趣味の日記

観劇・歴史・小説・漫画などなど、思いつくままの語り日記

今日から8月

2012-08-01 23:20:30 | 観劇
早いもので、8月か~。
暑中見舞いを早く書かないと、残暑見舞いになっちゃう・・・てか、書く機会そのものを逸してしまいそうです(苦笑)。
1週間後には、青年館公演が始まるので、それまでに全部済ませとかなきゃ。

でも、心と頭の中は、いまだにランベルト先生で一杯(爆)。
こんなにも、ともみんの深いお芝居を心ゆくまでじっくり堪能したのも初めてなら、ともみんがあれほどうっとりさせてくれる素晴らしい歌唱を披露してくれたのも初めて。
もう幸せすぎて、なかなか現実に戻れません・・・(苦笑)。

ランベルト先生、ツボどころは山ほどありますけど、私の心を一番掴んで離さないのは、やはりそのお芝居。
ともみんってもともと、私の芝居ツボアンテナにピッタリとはまるお芝居をしてくださるんですが、今回のランベルト先生は、特に最高。
瞳の奥の感情が、ものすごく伝わってくるんですよね。
フェルナンド先生や、チェーザレさんや、それぞれのひと言ひと言に、細かく反応して目の奥の感情が揺らぐのが、とってもよくわかる。
チェーザレさんが手術のあと、中庭を散歩している時の清々しい様子と言葉に、ハッと反応するランベルト先生。
チェーザレさんの遺言を読み上げられて、ランベルト先生への言葉、フェルナンド先生への言葉、それぞれに対して、ふと瞳が反応してる。
フェルナンド先生の部屋へ行った時も、ランベルト先生の目の奥の感情と、フェルナンド先生の押し殺した感情とがぶつかって、ともみんとちぎちゃん、二人とも目と目のお芝居がものすごく強くて深い。
ともみんって、熱くて濃いお芝居をする上に手足も長いものだから、表面的にはややオーバーアクションだったり、大きいお芝居に見えがちですけど、内面はものすごく繊細で緻密なお芝居をされてるんですよね。
その芝居センスというか、バランス感覚が、必ず私の芝居ツボに突き刺さってくるんです。
それに今回、ともみんのお声が、ものすごく幅が広がったというか、トーンや強弱の付け方にいろんな色が出るようになって、より一層、ランベルト先生のキャラや感情の流れが、自然に伝わってくるようにもなりました。
初日から、本当にわずかな期間で、すごい勢いでどんどんお芝居が変化していったのも、ますます目が離せなかった要因。
ひとつひとつの台詞の口調だったり、ちょっとした動きだったり、仕草だったり、こんなにも変わっていくんだなぁと、感動の連続でした。

ランベルト先生のツボどころは、数え上げたらキリがないですが、ちょっとした台詞のトーン、「なんだ?」とか「了解」とか「失礼します」とか、低い声で抑えた口調で言うのが素敵。
かと思えば、明るく高いトーンで、ニッコニッコと話している、そんなランベルト先生も可愛くてたまらない。
フェルナンド先生の部屋で、お酒を一気にあおる、そのときのリアルにごくごくと飲み干してる喉の動きだとか、そのあと、ぐっとグラスを握り締めてる姿も大好き。
もちろん、ランベルト先生の白衣姿も超素敵!長い白衣が翻るその下の、スーツ姿の足の長いことといったら。
超イケメンなスーツ姿ももちろんですけど、一瞬だけのコート姿もやたらと素敵です。
さり気なく腕まくりして、白衣の袖から見えるシャツのめくり具合とかもカッコいいんですが、私が何より気に入ってるのが、その左手首にしている、大きな腕時計!いかにもどっしりと重量感のある大きさで、それがいかにもランベルト先生らしく、そしてともみんに似合ってる!
白衣の広いがっしりした背中も大好き~♪診察室で座って、後ろ姿でずっと奥様の相手をしているその背中がもう、たまらない・・・。
マタニティーのシーンで、「僕じゃ不満なのか!?」と仁王立ちしてるランベルト先生が、でっかくてムッとしててそれが可愛い(笑)。
コミカルなシーンでも、ともみんが楽しんでるのではなく、ちゃんとランベルト先生がそういうことをしている、というキャラがいいですね。初日明けは、そこがまだ若干区別できてなかったのに、後半はしっかりと、ランベルト先生になってました。

フィナーレはフィナーレで、歌って踊るともみんが素敵過ぎ。
千秋楽、ちょうど私の居た席あたりが、視線の固定ポイントだったらしく、バンバン飛んで来る飛んで来る~!ガンガンな視線を強烈にいただき、きゃあぁぁぁ♪♪♪
「アルディラ」では、正面から手を差し伸べて見つめて歌っていただいた(あくまでもオペラグラス越しです/笑)ので、もうドキドキを通り越してうっとりするのみ。ほんっとに、ともみん歌が上手くなりましたよね~。
はぁぁ~・・・至福の時でございました。

バウの濃密な空間での舞台は見納めしてしまいましたけど、今度は青年館の広い空間で、またどんな風にお芝居が変化するか、ものすごく楽しみです。
コメント (2)
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