集合日

今日は、雪組さんのお稽古集合日でした。
音月さんと美海ちゃんに加え、花帆さんと詩風君が退団発表・・・ええぇっっ！？
花帆さん。８５期が一番たくさん残っていた雪組さんから、また一人、ご卒業なんですね・・・。また、淋しくなります（泣）。
そして、詩風君。先日のバウで、いろいろたくさん楽しいことをしてくれて、ともみんのランベルト先生とあれこれ遊んでくれて（笑）、しかもともみんとお誕生日も一緒☆ということで、とってもよく覚えた若手さんだったのに・・・（涙）。
ともみんの雪組大劇場デビューではありますが、ご卒業される方々のことも、しっかりとお見送りしたいですね。

さて、ようやく発表になった、「ＪＩＮ」の配役。
ともみんのお役は千吉・・・火消しのお兄さん！ハッチさんの新門辰五郎のもとにいる・・・ってことは、またハッチさんといろいろ絡ませてもらえるんですね～♪
江戸時代の医療物と聞いてたので、医者系なのか武士系なのかと思ってましたが、仁さんに治療してもらう町人役と来ましたか☆火消しといえば、チャキチャキ江戸っ子ですね～。威勢のいい役となれば、すんごくともみんで想像できます（笑）。
ネットでちょっと調べてみると、威勢はよさそうだけど、もしかしてちょっとドジ？みたいな気も何となくしないではない千吉さんなんですが（違ってたらすみません／爆）、でも、せしるちゃんのお駒さんといい感じらしいので、めっちゃ楽しみです♪♪久しぶりに、恋人のいる（できる）役だ～！！

それにしても、ものすごく役が多いですが・・・どれくらい、エピソードを詰め込むんでしょうねぇ？
ざっとした感じでまとめると、音月さんの仁の周りが、まっつさん、コマちゃん、彩凪君あたり。ちぎちゃんの龍馬の周りが、ほっくん、キング君あたり。敵対系？が、がおりちゃん、咲奈ちゃん、煌羽君あたり。
町人の中では、ともみんとせしるちゃん、大ちゃんとあゆちゃん、それとまっつさんとさらさちゃん？、がカップルなのかな？
・・・果たして１時間半で、収まるんだろうか？（汗）
あとは、齋藤先生の脚本次第。正直、私は齋藤先生とは相性があんまり・・・なので（苦笑）、どうかよろしくお願いします～～～と祈るのみです（爆）。

今日は、キャトルでブックマークの発売日☆仕事帰りに、早速キャトルへ買いに走りました（爆）。
ともみんのブックマークは、ランベルト先生♪このスーツと白衣の感じからすると、チェーザレさんの治療をしてるあたりのシーンでしょうか？

そして、キャトルへ寄って思い出しました（苦笑）。
今日は宙組さんの初日！かなめ君、そして宙組の皆さん、おめでとうございます☆
新しい宙組で、しかも「銀英伝」、どんな感じなのかは、９月の帰省の際に観れたらいいな～とは思いますけど、あとは時間の都合のタイミングかな。

いやぁそれにしても、宙組パンフに田中芳樹さんが載ってたり、初日ご観劇～とニュースに出てたり・・・それはいいから、早く「アルスラーン」の続きを書いて！！！！！と思ってしまうのは、やっぱり私も田中さんの小説が好きなんですよねぇ（爆）。

