ジャポネの横綱が食べたくなりインズ3へ急ぐ。
時間は11時50分。
うまくいけば行列に加わらずにすむのだが、
残念。今日は既に30分待ちコースであった。
あきらめてインズ2の地下を探検。
前々からしずったお店をいくつかチェックしていたのだが、
最近特集の多い「涙そうそう」につられ
沖縄料理店「いいあんべえ」(銀座IN沖縄)に入店。
森山良子さんも好きなのだがBEGINは心の師匠。
特に「島人の宝」は島国日本の第2の国歌にしたい程なのだ。
懐かしいようで新鮮なランチメニューのつくりに見入っていると
「そば」のことを「すば」と書いてあるのに気づいた。
沖縄では「すば」というのだろうか?
「タコすばジューシー」が気になってしまい
決め台詞の大盛りで注文をした。
タコライスのそば版であることは容易に想像できるのだが
何をもってジューシィなのだろうか?
こちらのお店の内装はオーナーの趣味なのだろうが、
大人の駄菓子屋的な楽しさで溢れている。
出番待ちの泡盛たちが不思議と
また来たくなるような雰囲気を醸し出している。
お店の人と飾ってある魚拓について談笑していると
お目当ての「タコすばジュ-シィ」がやってきた。
見た目はひき肉のないタコライスだ。
レタス、キャベツ、トマトにチーズとマヨネーズに青海苔。
見た感じはそれ以外見当たらず野菜の園を掻き分けると
中からひき肉、すば、小さく切り刻んだラフテーとかまぼこが現れた。
野菜の量に圧倒されながらも箸をすすめる。
上層部のマヨネーズとチーズのコンビネーションは
ビックマックの味と一致した。
ソーキがフットチーネのような食感で
ちょっとしたパスタを思わせる。
旨い。
「すば」には「スパゲッティ」もかけているのだろうか?
食べ進めてゆくうちに想定外のものが・・・
なんとごはんが姿を現した。
タコすばだけでなくタコライスもとい
タコリゾットも同時に楽しめてしまうのだ!
一心不乱に今度はスプーンを走らせる。
到着時にスプーンがついているのを
不思議に思っていたのだがこういうことであった。
この料理は何を隠そう、とにかくすごい!
タコライス・タコすばをメキシカンの延長や沖縄料理と
捉えていた概念が完全にぶっ壊された。
ジューシィな野菜がたっぷりと入っているので
通常大量の水分が沈殿するのだが、
それを踏まえてダシ汁の味付けがされている。
野菜から落ちた水分で、食事が佳境に差しかかる頃には
頃合の良いリゾットが出来上がっているのだ。
フットチーネな感覚といい、
まるでアレンジしたイタリアンをも彷彿させる。
お見事な料理にご馳走様でした。
いいあんべえ(銀座IN沖縄)
電話: 03-3562-0978
住所: 東京都中央区銀座西2-2 銀座インズ2 B1
定休: 日曜
タコすばジュ-シィ ¥900(大盛り¥100を含む)
甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★★☆
人気blogランキングへ
グルメブログランキング