趣味の日記

観劇・歴史・小説・漫画などなど、思いつくままの語り日記

大阪千秋楽

2008-02-28 23:58:14 | Weblog
何とか日付が変わる前に帰宅。お疲れ様でした~!
「プロデュサーズ」大阪公演、無事に・・・とはいきませんでしたが(爆)、とうとう終わってしまいました。ウーラちゃんに会えなくなるのが淋しいっ!
波乱の多かった大阪公演、最後の最後まで、やってくれちゃいましたね~(苦笑)。
しかも・・・サエコ様っ!ウーラちゃんの朝のお目覚めからのスケジュールが、見事にすっ飛びました(汗)。
「朝のぉ5時にぃ目を~覚める」「5時からぁ6時にぃ・・・歌とぉダンスのぉお稽古しゅ~る」・・・え?と思ったら、続けてウーラちゃん、「9時からぁ11時にぃ~歌とぉダンスのぉお稽古しゅ~る」・・・って、お目覚めの「運動」が吹っ飛んでしまって動揺されたのか、「長~ぁいシャワー」と「ニシンのお食事」が消えてなくなってしまいました(大汗)。
そして、井ノ原君も、冒頭の「キング・オブ・ブロードウェイ」で、1フレーズ歌詞を忘れてすっ飛びました(爆)。
いやはや、皆様かなりお疲れが溜まってらしたのか、それとも千秋楽というのでテンションが上がりすぎてしまわれたのか、最後の最後まで、波乱含みでございました。

・・・そして、我々ファンも、出待ちでサエコさんのお姿を見誤るという失態も(大爆)。やはりBRAVA!での夜の出待ちは、遠い&暗いということで、難しいですね・・・。しかも、直接車に乗られてしまわれると・・・。こんなところで謝っても仕方ないけど、ほんとにごめんなさい、サエコ様(平謝り)。

なんだか怒涛のように過ぎてしまった大阪公演でしたが、また明日から現実が(1日我慢すれば土日だけど)待っていると思うと、気が重い・・・。
レオ君の台詞じゃないけど、「他人のお金を計算したって、自分に分け前が来るわけじゃない!」・・・つくづく、同感です。


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小ネタ

2008-02-26 23:57:30 | Weblog
サエコさんの7月の舞台が発表され、ワタルさんの作品に友情出演。
しかし・・・大野先生でプラトンって???
一応、元ネタになるというプラトンの「饗宴」を調べてみましたが、哲学過ぎてよくわからん(爆)。「イデア論」とかって、中学だか高校だかの社会科でちろっと出てきた覚えはあるけど、哲学は苦手だったからなぁ。
荻田先生ならイメージ湧きやすいけど、大野先生と哲学・・・方向はわかるような気もするし、でもイメージとしては思いつかない。
ところで大野先生、今年は肝心の宝塚ではオリジナルを書く気はないんでしょうか。そろそろ日本物が観たいよ・・・。
しかもそれより、7月は旧暦6月12日(今年は7月14日)の飛鳥参りの時期。それにおそらく、星組「スカーレット・ピンパーネル」の新公ともぶつかる気がする・・・。
私にどうしろと~!?

久々にTSミュージカルのサイトを見に行き、そこから連なるオタケ兄さんこと平澤さんのファンサイトを覗いたところ、なんと平澤さんがブルーミングエージェンシー所属になってる!
サエコさんがそこにいた頃にはまだお名前はなかったので、つい最近のことなんでしょうが。
ちょっとびっくりしました・・・。

どんどん先の予定が決まっていく・・・。買ったばかりの4月始まりの手帳なのに、次々に書き込みが増えるのはなぜだぁ~(爆)。





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「プロデューサーズ」ハプニング

2008-02-24 23:52:39 | Weblog
土日合計3回観てきましたが、実は一番ミスがなかったのは、初日1回目だったのかも(苦笑)。
今日も、皆様お疲れが溜まっておられるのか、台詞を噛む方が多かった・・・。特にベテランの皆様に限って(苦笑)。松金さんや岡さんが噛むとは珍しい・・・。