明日は、お昼にマッサージの予約を入れてるのと、そのあとはまさお君のロミオを観劇。
先日一度観て、かなり面白かったので、また観れるのが楽しみです♪

ともみん茶覚書

楽しかったあのお茶会から、もう半月以上経っちゃいましたが。
とりあえず、覚えてることだけでもメモメモ。

ともみんは、お約束の（？）白衣でのご登場♪
「チャオチャオバンビーノ」を歌いながらの入場で、最初から一気に盛り上がりました☆
組替えした雪組さんで、充実した毎日を楽しく送っておられる様子のともみん。
青年館の楽屋は小口に分かれてて、ともみんはせしるちゃんと二人部屋。そしてその部屋に、毎日ひっきりなしに誰かしらがやってきては、楽しい一発芸を見せて行ってくださるのだとか。
上級生下級生問わず、いろんな方が来て下さるそうですが、中でもとっても楽しいのは、まゆみ姐さんだそうで。
裏カルテでは、ランベルト先生の相手役でもある奥様（笑）。あるときは「織田信長」、あるときは「落ち武者」と、いろいろ姿を変えては、楽屋に遊びに来てくださるそう。
ともみんも、楽屋だけでなく袖でも、出番を終えて戻ってくるちぎちゃんをお出迎えで、和んでもらおうと楽しくいろいろ工夫しておられるそうです。
そうやって楽しく自由にさせてもらってる半面、これからちゃんと雪組さんの伝統もしっかり引き継いで行きたい、とお話されてたともみんのお言葉が、とっても嬉しかったです☆

ランベルト先生あれこれ。
白衣の着こなし。既製品ではなく、あくまでも舞台用に作っていただいた白衣なので、歩いていてめくれ上がったりしないよう調整したり、腕を動かした時に背中のラインが崩れたりしないように補正したり、こだわって作ってもらったのだとか。
ちなみに、白衣の胸ポケットには、３本のペンを入れてるそうです。しかも、１本はライトも点くらしい（笑）。本格的ですね～。
ニーナちゃん事件のシーンの時だけ、ランベルト先生は白衣をシャツごと腕まくりしてますが、それにもちゃんと意味があるそうで。
直後のソロ歌、石田先生から「振付は自由にしていいよ」と言われたので、怒って感情をオープンにするランベルト先生を表現するのに、ネクタイを緩めたりしてみたら、「じゃあ腕まくりもすれば」と言われたんだとか（爆）。
それと、忙しい中をマネージャーさんに呼び止められて、余計に苛立ってる風情を出すのに、腕まくりしてたほうがいかにも忙しい最中に見える、という効果もあるとのこと。
お芝居のこだわり。常に、フェルナンド先生とランベルト先生との関係の、‘双曲線’を意識しながら演じておられるそうです。
立場や感情が離れている時。限りなく近づいてはいるんだけれども、決して交わらない位置。その後また歩いていく道が違ってしまい、遠ざかっていくさま。
それを、出番の前に常に意識するように心がけているのだとか。
・・・ただ流れを勘だけで掴むのではない、そういったきっちりとした組み立てにも基づいた、ともみんのお芝居のバランス感覚に、ものすごく感動しましたね！！
あ～そんなともみんのお芝居が、好きだぁぁ♪♪

ゲームは、もちろんお医者さん！（笑）
用意されたものは、大きなサイコロが二つ。片方には、注射器とか聴診器とかいろんな名詞が書かれていて、もう片方には、する、打つ、当てる、等の動詞が書かれていて、
ともみんとゲームの参加者とでひとつずつ転がし、名詞と動詞がピッタリ当てはまった人には、その行為をともみんがお医者さんになってして下さる、というもの（大爆）。
いや～、面白かった！（笑）
上手く当たった数名の皆さまの、患者さんとしての演技力もさることながら、ちゃんとお医者さんになりきって診察して下さるともみんも、可笑しいったら♪
いつもいつも、本気で私たちファンと一緒に遊んで下さるともみんが、可愛くて楽しいですよね～☆

今回、会場が横長のスペースで、ステージも横長だったんですけど、その端から端まで、何度も往復しては楽しいお話やパフォーマンスをして下さったともみん、２回公演の終了後だというのに、元気一杯、パワフル！
近くを通ってくださった時、ふわっと漂うフローラルで華やかな香りに、きゃあぁぁ～♪♪とドキドキ☆
最後に、フィナーレナンバーから「アルディラ」を歌ってくださり、うっとりと聴き惚れました♪

