月組「ロミ＆ジュリ」

仕事帰りに、まさお君のロミオを観てきました☆
・・・面白い（笑）。
これまでのロミオのイメージを覆すような、おもろ～なロミオですね。
いわば、めっちゃガキンチョ。お子ちゃまなロミオ。
普通、恋をして、愛を知れば、成長していく・・・というような描き方をされると思うんですけど、まさお君のロミオは、最後まで幼い子供のまま。
でも、ある意味、ロミオとしてはそれも正しいのかも。大人の論理が通じないから、突っ走るだけ突っ走って、破滅するんだろうし。
ジュリエットの一挙一動にぴょこぴょこと反応し、ロレンス神父様にはべったりと甘え、本気で怖がって、本気で泣いて。
ロマンチックな恋物語としての「ロミ＆ジュリ」を思い描くと、ええぇぇ！？なロミオですけど、私は、面白かった。
そしてそんなまさお君ロミオを囲む月組メンバーが、やはり月組なのがまた面白い。
リアル系というか、雑然としているからこその、リアル感がある。
初演の星組さんが、幻想的にロマンチックで現代的な「ロミ＆ジュリ」だったとすれば、雪組さんはクラシカルな原点の恋愛物の「ロミ＆ジュリ」で、それと比べれば、月組さんはリアルな現代劇っぽい。個々のキャラのお芝居もリアルで、だから‘愛’と‘死’のダンサーが、却って浮き上がらない。幻想要素は、あまり必要ないんですよね。月組の場合。運命とか、抽象的なものに象徴される必要がなく、個々のキャラクターの生き方で、必然の結末がある。
昔、月組と星組で「ウエストサイド」を上演した時を思い出します。
月組がとてもリアルで、ただひたすら観ていて重かったのと対照的に、星組はロマンチックな恋愛劇になりました。カラーの違いでもあるし、お芝居のやり方の違いでもあるんでしょうね。
まさお君ロミオの、子供で、だからこそリアルな現代的怖さみたいな感じと対照的に、みりお君のティボルトが、超二枚目だったのもまた、面白かった。
ヘンかもしれないけど、このバランス、意外に収まりがいい。私は、このバージョンかなり気に入りました♪
ちゃぴちゃんのジュリエット、ムラよりずっと歌も上手くなりましたし、まさお君のロミオに、似合ってました。いつまでも子供のままの男の子と、やっぱり恋をすると大人な母性の芽生える女の子。それもまた、リアル。

一応、まさお君のロミオと、みりお君のロミオ、あと２回ずつ観る予定なので、またじっくりとそれぞれの面白さを楽しみつつ観たいと思います。

帰宅

夏休みが終わりました…。
土日含めて9日間、きっちり三等分に、ともみん3日、田舎帰省3日、実家帰省＆サエコさんと宝塚で3日。
長いようで、あっという間でした。
はぁ～明日から仕事だぁ…。
でもまだ予定は終わってない。
月組と、新公と、そして最後の名古屋がある（爆）。
宿題（？）の、ともみん茶＆「双曲線」楽レポもありますし（苦笑）。
まだまだ、ランベルト先生については書きたいことが一杯あります☆
次の公演までしばらくありますし、ぼちぼちと語って話を引っ張るテもあるな～なんて（笑）。

花組観劇

今日は午前中は実家でのんびりと過ごし、午後から花組さんを観て、その足で東京への家路につきました。

谷先生の星の王子さま。
…んむむ、これは、「星の王子さま」を読んだことのない人には、理解不能なんじゃ？（汗）
どこまでがサン＝テックスの話で、どこからが星の王子さまワールドかの区別がつかないんじゃない？
私だって、昔読んだイメージしかないですが、そのイメージがあるから、あ～これは星の王子さまだ、とわかるんだけど。
無理にリンクさせてサン＝テックスの人生と被せようとした分、却ってサン＝テックスの生き様の部分が見えにくいんですね。
谷先生、何を描きたいんだろ？？と思ってしまった（汗）。

蘭トムさんのサン＝テックス。
サン＝テックスと星の王子さまの世界を、自然に行き来してて、今どっちなのかと思ってしまうような、不思議な存在感。
蘭トムさんらしい兄貴な冒険野郎のサン＝テックスを、もっと脚本でしっかり描いてあれば、リアルなサン＝テックスの悩みや苦しみや希望が、どう物語世界に投影されてるかのメリハリがあって、共感しやすくなるのになぁ。
ランちゃんのコンスエロ。
二人の愛憎の描き方が中途半端で唐突なので、最後の和解に到るまでの盛り上がりが今ひとつ。
そもそも、コンスエロの投影が星の王子さまなのか、薔薇の花なのか、どっちかに統一しない？谷先生？
ランちゃんの王子さまは、台詞のひとつひとつがはっきりとよく伝わって、ちゃんと王子さまでした。ストンと、あ～王子さまだ～って思いましたもん。

