銀座の甚平喰い倒れ日記

甚平を愛するサラリーマンの食生活を綴った日記。銀座界隈を中心に東京の美味しいお店をご紹介。

伊勢の「赤福」をいただきます

2006-09-06 18:40:45 | 旅歩き(国内・海外で食べる)

同僚が大阪出張から帰ってきた。

「どうだった?」

仕事の話ではない。

新大阪駅の新幹線乗り場で扱っている
「赤福もち」を無事に買えたかどうかの確認だ。

同僚には時間によっては売り切れてしまう場合もあるので
難波の地下にある売り場も伝えていたのだが、
新大阪で無事に身柄を確保できたそうだ。



私と赤福の付き合いはかれこれ20数年。
初めて食べたときのこしあんのキメ細やかさに
完全にやられ、大阪土産でもなんでもない、
伊勢のお菓子を大阪に行く人行く人にお願いしている。



皆さんも経験済みだろうが、会社へのお土産として
一番扱いにくい部類に入るのも赤福の特徴だ。

1つずつ盛り付けるのには面倒くさく、
たいていはたらい回されてぐしゃぐしゃになった
あんこの残骸に埋もれた赤福に食欲をそがれ、
本来のポテンシャルを引き出せないまま
みんなに食べられて行く。



未来の天皇陛下誕生の日に赤福をいただく。
さらに特別な食べ物に格上げされた気分だ。

おじいちゃんになっても食べ続けたい
素敵な和菓子にご馳走様でした。

赤福

甚平満足度 ★★★★★
甚平満腹度 ★★☆☆☆


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銀座 ダルマサーガラにて「南インドカレー」をいただきます

2006-09-06 14:27:16 | 銀座・築地 カレー

カレーなどのスパイスの効いた
食べ物を口にした際に、頭の毛穴が
開くような感覚を受けることがある。

そのように感じるのは私だけではないはずだ。

今日は丁度毛穴を開きたい気分で、
行ったことはないが評判の良い
南インド料理レストラン
ダルマサーガラ(Dharmasagara)に行ってみた。



場所は銀座方面から晴海通りの万年橋の交差点を左折。
以前紹介した「油林鶏」の川け田(いけだ)の30m程先。
こちらの看板が目印だ。



階段から2階へ登る。
共有スペースを装飾してしまっているのが
なんとも素晴らしい。



扉が2つあり、突き当りが飲食店。
右手の扉はチベット密教のギャラリーだそうだ。
チベット密教に関しては全く無知そのものだが、
インテリアとしては趣のある品々が並んでいた。

スペシャルランチミールスの但し書きにある
「おかわりライスが1杯つきます。
けっこうなボリュームです。」という言葉に
誘われるがままに注文してみた。

こちらのカレーはチキン、マトン、野菜、キーマ、
日替わり野菜、日替わり肉の6種類の中から
それぞれのメニューに応じてカレーを1~3種類選択する。

チキンとキーマを注文した。



パパドという揚げ煎餅とプーリーというナンに近いパン、
ポリアル・クウトゥという野菜の付け合せにサラダ、
ラッサム(タイ料理でよくあるすっぱめのスープ)が
ライスとカレーの他につく。



ポリアル・クウトゥ

黄色いのは豆で、全く辛くなくインド料理にも
こんなにあっさりしたものがあるのかと感心した。



ラッサム

このすっぱいスープがだめだと
東南アジアへの旅行は控えたほうが良いだろう。
ミャンマーにしろタイにしろこの味のスープは
必ずと言って良いほど、どこの国でもでてくる。



キーマカレー

後から来る辛さだった。
念願かない完全に毛穴が開いた。



日本人のイメージするキーマカレーよろしく
ごはんにのっけてみた。



こちらがチキンカレー。

マイルドな味わいだ。
鶏肉塊がスープの中に4つ入っていた。



おかわりライスで
同じように盛り付けてみた。



お隣が丁度インド人と思われる4人組で、
見よう見まねでパパドとプーリーを漬して食べる。

ナイフとフォークの使い方は親から習っても
インド料理の食べ方は教えてもらえなかった。
近い将来は家庭教育の一環でインド料理の食べ方を
教える家も出てくるのではと思うほどインド料理屋が
増えたように感じる。

余談だが、どなたか水餃子の食べ方を
ご存知な方がいたらこちらも教えていただきたい。

タンに醤油を入れて食べるものなのか?
醤油皿でたべるものなのか?
そもそもタンは飲んでも良いものなのか?
水餃子を食べるたびに葛藤しながら結局醤油皿で食べている。



お水も銀器ででてくる。

肝心のお味の方は、正直に旨い。
インドに行ったことはないのだが
日本人向きに調味していないような感触を受ける。

とにもかくにもご馳走様でした。

南インド料理レストラン
ダルマサーガラ(Dharmasagara)

中央区銀座4-14-6銀座エイトビル2F
℡03-3545-5588

スペシャルランチミールス ¥1,300
(おかわりライス1杯つき)

甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★☆☆

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築地 魚竹にて「鮭といくら丼の親子セット」をいただきます

2006-09-06 10:49:44 | 銀座・築地 和食・寿司・海鮮

今日のランチは魚。
界隈屈指の評判店「魚竹」へ。

こちらのお店はご兄弟で切り盛りしていることから
私の周りの人間は「魚竹」のことを「兄弟魚」と呼んでいる。

時間は12時10分。

いつもなら店内外を含め、
昼飯を待つ人だかりができているのだが
タイミングが良かった。待ち時間なしで入店だ。



いつもは「鮭と中オチ」¥1,200を頼むことが多いのだが、
とんと口にしてない「いくら」を無性に食べたくなった。

「銀鮭焼きと生いくら丼の親子セット」¥1,200を
決め台詞の大盛りで注文。



いくら丼に銀鮭の焼き、酢の物、新香、味噌汁がつく。



いくら丼はいくらの量が少ないのでは?と思うなかれ。
このくらいで丁度良いのだ。

こちらのお店は魚が旨いこともさることながら
なんと言ってもごはんも旨い。

あまりいくらが多すぎるとせっかくのごはんが
ビチャビチャになってしまう。

好みの分かれ目のような気もするのだが
たとえ吉牛でも汁ダクでは絶対に頼まないのが甚平流だ。



思い出すだけでもよだれが出てくる。

旨かった。



銀鮭はこんな具合だ。



皮の裏に凝縮された旨みが堪らない。
食べないで残す人もいるそうだがもったいない。

纏めてランチメニューにしてくれれば、
毎日食べに来てしまうほどの大好物だ。



このしらす和えの酢の物がこれまた旨い。

さすがに季節料理を名乗るだけあって、
付け合せから味噌汁にいたるまで、
1つ1つの仕事がとても丁寧なのだ。



例えばコレ。

銀鮭の身に串を入れた跡がある。
鉄串で中まで火が通るようにしているのだろうか?
それとも焼くきが甘いところに、身を崩さないようにしながら
火を小回りよくコントロールするためだろうか?
尋ねはしなかったが少し見回すだけでその丁寧な仕事振りが
垣間見られる。

お財布にもやさしく美味しいもんを食べたいときには是非。

ご馳走様でした。

魚竹
東京都中央区築地1-9-1
TEL 03-3541-0168
11:00~14:00 17:00~22:00
土日祝休
(築地警察の角から歩いて数十メートル)

銀鮭焼きと生いくら丼の親子セット ¥1,200
(大盛り無料!)

甚平満足度 ★★★★★
甚平満腹度 ★★★★☆

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