なんかもっともっといろいろあったはずなんですが、印象的だったのはこんな感じでしょうか。

白薔薇の君

春日野先生の訃報が、飛び込んできました。
つい先日も、岸さんのニュースを聞いて驚いたところだったのですが。
ここ数年は、ニュース映像などでチラリとお見かけするのみで、私はナマでのお姿を拝見する機会がありませんでした。
でもやはり、春日野先生の日本舞踊の優美な舞姿は、初めて宝塚を観た子供の頃から、とりわけ印象深いものでしたね。
松を背景に舞われた、麗しい公達姿。子供心にも、なんて綺麗なんだろうと思いました。
あれから、２０余年・・・。
宝塚の至宝と謳われた白薔薇の君の、ご冥福をお祈りいたします・・・。

マイブーム

バリィさんのサイトを覗いてみると、東京新橋に、愛媛＋香川のアンテナショップを発見。バリィさんグッズも扱っているそうな。
ＵＦＯキャッチャーの人形も登場したらしく、現在のところ四国周辺がメインらしいですけど、そのうち全国区で進出してくれないかなぁ。
少し前、中野でもくまもんＵＦＯキャッチャーがブームで、旦那がわさわさと取ってきてくれましたが、もしかするとそのうち、そのくまもんに並んでバリィさんが鎮座してるかもしれませんね（笑）。
公式サイトは、壁紙ダウンロードも自由。ずいぶんゆるいサイトですね～（笑）。ゆるキャラだからか？
すっかり黄色いモフモフに癒されてますが、俄か愛媛県人では、今治弁がよ～わからんので、バリィさんのしゃべってる言葉を読んでると、横から旦那に修正されます（苦笑）。旦那は今治じゃないけど、愛媛弁は使えるらしい。

モフモフのおかげでまったりしちゃってますが、まだもうひとつ宿題が残ってますね（爆）。
ともみん茶レポ、覚書だけでも何とかまとめなきゃ。あ～んなことや、こ～んな発言、せっかくだから、忘れないうちに記録しとかないと。
８月３１日を目前に、あわあわと宿題をやってた学生時代を思い出します・・・（苦笑）。

そういや、「るろ剣」の実写映画の公開が始まってます。
・・・観に行くべきか否か。迷うなぁ。恵さんも観柳もいるのに、蒼紫さんはいないのね。でも斎藤はいるんだな。

雑記

今日、旦那宛に荷物が届きました。
中身はバリィさんＴシャツ（爆）。
道後温泉のお土産屋さんで、欲しがってたのにサイズが売り切れていて、無念の涙を呑んだ・・・そのリベンジでネット注文したらしい。
バリィさんＴシャツを着て、ご満悦でございました・・・。
我が家はバリィさんのミニブーム中。どうもこの丸くて黄色いモフモフが今治弁をしゃべってるのが、癒し系でほっこりします。
ポーズのパターンが決められたひこにゃんと違って、バリエーション豊富なのも、見ていて飽きないですね。

今日は夕飯も早めに済んだので、溜まった新聞から歴史記事をピックアップする作業。
７月から２ヶ月近く積み上がってた新聞を、ごっそりと片付けました（苦笑）。
でも、ただでさえ遺跡記事等の少ない東京。オリンピックで、さらに皆無。ま、しゃーないですな。

９月の両槻会定例会、ようやく申し込みました。
行くつもりで予定を立ててるのに、肝心の申し込みがなぜか後回し・・・いつもすみません（汗）。
９月は「光の回廊」イベントに合わせた日程。普段はなかなか夜の飛鳥をうろうろするなんてできないので、イベントのお手伝いもあるとはいえ、いつもと違う飛鳥を見られるのが楽しみです。
一度だけ、行ったことはあるんですけどね。お祭りの村内を、一人でぶらぶら、夜の飛鳥探検気分で面白かったです。

先日、母からメールで、本薬師寺跡のホテイアオイの記事の写真が送られてきました。
記事によると、今年はかなり綺麗なのだそうで。
ここ何年も行けてないなぁぁ。あの一面のホテイアオイも、また機会があれば見に行きたいです。

