銀座の甚平喰い倒れ日記

甚平を愛するサラリーマンの食生活を綴った日記。銀座界隈を中心に東京の美味しいお店をご紹介。

東京大丸 リコロにて「牛ロースステーキ丼」をいただきます

2007-11-16 14:19:35 | 東京・大手町・日本橋・京橋・三越前・竹橋

随分と更新が滞ってしまって申し訳ない。

平日。更新がないのは仕事に没頭しているサイン。
温かく見守っていただければ幸いだ。

実は昨日の「はなまる」で大丸のリニューアルを
特集していたのを見て、大手町に行ったついでで
噂の新店をチェックしてきた。

大手町から東京の八重洲口までは
近いようで中々の距離。

10分程のウォーキングを
ビルの谷間などを眺めながら満喫させていただいた。



やってきました。東京大丸。

こちらのお店。

エントランスの真横にJRの改札が控えるだけあって
1階フロアーは普通の百貨店が化粧品売り場なのとは一線を画した
全てがスイーツフロアなのだ。

噂を聞いた際には随分と思い切ったなぁなどと
関心だけが先行していたのだが際に目の当たりにすると

なるほど。理に叶っている。

駅に行くついでにお土産を買ってもらう。
はっきりとしたメッセージだった。



できたばかりの店内だけあって
清潔感はもちろんのこと品の良いお店に仕上がっていた。

フロアー面積はとても小さい。

ちょうど新宿伊勢丹のメンズ館なんて言い方をすると
ピンとこられるのかもしれないが、
フロアー全体をあっという間に
見渡せてしまうような面積なのだ。



逆に面積の小ささを高さでカバーしている。

地上13階のお店をエスカレーターで登ると
すんごく高い所まで登ったなぁと感慨にふけってしまう。

「はなまる」では
フランス3ツ星レストランの紹介をしていたのだが
私はもう少し長生きしたい。

ランチに¥3,000は許されないだろうと
違うお店を探すことにしたのだ。



一番驚いたのが上下の写真だ。

上はトイレのエントランス。
そして下はトイレ内の写真だ。

目の前に東京の街を見下ろしながら用を足す感覚。

まるでしょんべん小僧にでもなったように
出るものも全て出きってしまう気分にさせてくれるのだ。



下の写真はレストランフロアに設けられた喫煙所だ。

こちらも空港のエグゼクティブフロアーのような上品さで
私のような庶民でも気軽に高いところに登った気にさせてくれる。

時間は11時30分とランチには少し早めに行ったのだが
オープンしたてのお店だけあってすんごい人だった。

しかも大丸の客層である年配者で・・・



13階、12階のレストランフロアーを見回し、
目に付いた海鮮鉄板焼きのリコロというお店に決めた。

どのお店も目新しさと期待感に
目を輝かせた年配の方々が列をなし、
その並びの中で頼むべくメニューを考察する。



こちらのお店のランチメニューは

シーフードカレー ¥1,400
牛ロースステーキ丼 ¥1,600
ハンバーグ ¥1,500だったかな?
それから約¥3,000のスペシャルミールが並んでいた。

実はゴン太と一緒だったのだが
出した答えはゴン太はカレー。
私はハンバーグ。
牛ロースステーキ丼は小鉢を貰って
シェアしようということになった。



およそ15分程だろうか?

鉄板を目の当たりにできる
カウンター席に通され食事を待つことになったのだが・・・

お店は上手く回っていない。

睨みを利かせた店長だけが
水が出ていないテーブルなどに気付いていたが
オーダーにしろ水にしろ中々こないことに
大抵のお客が苛立ちを隠せずにいた。



私の席の目の前には
オレンジを漬け込んだサングリアが置かれていた。

スペインで覚えたこの食前酒。

疲労のピークもあり一杯だけと
一緒に注文してみたのだが、
最初にやってきたものはサラダだった。



そのうち来るだろうと
サラダに手を付けることにしたのだが、
結末から言えば忘れられていた。

サラダはランチの価格に
見合うだけの素材は使っていた。

ただし、ここでもエクスキューズが。

店長の魚屋バリの大きなお出迎えの掛け声。
こいつを目の前で食事中にずーっと浴びせつづけられるのは
気の弱い私のようなサラリーマンでは
胃潰瘍になってしまいそうだ。



コンソメスープも仕事はきっちりしていた。

中には数種類の野菜が入れられており
胃の中に優しく入ってくれた。

私がスープを飲み終えた頃
ゴン太の方にはカレーがやってきた。

食べはしなかったがボリューム的には
男性向きではないこじんまりとしたものだ。

客層が客層なだけあって
年配者が腹八分目の設定なのだろう。



続いて牛ロースステーキ丼を
予め小鉢2つにして持ってきてくれた。

わんこそばかと一瞬目を疑ったがしょうがない。
こいつを20杯注文してしまったら2万円コースだ。

ハンバーグを見て足りなければ
他所で腹の足しはすればよい。



こちらがリコロの牛ロースステーキ丼だ。

小鉢2つに分けてもらっているのでお肉は3切れ。
ごはんは一口で頬張れそうな按配だった。

まずはお肉を一口・・・

和牛だろう。
銘柄を謳わないのは理由があるからだろうが
ポン酢ににんにくの香りを少しだけつけたような
和風ソースが少々キツイ。

肉の匂い消しなどする必要はないので
純粋にソースが強すぎるのだ。



ごはんの方に箸を進めて
こいつを丼で提供してはいけないことに気付かされた。

まるでごはんにポン酢を
ぶっかけて食べるような按配だ。

久しぶりに苦しい食事にありついてしまった。



量が量だけに苦しいなりにも
瞬時に通り過ぎてくれたのだが
ゴン太の食事も全て終わり器も取り上げられ、
結局は私のハンバーグは来ず仕舞いだった。

主任格のフロアーリーダーに
確認を取ったのだが嘘はいけない。

今やっているというハンバーグは
目の前で焼かれたものの中にはない。

結局入っていませんでしたという始末だったのだが
デザートには口を付けずにお店をでることにした。

前にもこんなことがあったのだが
結局のところこういった事態は
私は店員ではなくお店の教育が悪いのだと思っている。

オープニングまで間もなく、
エイヤで開店したのだろうが、
1度や2度のミーティングだけでは
評判を落とすだけなのだろう。

1ヶ月もしてこなれてくれば
全然違ったお店になるのだろうが
こういった事態に店長が飛んでこないようなお店には
明るい将来はない。

店長。是非改善していただきたい。

ご馳走様でした。

大丸 シーフド鉄板焼きRICOLO(リコロ)
〒100-6701
千代田区丸の内1-9-1 大丸12F
TEL03-3287-2230
11:00~23:00

牛ロースステーキ丼 ¥1,600

甚平満足度 ☆☆☆☆☆
甚平満腹度 ▲☆☆☆☆

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・・・ あっ、ありがとうございます。・・・
   それでは明日もお会いしませう