それよりも、土曜の夜の部の大ハプニング。
最初からコケる目的で作ったミュージカル「春の日のヒットラー」が大ヒットとなり、窮地に立たされたマックスとレオ。ここで、気の弱いレオが先に、2冊の帳簿を金庫から取り出し、自首しようとします・・・が、レオ役の長野君、金庫を開けたとたんに、突然オロオロと焦りだしました。何度も金庫を覗き込み、キョロキョロを辺りを見回し・・・。
なんと、金庫に肝心の帳簿が入ってないのです(大爆)。帳簿がなければ、芝居が続かない!!
異変に気づいたマックスの井ノ原君、「どうした?」とレオに声をかけ、「帳簿はどうした!?ないのか!?」と、こちらもギョッとした様子。2人で舞台上のテーブルやソファをバタバタと探しましたが、やはりありません。
が、そこで井ノ原君、とっさに長野君に向かって、「時間やるから探して来い!!」と叫びました!さすがに長野君もびっくりしたようですが、とにかく帳簿がないと困る!というので、慌てて上手の袖に走って引っ込んで行きました(爆)。
その間、井ノ原君は場つなぎのために居残り、「せっかくここまでうまく行ってたのに・・・」と机に突っ伏し、袖に向かって「まだか!?」と必死。
すると今度は長野君が、上手から下手へと、完全に素の形相で、舞台上を全力疾走で横切って行きました!
それを追いかけるように叫んだ井ノ原君「場をもたせるにも限度があるぞ~っ!!」
そうしてようやく、今度はまた上手袖の奥から、「ありましたぁ~~っ!!」という長野君の声。
お客さんも爆笑の中、井ノ原君もヒクヒクと笑ってるのか引きつってるのか微妙な表情のところへ、帳簿を抱えた長野君が上手から登場~!
一瞬、顔を見合わせたお二人でしたが、長野君、真面目な顔で「自首します!」と次の台詞からお芝居を続けました。今度は井ノ原君のほうが、ホッとしたのか気が緩んだのか、半ば頬を笑いにヒクつかせながら、「帳簿を寄越せ!!」と芝居に突入。いつものように取っ組み合いのお芝居を続けたのでした・・・。

いや、もう、こんな大ハプニング、まずありえないはずで、小道具担当のスタッフさんは大チョンボですけど、こんなこと最初で最後でしょう!ってくらいの珍しいハプニングで、客席は大爆笑の渦でした。ご本人たちは、蒼白だったでしょうけど・・・(苦笑)。
でも、井ノ原君のとっさの判断力と、戻ってきた時の長野君の、真剣そのものな表情でお芝居を続けた腹の据え方には、いたく感心&尊敬いたしました。
これがサエコだったとしたら・・・まず、固まって動けないでしょうね(汗)。

そんなこんなで、波乱の大阪公演ですが、客席のノリは東京よりさらに熱く盛り上がり、さすが‘お笑い’の本場・大阪のお客さんたち、大声で好きなように笑って観ていて、とっても賑やかです(笑)。
公演期間が短いのは、ホント残念。それこそ口コミで広まって、ロングランも可能でしょうに(苦笑)。

サエコさんウーラちゃんは、相変わらず愛らしく天真爛漫、ほんと観ていていとおしい♪
今日はゆうひさんもご観劇にいらっしゃり、昨日今日とで宝塚関係者も何人かお見かけしております。
月組生にもぜひ来て欲しいけど、お稽古中ですもんねぇ・・・。
シアターBRAVA!は、係員さんたちの目が厳しく、ロビーでの撮影やサエコさんの出待ちなど、不自由な点も多々あるのですが(特にジャニーズが絡んでるせいもあるんでしょうが)、ともかくお手紙だけは何とか渡したいというファン心理、サエコさんには伝わっていて欲しいですね(爆)。
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ギリギリ

2008-02-23 23:59:50 | Weblog
日付が変わる前に帰宅。
・・・が、しかし、駅を降りたとたん、一面の銀世界にギョッとしました(爆)。大阪はそこまでじゃなかったぞ・・・。
雨女の私が、よりによって傘を忘れてきた日に~!?
とはいえ、雨ではなく雪ではあるので、帽子もマフラーも手袋も、完全装備だったおかげで、そのまま帰りました(苦笑)。
家の玄関で、コートに積もった雪をパタパタ払いながら眺めた庭の景色が、真っ白で意外と綺麗でしたね~。うっすらと、月も雲間から覗いてましたし。

「プロデューサーズ」初日、1回目の公演は無事に終えた、と思ったら、2回目の夜公演に大ハプニングが!!
出演者は悪くない(笑)。悪いのは小道具担当のスタッフさんだ・・・。フォロー(?)した井ノ原君と長野君、ホントよく頑張りました!もしサエコさんだったら、固まって動けなかったことでしょう(恐)。
詳細は乞うご期待(爆)。今夜はもう、明日に備えて寝ます・・・。