日帰り名古屋

サエコさんの「アニー」を見納めてきました。
大楽は来週の富山ですが、さすがに行けないので・・・。
でも、行ってよかった。大阪よりさらに深くなった舞台で、ほろりと泣けました～。
サエコさんグレースの表情を観ているだけで、思いやり深くて、愛情に満ちていて、切なくて、じ～んと来ます・・・。
あぁだからサエコさんのお芝居が好きなんだ～と、改めて、思う。
今日のアニーちゃんは、菊池愛ちゃん。明るくて元気なだけじゃない、淋しさや健気さも抱え込んで、必死に前を向いて生きている、その一生懸命さがとっても心を打つアニーちゃん。このアニーちゃんと出会えたのも、今年の「アニー」がより感動的だったひとつの理由でもありますね。
サエコさんのお芝居と、ものすごく相性の良いアニーちゃんでした。

サエコさんの次の舞台は、１０月の明治座。
後半が雪組さんとぶつかってるので、あわあわなんですが（苦笑）、何とかバランスを取りつつ、行きたいと思ってます（爆）。

これでようやく、８月の予定は全て終了。
暑い中、倒れもせず、無事に全部こなしました（爆）。
９月は～、１週目週末、月組。２週目週末、月組＆星組全ツ。３週目週末連休、帰省して両槻会＆星バウ＆宙組？４週目週末、今のところなし。最終週末、花組。
やっぱりなんだかんだと埋まっている（苦笑）。
その合間に、山種美術館だって行かなきゃ。結局バタバタなんですよね。

最後にひとつ。
岸香織さんの訃報を聞きました。
岸さんといえば、「歌劇」誌の「聞いて頂戴こんな話」ですね。
舞台でも、本当にいろんな役で楽しませていただいてました。
ご卒業されてから、どうされてるのかな～？と思ってはいましたが。
ご冥福をお祈りいたします。

お好み焼き

今日、久しぶりにお昼過ぎまでゆっくり寝て、部屋の片付けをして、夕方買物をしてから、旦那と近所にお好み焼きを食べに行ったんですが。
東京ではなかなかお目にかからないお好み焼き屋さん。
もんじゃ屋さんとか、広島焼きとかなら見かけるんですけど、ちゃんとした大阪のお好み焼きを焼いてくれるところって、案外少ないんですね。
一度渋谷で、大阪のお好み焼き！と銘打って、広島焼きを出してるお店に入ったことあります（爆）。
近所に１件だけあるお好み焼き屋さんは、メインはもんじゃ焼きらしいですけど、ちゃんと大阪のお好み焼きも焼いてくれるので、ちょくちょく食べに行ってます。
で、今日。さすがにこの猛暑の中、熱いお好み焼きを食べに来る人は少ないようで、お店が空いてたんですね。
私と旦那が座った席の斜め後方に、入ってきたお客さん。若い男の子二人だったんですが、東京の子だったらしく、お好み焼きの焼き方が・・・ヘン（爆）。
いや、そりゃ～私たちも、自分たちで上手く焼く自信がないので、お店の人に焼いてもらってますが・・・その男の子たちは果敢に自分たちで焼こうとして・・・しかし焼き方が間違っている（大爆）。
カップの中身を半分だけ、ぐちゃぐちゃと鉄板に盛り上げ、それをいじりつつ、半焼けにもかかわらず、ひっくり返し、まだ白っぽいのにソースを塗り、塗ってから小さく切って、そのひとかけらずつをひっくり返しながら焼けるのを待っている・・・。
こらこらこらこら～～～っっ！！・・・と叫びたかった（苦笑）。
こちとら、粉もんにはうるさい関西人。あんなお好み焼きの焼き方＆食べ方をしたらアカン！！
男の子たちは、残り半分も同じように半焼けのまま食べ、私たちより先に出て行きました・・・。
これで、お好み焼きって美味しくないなんて言うなよ、こらぁぁっ！！（爆）

