おたふくソースの社長の次に感謝状を送りたいほど
お好みを美味しそうに仕上げさせてくれる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/5b/56b6546bd59a65b51441272e367f5365.jpg)
焼きあがったところで
鉄ヘラをザクッと入れると
ご覧のような感じになる。
我ながら上出来だ。
バクッとやると・・・
うん旨い。
ヘラで押し付けないと
生地のふわふわ感が全然違う。
もちろん生地を混ぜる際にも気は揉むのだが、
表面はサクッと、中はふわっと。
ハフハフやるならこんなのが良いのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/81/ac4c6bdfd92782e1a1b30933b1a27fd7.jpg)
お昼のランチとして食事をする以上
お好みだけで矛を収めようかとも思ったのだが、
こちらのお店にはごはんがなかった。
こちとられっきとした江戸っ子とは言え
ごはんのないお好みはその魅力も半減。
お好みもおかずだし、
焼きそばですらおかずだと
思っているごはん好きの辞書には、
もんじゃの街でもんじゃを食べずに
帰るべからずとあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/66/8f770b39134c1528dd25b33869b1e998.jpg)
もんじゃの焼き方は
小学生の頃に教えてもらった手順を
そのまま遵守している。
まずは具材を炒めて
生地に味が足されていなければ醤油やソースで味を足す。
炒めた野菜で土手を作り
中心に生地を半分流し込む。
生地の色が変わったら
土手ごと崩してグチャグチャにし、
再度土手を作り直して残りの生地を注ぎ込む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/9a/2fc0b28ed9b000f6837968c660598428.jpg)
同じ手順で生地の色が再び変わったら
鉄板中にもんじゃを広げて出来上がりだ。
チーズが熱で溶けた姿。
これまた堪らない。
小ベラで鉄板の淵にもんじゃを押し付けて
焦がしてパクつく・・・
いつ食べても旨いのだが・・・
麦の汁・・麦汁が飲みたい。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/06/cf19c3d522516199fbdaa04010358496.jpg)
どういう顛末かはご想像にお任せするのだが
やっぱり昼飯にもんじゃは喰うもんじゃない。
ダジャレのようになってしまったが
間違いない事実だった。
このまま夜の深い所まで
食い続けたい衝動を抑えるのが
どんだけ辛かったのかご想像いただけるだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/73/a82f8094baca1bf919318ad7e8ebb3ae.jpg)
さてさて、このお店。
どれもが¥1,000以上という
完全に観光地なお値段だった。
確かに30年前とは異なるのは当然のことなのだが
お好みやもんじゃは庶民の食べ物だ。
他のお店はどうなのかは知らないが
こんな相場で観光地を月島がやってしまったら
老い先短いと心配になってしまった。
名所としてながらえるのならば
お考えあそばせ。
ご馳走様でした。
おかめ 本店
中央区月島3-17-3
TEL03-3533-0951
月~木 17:00~25:00
金 17:00~27:00
土 11:00~27:00
日祝 11:00~25:00
年中無休
豚玉 ¥1,000
甚平満足度 ★★★☆☆
甚平満腹度 ★★★▲☆
もちチーズ明太もんじゃ ¥1,500
甚平満足度 ★▲☆☆☆
甚平満腹度 ★★☆☆☆
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・・・ あっ、ありがとうございます。・・・
それでは明日もお会いしませう