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明日は大阪初日

2008-02-22 23:59:52 | Weblog
「プロデューサーズ」大阪公演、いよいよ始まります!
とりあえず、この土日の公演と、あとは千秋楽の木曜日、合計5回観る予定です。
体力が落ちてるので、あのパワフルな公演を1日2回観て大丈夫か?と若干の懸念はありますが(苦笑)、まぁ楽しくてストレスを感じない作品ですから、大丈夫だろうと楽観してます。
あとは、明日の晩から急に寒くなるとの予報。大坂城のお堀端で出待ち中に、風邪をひかないようにしなくては(爆)。

今夜は明日に備えて早めに寝ようと思いつつ、でもやっぱり今日の「るろ剣」は見とかなきゃ~と思ってしまう、これがイカンのだけどね(爆)。
昨日から、アニメ「三国志」の再放送も、「るろ剣」に続いて始まりました。
きちんとDVD録画していけば、過去の録り溜めビデオを処分できるので、落とさないよう気をつけたいですね(苦笑)。

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疲れが取れない

2008-02-19 23:57:37 | Weblog
ハードな週末が祟ったのか、体力が回復しない。
夜もわりと早めにヘタヘタと崩れるし、仕事が終わったら、まず帰る前に休憩室で仮眠を取る、という状態。
風邪もひきかけたところで、ギリギリひどくなる一歩前で踏み止まってます。喉は渇いてガラガラなんだけど、とにかく週末のサエコさんの舞台がある以上、ここで倒れるわけにはいかない!

暗くて重い「IZO」に、まだ発展途上な若手の花バウ、そして小難しい昭和史の宙組、と立て続けに観て、改めて「プロデューサーズ」のよく出来た作品性と、観劇中&観劇後の幸福感を、すごく貴重なものだと思いましたね。
楽しいし飽きないし、いくらでも観るところがあるし。
気がつけば東京は楽を終え、目の前に大阪公演が迫ってきました。
サエコさんのウーラちゃんの愛らしさはもちろんながら、井ノ原君のダンディなカッコよさもお気に入り。特に「裏切り」のナンバーは大好き。
今回は、初演の時よりも気分的に余裕があったせいか、じっくりと周りを観ることもできて、マックスの部屋に貼られているポスターとか(トイレの中にも一杯貼ってあった/笑)、岡さんカルメンの指先のネイルだとか(笑)、そんなとこまでマジマジ見つめちゃうくらいです(爆)。
ウーラちゃんのお衣装も、初演とは微妙に違うものがあったり。
パンフも、今回の方がいろいろ細かく説明が加えてあって、読みやすいしわかりやすい。
大阪では5回観る予定ですが、5回しか観れないのか~なんて思ったりしてます(爆)。・・・いやいや、それ以上観たら破産してしまう(大汗)。
とにかく、体調だけは整えて、公演中だけは倒れないようにしなくちゃ。

宙組も、今回の作品自体はキライじゃないんですよ。タニちゃんも頑張ってたし(サクラ型の‘たいへんよくできました’スタンプを、ぺたんと押してあげたい感じ/笑)、石田先生にしては比較的真面目に、ギャグを入れるにも考慮してあるみたいだし、トドさんがトドさんらしい役で存在してるし。
ただ、前回のタニちゃんがとっても可愛かったショーを思うと、トドさんと半々でやはり物足りなく感じるのと、陽月ちゃんがいないと、タニちゃんがますます孤高な雰囲気で淋しく感じちゃったりして、観劇後の満足感には何かが足りなく思っちゃうんですね。
先週末にNHKハイビジョンで、前回の公演が放映されましたけど、それを観るとやっぱりすごく楽しいですもん。ショーのタニちゃんがあまりに可愛くて(笑)。
「プロデューサーズ」が無事に終わったら、もう一度くらい、今度はちゃんと体力を回復して、じっくりと宙組さんを観てあげたいな~とは思ってます。


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眠い・・・

2008-02-17 23:54:01 | Weblog
さすがに、2日連続で合計3公演というのは、今の私には体力的にキツかったのかも。
しかも、昨日は月組大劇場のチケット発売で、早朝から並び、今日は今日で、その整理番号が今日の9時半ということでまたまた早起きし、寝不足だったのも要因。