私がこれまで食べたお好み焼きのお店で一番だったのは、やっぱり梅田三番街にあった老舗のぼてぢゅう。
物心ついた小さい頃から、ず～っとそこにあったのに、２年ほど前に閉店してなくなってしまいました・・・。
そのお店の年配マスターさんは、これぞ大阪のお好み焼きのプロでしたねぇ。
手際よく、ガッガッガッと焼いてくれて。モダン焼きのソバの焼き具合もちょうどよくて。
お好み焼き通らしきお客さんが、お友達の外人さんを連れてきて、そのプロな焼きっぷりを見せて、カメラで写真撮ってたこともありました（笑）。
あ～あのマスターさん、閉店して引退しちゃったのかなぁ？（淋）

あ、ちなみに近所のお好み焼き屋さんは、‘モダン焼き’は存在しません。追加のトッピングメニューに‘お好み焼き用そば’と書いてあるのみ（苦笑）。・・・そっかぁ、‘ミックスモダン’とか‘イカモダン’とかは、大阪の言い方なのかぁ～。

お好み焼き、家で焼こうと思うと準備も大変だし、上手く焼くのってやはりなかなか難しいので、東京へ来てからやったことないんですけど（実家では親がたまに焼いてくれましたが）、関西人としては、お好み焼きは定期的に食べたいよなぁと思います（笑）。

明日は、日帰りで名古屋へ。
サエコさんの「アニー」、見納めてきます。

ポニョ

ついつい、放映を見てしまった・・・。
「ポニョ」を見ると、いつもチキンラーメンが食べたくなる（笑）。

気がつけば、高校野球も終わってしまい（一応「熱闘甲子園」はできるだけチェックしましたけど）、どこぞのチームは最下位のまま置いてけぼりをくらい、「清盛」の録画がかなり溜まっている・・・。
部屋の荷物も山積みです。明日は一日、おとなしく部屋の片づけをしよう・・・。

花組さんの次の作品が発表されましたね。
なななんと、「オーシャンズ１１」ですってぇぇ！？
えぇぇぇっ！？一帆さんも、みわっちさんもいないのに、ラスティやベネディクトは、どなたがやるんですかっ！？（大爆）
・・・これは、「太王四神記」の花→星並みに、改変して作り直すのか？でも、ハリウッドがこれ以上の改変にＯＫを出すのかな？（汗）
・・・やはり９９周年、一筋縄ではいかないラインナップ（爆）。次の宙組さんも、何の作品が回ってくるか・・・。
しかし、１本立て続きなのは淋しいですね。ショー作品も観たいなぁ。

月組新公

今日は、またまた仕事帰りに新公を観劇。
新公担当は岡本先生。私は初めて・・・なのかな。
「ロミ＆ジュリ」の新公は、こういう構成でやる、という形があるんでしょうか。仮面舞踏会のシーンから始まって、あとはほぼノーカット。確か雪組の新公も、そうだった気がする・・・。新公パンフに、著作権許諾についての注意書きがあるのも、珍しいのでは？
構成もですけど、細かい演出も、わりと本公演を踏襲してたような。ジュリエットがロミオの仮面を持ってバルコニーで歌ってたりとか。

たまきち君のロミオ。２日前に、まさお君の子供なロミオを観たばかりのせいもあるのか（笑）、たまきち君はちゃんと成長した若者のロミオでした。
でも・・・何だろう、落ち着いて見えるからなのか、優等生過ぎちゃうのか、恋をした若者らしい勢いに欠けるというか、ちょっとこじんまりとまとまってる印象。
たまきち君は背も高いし見栄えもするのに、ゆったりとした落ち着き感のほうが勝ってしまって、溌剌としたキラキラ感がもっと欲しいですね。
前回の新公のプリンス・チャーミング、デイヴィッド王子は、大人の粋さと、優等生を演じる王子の窮屈さが、上手くハマって魅力的だったんですけど。
歌も、丁寧に歌い過ぎちゃって、上手いんだけど、ぶつける思いの激しさみたいなものがもっと伝わってきて欲しいです。
・・・まぁ、最初に飛び込んでいくべき、「いつか」と「世界の王」のナンバーがごっそりないのも、気持ちを盛り上げるには大変だろうと思いますが。
みゆちゃんのジュリエット。初々しく、可憐で愛らしい、ジュリエットらしいジュリエットですね。
きちんと丁寧に気持ちを積み重ねたお芝居で、素直な感情がよく伝わってきました。
本役のちゃぴちゃんが、体当たりの勢いと現代的な持ち味で、わりとリアルな今時の女の子っぽいのと対照的な、クラシカルなお姫様らしいジュリエットでした。