一帆さんのギヨメ。
サン＝テックスの親友としてすごく描かれているわけではないのに、ちゃんと親友に見えるところは、さすが同期の成せる技。
でも、ギヨメがなにゆえキツネなのか。…ん～あの台詞を言わせるためだけにしても、ちょっと唐突感がぬぐえない。
それこそ、やっぱりちゃんと「星の王子さま」を読み直さないと、わからないのかなぁ？

「復活」のとき、ムラで観て何かもやもやとしていたものが、東京で一変、素晴らしいお芝居に深化していて感動したので、今度もまた東京でもう一度観て、納得できたらいいなぁと思います。

ラテンショー。
いや～久しぶりに花組のショーを観た～っ♪という気分（笑）。
ガンガンオラオラな花組らしい濃さが満載で、お芝居のもやもやも吹き飛びますね（爆）。
みわっちさんが、今回でご卒業なんて信じられない…（淋）。
蘭トムさんと、一帆さんと、みわっちさんと、三人で踊ってるのを観て、この並びを観られるのは最後なんだ…としんみり。
オラオラ花組ダンスの中にあって、ひとり星組ダンスをバリバリ踊ってたキキちゃんにウケました（笑）。
キキちゃんとりりかちゃんが、元気に花組で頑張ってる姿に、ほっこり。
みーちゃんも、独特な濃いダンスでガンガン踊ってて素敵♪
息つくヒマもない、怒涛のような華やかなショーでしたね☆

大雨洪水警報

いや～、今日はすごい大嵐で、びっくりでした。
昼過ぎに、旦那の実家へご挨拶に行ってたら、急に曇って雷が鳴り出した（汗）。ついてたテレビの高校野球の画面にも、大阪市内大雨洪水警報なんてテロップが出たから、これはヤバイと、お話を切り上げてすぐ辞去したんですが、これが正解。
駅に着いて、電車に乗ったとたんに、一気に滝のように雨が降り出した！
雷もピカピカドシャドシャ落ちるし、ひぇぇぇ…（驚）。
大阪駅に無事戻って、今度はサエコさんを観るためにドラマシティへ移動しようとしたら、なんと茶屋町一帯が川のように水に浸り、通れない…。
こんなに冠水してお店にまで水が入り込む勢いだなんて、初めて見ました。
でも、立ち往生してたら開演に間に合わない！
意を決して、靴のまま足首まで水に浸かりつつ、劇場まで道路を渡りましたよ～（爆）。
いやはや、大変な目に遭いました（汗）。

それだけの苦労をして観た「アニー」は、とっても良かった♪
今日のアニーちゃんは、菊池愛ちゃん。
健気で一生懸命で、そして少し大人びた雰囲気のある子。
相手の意を汲み取って、ひとつひとつしっかりと反応するアニーちゃんなので、より一層心が伝わります。
それに対したサエコさんのグレースも、慈しみ深いというか、健気なアニーを気遣い優しく見守ってる感じ。
まったく違う二人のアニーちゃん、それぞれに違うお芝居のグレースさん、だからサエコさんのお芝居が好きなんですよね～♪

明日は夏休み最終日。
ムラの花組さんを観てから、東京に戻ろうかな～と思ってます。

夏休み雑記

観劇以外でのいろいろ。

その１。バリィさんブーム。
愛媛のゆるキャラ、今治のバリィさんにハマった（笑）。
別に今治に行ったわけじゃないんですが。
田舎でお散歩がてら立ち寄った郵便局で、バリィさんのフレーム切手をお土産に買ったら、それを眺めているうちに妙に愛着が湧いてきました（爆）。
丸いモフモフ感と、とぼけた顔、あれこれしゃべる今治弁。
バリィさん柄の今治タオルを買ったり、いよの助さんと親子（？）でストラップを買って、バリィさんは自分で、いよの助さんは旦那に付けさせました。
この黄色い真ん丸いモフモフが、昨年ゆるキャラ人気投票２位だったのもわかる…。
バリィさんを付けてると、なんかにわか愛媛県人になった気分です…（笑）。

その２。愛車。
愛媛ではレンタカーでウロウロしたのですが、実家に戻り、前の職場へご挨拶に行くのに、愛車ピノちゃんに乗りました。
やはり乗りやすい。
慣れた運転感覚で、慣れた車体感覚で、慣れた道を走るのがいかにラクか。
久しぶりに通ると、あちこち工事で様変わりした道もありましたが、10年も走り慣れた道。快適なドライブになりました。