花バウは、真野君のお芝居への姿勢に、月組育ちらしい研究とこだわりが見えて、面白かったですね(笑)。
シメさんの代表作「蒼いくちづけ」。実際に観たことはありませんけど、いかにシメさんが美しく、カッコよく、耽美に演じたかを想像させる作品です。
おそらく真野君は、シメさんの映像を何度も何度も観て、マントさばき、肩のラインの使い方、振り返る仕草、目線、などなど、頑張ってお勉強したのね~と思われてなりませんでした(苦笑)。しかも、一幕はシリアスなゴシック調、二幕は現代のコメディ、ということで、二幕になったとたんの真野君の、活き活きとした細かいこだわりのお芝居は、あ~月組っ子だねぇぇ(笑)。
再演物、しかも小池先生の若かりし頃の作品ということで、やはり脚本としてのテンポは、現代のノリよりもゆったりとして、特に一幕は全体的に間延びした感じ。そういったお芝居に慣れていない、花組下級生メンバーが大半だったこともあるでしょうけど。
二幕の方がまだ、現代調に脚本も手直しされてる分、観やすいし楽しかったです。
次回の役替わりで、生粋花組育ちのまなと君がどう出てくるか、ちょっと興味が湧いてきました。

大劇場は、向かうところ敵なしのトドさんに相対して、タニちゃんもよく頑張った!と思います(爆)。
ある意味、扱うには最も難しい昭和史ということで、かなり石田先生もバランスを考慮したんだろうなぁと。
いつものギャグも、思いっきりやるわけにもいかず、かといって生真面目にやりすぎては却って難解で、石田先生的にも苦しいのでしょう。
きわどいギリギリのライン、というところでしょうか。
まぁ私は実際にその時代を知らないわけですが、うちの親の世代などは、実際に経験している時代でもあるので、そういった視点の違いで、かなり感想も違うんじゃないかと。
経験したからこそ、納得する部分や懐かしく思う部分、思い当たる部分もあるでしょうし、知らない身には、意味が通じないところもあるでしょうし。
幕末とか、その時代を知っている人がすでにないものを扱うなら、いくらでも茶化したり創作したり出来るでしょうが、今回はそこまでできない、というところはありますね。
タニちゃんのマッカーサーは、観る前はどうなるかと思ってたけど、ものすご~く頑張ってた(笑)。ご本人が嬉しそうに張り切って演じてるのがわかるし(苦笑)、実際、朝鮮戦争に関しての日本政府とのやり取りにおいては、元帥としての誇りと風格、一歩も引かない司令官としての信念を、迫力たっぷりに見せてくれました。よくやった、タニちゃん!
トドさんは、もはや全てを凌駕してるので(爆)、何を言うことがあるかという感じ。
客席に、年配の男性の姿が多かったのが、目に付きました。やはりテーマがテーマだけに、興味を持つ人が多いのでしょうか。
ショーは、トドさんとタニちゃんで半々くらい?でも、タニちゃんが常に蘭トムさんやほっくんを率いてるのに対して、トドさんは若手陣を率いてた印象。つまり、若手にお勉強させる、ってことでしょうか(苦笑)。
陽月ちゃんがいないことで、却ってやっぱりタニちゃんの奥さんは陽月ちゃんなんだな~と思いましたね。タニちゃんの現代性とスタイルの良さに付いていくのは、普通の娘役さんだと何か違うんだもん。
お衣装がいろいろ凝ってたのが印象的。フィナーレのタニちゃんのベージュのお衣装が、ものすごくお洒落で凝ってて綺麗だった。お揃いのようでよく見れば、同じトドさんのベージュの衣装は、デザインがちょっと違ってましたね。
しかし・・・蘭トムさんが男役陣を率いて踊った、紫燕尾に金のレースのお衣装、たぶんサエコさんがディナーショーで着てた衣装ですよね・・・??
ラストのパレードも、タニちゃんとトドさんはエンジ色と黒がお互い逆転したお揃いの衣装。
ショーとしてはオーソドックスですけど、まぁ綺麗で華やかなので、観やすいショーではあると思います。

最近、「るろ剣」「篤姫」「鞍馬天狗」「IZO」と、幕末尽くしなので、急に昭和史を割りこませても、頭が上手く切り替えられない(苦笑)。
もうちょっと整理してから、それに体調を整えて、もう一回くらいは観るべきかな、と思います。