煌月君のティボルト。狂気よりも生真面目さが先に立った、まともな青年に見えました。キレやすいようにも、喧嘩っ早いようにも見えない、普通の青年な感じ。
マーキューシオとの争いも、キレたというよりは、正面から堂々と受けて立った、みたいな風情。
う～ん、やっぱり幕開きの「ヴェローナ」のナンバーがないのは、ちょっと勿体ない。そこで一気にモンタギューVSキャピュレットの憎み合いをテンションアップできるはずなのに。
面白かったのが、輝月君のベンヴォーリオ。ロミオやマーキューシオよりも年上で、一番冷静に周りを見てるのがすごくわかるお芝居。かといって冷たいのではなく、あたたかさと包容力のある丁寧なお芝居をする子ですね。
ロミオとジュリエットの結婚に困惑しながらも、徐々にロミオの言葉に耳を傾け、ロミオに共感するようになっていく、その流れが手に取るようにわかりました。
ティボルトとマーキューシオが争い始めた時も、最初、考え込むように座り込んで、じっと冷静に様子を眺めている、その風情がやたらカッコよくてびっくり。
マーキューシオの朝美君と同期同士、ちゃんと親友の絆もあり、ロミオのこともちゃんと思いやっている、そのあたたかさが頼もしい、そんなベンヴォーリオでした。
朝美君のマーキューシオは、対照的に剣呑でちょこまか動く、やんちゃ小僧。いつも突っ走るのをベンヴォーリオが抑えて、いいコンビだろうとちゃんと思わせる二人組。
「マブの女王」も聴きたかったな～。

‘愛’と‘死’のダンサーはそれぞれ、隼海君と鳳月君。
抽象的というよりは、むしろ擬人化された存在感があって、面白かったですね。
特に鳳月君は、ヘビみたいにロミオにまとわりついたり、ヴェローナの人々に取り付いて、一人でも多く死へ引きずり込もうと、虎視眈々と狙っているような動きと表情。
‘愛’の隼海君も、恋人同士を見守る妖精か女神みたいな雰囲気で、‘死’という悪と争ってるようにも見えました。
月組のリアルっぽさを逆手に取ったような、こういう解釈も面白い。

キャピュレット卿の貴澄君、すごく歌が上手い！！
みらちゃんのキャピュレット夫人、貫禄充分。「憎しみ」のナンバー聴きたかった！
乳母の晴音アキちゃん、丁寧で愛情深い。初演星組のれみちゃんの乳母をちょっと思い出しました。
ロレンス神父の華蘭ちゃんは、相変わらず手堅い。

月組さんは、若手さんたちまで職人系が多いですね。個々の個性を観てるとすごく面白いんですが、もっと弾けてキラキラするような華やかな子が、たくさん出てくればいいなぁと思います。