その３。ちぎちゃん。
実家で、スカイステージの「探偵SAGIRI」をチェック。
時代劇バージョンなSAGIRIさん、きゃ～「るろ剣」みたい♪
ちぎちゃん、剣心やったら似合いそうだな～なんて。
いやしかし、そうなるとともみんは？
左之、斉藤、蒼紫…う～ん、イメージが違う（苦笑）。
ともみんは、なんといっても先月の「SAGIRI」のポーカーが素敵だった♪また東京に戻ったら見よう～っと☆

「双曲線」の千秋楽や、ともみんのお茶会も、まだ余韻の残るうちにメモっとかなきゃ。
夏休みの宿題な気分ですね～（笑）。

久々「アニー」

サエコさんの「アニー」、５月の東京以来の観劇。
今日のアニーちゃんは松田亜美ちゃん。
子供らしく明るく元気一杯なアニーちゃんに、サエコさんグレースも、感情表現が自然でストレート。アニーちゃんと一緒に笑って弾ける、素敵なグレースさんでした♪
何より、ウォーバックスさんに向ける想いの深さが、目の表情に溢れ出ていて、その切なさにほろり…。

東京よりも自由度を増したサンディー君。
アニーちゃんが呼んだときはきちんと来てくれましたが、それ以外に出て来るときは、なぜか勝手に花道のほうへ行こうとする（苦笑）。
アニーちゃんが連れ戻しましたけど（笑）。
…でも、むくむくのでっかいワンコなサンディー君を観ていて、ついつい、ともみんはサンディー君と遭遇したら逃げてっちゃうんだろうなぁ～なんて思ってしまった（爆）。大きさに関わらず、ワンコが怖いのはどうしようもないですもんね…（汗）。

久々に、サエコさんのお芝居を観て、すごく安心したというか、あ～やっぱりサエコさんのお芝居が好きだ～とほっこりしみじみ思いました。

明日は、菊池愛ちゃんのアニーで観てきます。またタイプの違うアニーちゃんなので、サエコさんのお芝居も変わりますから、楽しみです☆

無事に帰着

今日は、道後温泉のお土産屋さんをぶらぶらして、駅で坊ちゃん列車に遭遇したのを激写し、松山駅に戻って休憩して、松山から再び岡山まで特急に乗って、岡山からは18切符で帰ってきました。
この三日間のハードスケジュールで、旦那と妹さんもかなりお疲れ模様。
それでも比較的元気に動き回ってた私って、やっぱり普段からのハードスケジュールに慣れてるのか（爆）。

実家に着いてまず、雪バウ千秋楽のタカラヅカニュースをチェック☆
きゃ～ともみん～～♪♪
あの素晴らしい千秋楽を思い出して、うっとり…♪
まだまだ余韻は残りそうです。

明日は、前の職場にご挨拶に顔を出しに行ってから、サエコさんの「アニー」を観に行ってきます。

道後温泉

今日は道後温泉泊まり。
無事に到着。



宿に荷物を置いて、ぶらぶら散歩に出ると、ちょうど駅前のからくり時計が動いてました。



近くの湯築城跡（道後公園）の展望台へ。
中世河野氏の城跡と聞いてキラーン☆だったんですが、同行の旦那は登ること自体イヤでブーブー文句。
でも、案外見晴らし良くて、松山城まで見えました。



お宿は露天風呂もあって満足。久々の温泉でゆったり。
お食事も美味しかった♪



旅館のロビーで披露されてた、水軍太鼓。すごい迫力でした。

明日は松山へ戻ってぶらぶらしたら、大阪に戻ります。

愛媛～

今日は朝から、各地で大雨の被害が出て大変だったんですね。
そんな中、私は比較的すんなりと愛媛まで到着。
新幹線、私が通り過ぎたあとに、静岡で止まったそうで。
確かに名古屋辺り、すごい雨でしたけど。
うまくすり抜けて愛媛までたどり着いたのは、ラッキーでした。

今日は親戚のご挨拶回り。
明日は少しゆっくりとしてから、道後温泉に移動です。

今日一日、ランベルト先生の面影が頭から離れず。
はぁぁ…素敵だったなぁ♪♪♪

終わってしまった

素晴らしい千秋楽。
最高の舞台。
本当に幸せでした…。
しばらくともみんに会えないのは淋しいですが、もう少し余韻に浸っていたいですね。

ともあれ、明日は早起きして帰省。
千秋楽感想はまた改めて。