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舞台が詰まってる・・・

2008-02-16 23:54:14 | Weblog
「プロデューサーズ」の感想も書けずにいるうちに、今日は新感線の「IZO」を観てきました。
明日は真野君の花組バウと、元気があれば宙組大劇場を観てこようかと。

「IZO」は、「プロデューサーズ」と同じシアターBRAVA!なので、下見も兼ねて(?)観てきましたが、東京フォーラムよりはだいぶ小振りな劇場。でも2階席は高さがありますね。観やすくはありましたけど。
「IZO」は、幕末の人斬り、岡田以蔵が主人公。新感線のいのうえ歌舞伎ではありますが、中島かずきさんの脚本ではなかったせい(?)もあり、ほぼ生真面目な内容。ギャグもほとんどなし。
むしろ、維新の有名人で人気のある、坂本竜馬や武市半平太の、裏側の血みどろな部分を描いてあった印象。以蔵がひたすら、純粋な野良犬のように人を斬っていったとすれば、その以蔵を利用した、武市の非情さ、竜馬のしたたかさなど、対照的ながらもそれぞれに以蔵を上手く利用して切り捨てていった、という視点で描かれてたのが面白かったですね。
立ち回りも、いつものようにカッコよく見得を切るようなものではなく、血みどろで凄惨な生々しさを演出してありました。
ちょうど現在、私が「るろうに剣心」にハマっていることもあり(笑)、なんか頭の中が幕末に染まってしまったような・・・(苦笑)。
宝塚でかしげさんの演じた「竜馬伝」では理解しきれなかった、土佐藩の内情とかも、ようやく納得したというか。
幕末はまだまだ知らないことも多い・・・。

明日は順当に宙組を観られれば、今度は昭和戦中戦後の話だ・・・。
頭が混乱しなきゃいいけど(爆)。



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春のめざめ

2008-02-12 23:52:52 | Weblog
公演感想より前に、まずは観てきた山種美術館の展覧会から。
‘春のめざめ’をタイトルに、新春、早春を題材とした日本画展なので、おめでたい富士山や鶴、松竹梅などを描いた掛け軸が多かったですね。
私の一番好きな奥村土牛の扇画、色紙も展示。梅の扇画はすごくふんわりと綺麗だったのに、絵はがきをやっぱり売ってなかったのが悔しい(汗)。
速水御舟の梅の絵が、ものすごく繊細で美しく、「暗香」というタイトル通り、夜の闇に浮かび上がって匂い立つような梅の姿に見惚れました。これは絵はがきがありましたけど、本物の繊細さと生々しさは、印刷物のはがきでは面影すらないのは仕方のないことか・・・(苦笑)。
おおぉ!!と思わず声に出してしまったのが、松竹梅の掛け軸三幅対。松が横山大観、竹が川合玉堂、梅が竹内栖鳳という、巨匠三点セット。揃って観られるなんて、これぞ眼福。それぞれが描いているものが、それぞれの絵の特性にピッタリはまってる、なんとも贅沢な並びでした。
そのほか、東山魁夷や上村松園、小林古径などの作品もあって、さすが新年幕開きの展覧会、華やかなものでした。

次回は毎年恒例の「桜」の展覧会。4月にまたサエコさんご出演の舞台があるので、ちょうどまた会期中に観に行ける♪
これだけは、数年前から絶対に毎年観に行ってます。奥村土牛の「吉野」を観るために。
なんとも言えない、淡い桜色と若草色に包まれた吉野の山々の、透き通るような清澄さと柔らかさ、それでいて荘厳で深い歴史の重みを秘めた、切なく淋しげな広がりと、悠久なるものの優しさ。
絵を観ていて泣けてきた、という体験をしたのは、この「吉野」を初めて観た時でした。
日本画をものすごく好きになったのも、この絵がきっかけでしたし。
なので、この絵が展示される「桜」の展覧会だけは、欠かせません。おそらくまた、時間の許す限りひたすらぼ~っと、その「吉野」の前で見惚れていることでしょう。



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帰宅

2008-02-11 23:58:06 | Weblog
3日間の幸せな休日から、現実世界に戻ってきました(汗)。
とりあえず、もろもろのご報告はまた今度。
東京でお目にかかった皆様、楽しかったです♪ありがとうございました!
大阪公演まで2週間、再びウーラちゃんに会えるまで、じっと我慢して待とうと思います・・・。
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