銀座の甚平喰い倒れ日記

甚平を愛するサラリーマンの食生活を綴った日記。銀座界隈を中心に東京の美味しいお店をご紹介。

新宿 ル・モンドにて「ヒレステーキ」をいただきます

2007-11-05 20:19:52 | 新宿

ちょいと前にも日本海でとれる魚が
随分と南国化してるなんて話をしていたのだが、
週末に実家で食べた今年最後のもどり鰹を見て
温暖化の波をまざまざと見せつけられてしまった。

鰹は普通は10月まで。

冬には再びお目見えするこの魚。
すぐにはなくなったりしないだろうが
行く末が本当に心配になってしまったのだ。



今日の昼時は中野にいたのだが
久しぶりに佐世保バーガーでもと思っていた企みは
ものの見事に打ち砕かれてしまった。

要するにやってなかった。

仕方なく乗り換えついでの新宿まで戻り
次なる獲物に切り替えたのだが、
今日はどうしても肉な日だった。

体のだるさを肉っ気が正してくれるだろうとの
短絡的な思考回路はステーキの王様を名乗る
ル・モンドへ一直線と弾き出していたのだ。



ル・モンドは新宿駅西口の
ヨドバシカメラの脇っちょだ。

前回はリブロースをご紹介しているのだが
今日は厚切りステーキの次に好きな嫁の好物。
ヒレステーキをいただくことに。

ちなみに以前はごはんに不満があったので
大盛りはライスでなくポテトにさせていただいた。



血の気が欲しくて肉屋に行ったのだから
当然レアかミディアムレアで
頼んだのだろうと思われるだろうが、
何故だか私の口はミディアムと動いてしまった。

こちらのお店のヒレステーキは
メニューの中では1番お肉の量が少ない110gだ。

嫁や大山のぶ代さんがこのヒレステーキを好むように
女性客の注文はこいつを目にすることが多いのだ。



柔らかなヒレ肉にベーコンを巻いたこの姿。

こいつを5個も食べれば当分はお肉もいらないのだろう。

こちらのお店。

お肉以外の付け合せや肉の上のバター、
前回洋風なようで和と表現したソースなどは
どのメニューも変わらないので巻末の前回の日記で
ご確認いただきたいのだが、今日は2つの変化を
見つけてしまった。



1つ目はライスだ。

前回ここのお米はあまり良くは無いと言ったのだが
新米だからという点を差し引いても
今日の加減は素晴らしかった。

ポテトを大盛りにして腹の足しにしたのだが
こいつならばライスも大盛りにしておけばと
思うほどの按配だったのだ。



2つ目はサラダのドレッシング。

前回はよくあるイタリアンドレッシングと言ったのだが
どうもビネガーを体が喜んでいる。

体がアルカリを求めている時は
普段酢の物なんかを食べない人で際
ぱくぱく食べてしまうような変化をもたらすのだが、
どうやら体のだるさは肉ではなく酢を求めていたようだ。



表面はしっかりと。
中面は少しだけ桜色の残るヒレ肉に
ベーコンを添えてパクリ・・・

旨い。

酢だけではない。私の体は前言撤回で
やっぱりお肉も求めていた。

ソースにもほんのり酢の気があるので
今日の私の体調にはぴったりのランチだった。



私にとって110gという大きさは
ガソリンスタンドで¥1,000だけ
ガソリンを入れてもらうような行為だと判ってはいるのだが
何度か通ったこの味を今までで一番旨く感じてしまった。

美味しいご飯をご馳走様でした。

ステーキの神様 ル・モンド
新宿区西新宿1-16-11
TEL03-3343-7728
11:00~15:00
17:00~22:00
日曜定休

ヒレステーキ ¥1,300
(ポテトの大盛り¥100増しを含む)

甚平満足度 ★★★★▲
甚平満腹度 ★★★☆☆

⇒ ル・モンドのリブロースステーキの巻
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・・・ あっ、ありがとうございます。・・・
   それでは明日もお会いしませう