「双曲線」楽覚書

あの盛り上がった千秋楽から、もう１０日も経っちゃいました・・・。
とりあえず、忘れてしまわないうちに、メモ書きだけでも。

アドリブ。
タカラヅカニュースで映像も流れましたけど（笑）、マタニティのシーン、ランベルト先生はムラと同様に、最後に赤ちゃんを抱いてポーズ♪
奥様との診察シーン。
ちゃんと、差し入れにいつも通りドーナツの箱を持ってきた奥様。
何もしないの？と思ったら、「うつ伏せに～」と指示したランベルト先生に、「先生はどちら向きがお好き？」（笑）するとランベルト先生、ニッコリと「うつ伏せが好きです♪」
「寝る時は？」「うつ伏せです」「今は？」「うつ伏せです！」・・・まゆみ姐さんのたたみ掛けも、動じないともみんも、どちらも楽しかったぁ♪
チャリティーコンサート。
いつもなら、張り切って反り返る奥様を、がっしり支えるランベルト先生ですが・・・なんと、千秋楽では、逆～っ！！（大笑）奥様が支えて、ランベルト先生が反っている！！（爆）
なかなかもとの姿勢に戻してもらえず、ジタバタするランベルト先生が可笑しかった～！
そして、ようやく解放してもらい、腰をさすりながらバーカウンターへ歩いて行ったランベルト先生の後ろから、ベルナルド君がギターの注射器を突き刺してました（笑）。
ダンスを褒められた奥様は、「ゆうべ、憧れのニジンスキーと一緒に踊る夢を見たのよ～♪♪」
ニーナちゃん事件。
タカラヅカニュースで映像が流れてましたね。
マネージャーに無理を言われて怒ってるランベルト先生。そのランベルト先生に、マネージャーさん、ムラと同様、ニーナちゃんの写真を２枚差し出しました！しかも片方を指差し、「この隣りに映ってるの、私なんです♪」と自慢げに（笑）。
するとランベルト先生、その２枚の写真をじっと見比べ、マネージャーさんが映ってないほう（だと思われます）の写真を自分のポケットへ！「じゃ～よろしく～」とマネージャーさんが行ってしまった時も、もう１枚は手に持ったまま。
そこへ、フェルナンド先生が入ってきて「何かあったのか？」と訊かれたランベルト先生、「あさって、パーティーに出たいそうです・・・ハイ」とフェルナンド先生に写真を渡すと、しれっとした顔で受け取ったフェルナンド先生も、その写真をポケットへ！しかも、「僕はニーナの性格をよく知っている」と台詞を言いながら、ポケットから再度写真を取り出してみせる余裕っぷり！！（大笑）
真顔でお芝居を続けたともみんも、ちぎちゃんも、ブラボーでございました♪♪
・・・隣で見ていたあんりちゃん、さぞムヒムヒだったろうと思うと、ごめんなさいねぇぇぇ（苦笑）。
その後のマネージャーさん、ニーナちゃんの病室から退出する時に、ムラと同様、自分が鬘をかぶって「私が代わりに映画に出ちゃおう～！」
クラリーチェさんの手術が無事に成功し、アントーニオ君の退院の日。
お見送りを終えた奥様が、院長を一発殴ったあと、なんと婦長さんまでが、一発・・・どころか、何発も殴ろうとして大暴れな事態に！！（きゃ～ゆめみ姐さん～！？／笑）慌てて後ろから止めに入ったランベルト先生、婦長さんを羽交い絞めに抑えつつ「チャオ～～」（大爆笑～！）
院長も去ったあと、二人取り残されたクレメンテ先生とフェルナンド先生・・・お互いの顔を見合ったまま、しばし絶句！（大笑～～）次のしんみりした台詞を言うまでに、か～な～りの間が空きました・・・（笑）。

もちろん、千秋楽らしいアドリブも楽しかったですが、それ以上だった素晴らしいお芝居！！
クラリーチェさんも、最後にクレメンテ先生やフェルナンド先生への感謝の言葉を述べる台詞、涙で声を詰まらせながらでした・・・。
そして、何よりも、ランベルト先生とフェルナンド先生のシーン。お互いの心をぶつけ合い、でも決して交わることのない二人の生き方と、思いと、切なさ。ともみんも、ちぎちゃんも、遠慮なく力一杯ぶつかり、涙を浮かべながらの、深い深いシーンになりました・・・。
千秋楽に、一番素晴らしいものを観られたという幸せ。本当に、あの空間に立ち会えたことが、この上なく幸運で、最高の、ひと時でした・・・。

フィナーレも、最初の掛け声、ともみんめっちゃ気合入りまくりの、力一杯濃い掛け声でしたね～♪♪いやもう素敵だったぁ♪♪♪

・・・なんか書いてるうちに、また思い出してきちゃった（爆）。
お茶会のことも、ちゃんと覚書にしとかないと～ですね。