趣味の日記

観劇・歴史・小説・漫画などなど、思いつくままの語り日記

再演「AKURO」

2008-11-30 23:52:10 | Weblog
神戸公演を観てきました。サエコさんは出ないのに、昼夜連チャンで(爆)。
まぁストーリーは初演と同じですから、ネタバレ気にせずどんどん書きます(笑)。

まず、舞台装置と演出の大幅な変更。
舞台は、真ん中に回転式の八百屋舞台。それも、結構高さがあります。そして、剣の形をしたセット。エミシのシーンでは、いかにも戦闘でボロボロになった剣が、錆付き折れて風化しているような形。田村麻呂のシーンでは、鋭く真っ直ぐな剣。
それらのセットが、上がったり下がったりして場面転換し、舞台が回転することで、場面が動いていきます。
あと、初演でも使った、ねぶたの絵が緞帳代わり。スライド画像などは、今回は使いませんでした。
背景は一切なく、初演での岩屋のセットや森の風景を表すような緑の垂れ布などもなし。
全体的に、照明が暗い感じでしたね。初演の時は、白鹿のシーンなどはまばゆいほど清らかなライティングだったと記憶してるのですけど、今回は、暗い舞台にスポットで白鹿が踊る、という感じ。
そういったセットや照明、そして演出のせいか、東北の大地の広がりよりも、むしろその地で起こる凄惨な戦いの記憶、その重苦しさを感じるようになってるかと。
ただ、大地の若々しさや無垢さ、そして大らかさと厳しさを象徴する白鹿が、広い舞台空間ではなく、スポットに当てられた薄暗い舞台で踊るので、却ってその象徴性が薄くなったのではないかと思います。
それよりも、登場人物たちの個々の人間性を描くことに焦点が置かれて、北の大地そのものの存在が希薄になってるかな、と。だから、白鹿の存在が、初演の時ほど浮き上がってこないような・・・。
初演の時に私が大いに気に入った、若々しい大地の息吹、あふれる命の輝き、空間がどこまでも広がっていくような鮮やかさが、今回はすっかり違っていたのは、ちょっと残念ですね。どれほど物語が重くても、切ないくらい優しくて光に満ちた大地が変わらずにあるからこそ、なおいっそう哀しみと希望が募る・・・あの空気が大好きだったので。
今日の舞台では、照明が暗めだったせいか、どうもそういった空間の広がりに欠けました。それと、大地の風景を表すシーンで、必ずといっていいほど風の音が入る。それも、なぜか荒野を渡るような乾いた風の音(苦笑)。
う~ん、いくら東北の寒い地方だからって、吹雪でもないのにあの音は・・・微妙。イメージとしてはもっと、深い森を渡る風のざわめきとか、濃密な命の息吹を宿した風の音のほうが、東北らしい気がするのに。あれは、北の大地の風の音じゃない(爆)。

脚本の変更としては、ところどころ、細かく説明するような台詞や歌のフレーズが増えてましたね。あと、台詞だったところがそのまま歌になってたり、歌だったところを台詞でしゃべるようになってたり。
主なナンバーはほぼそのままですけど、微妙にアレンジが違ったり、使う楽器の音が違ったり、というのはあったと思います。
大きな脚本変更はなかったので、ええ!?と思うような展開の変更もなし。
セットがすべて初演とは違う分、それぞれの立ち位置や動きはほとんど新しくなってます。

高麿の坂元さんは、いい意味で初演のまま。真っ直ぐで、新鮮で、真っ白な役。伸びやかな歌声もそのまま。・・・だからこそ、演出面でもっと空間の広がりを作って欲しかった気がする。私が一番大好きな、1幕のラストシーンが、夜明けの清々しさではなく、どこか夕暮れのようなライティングなんだもん(溜息)。
アケシが、初演のサエコさんから神田沙也加ちゃんになったことが、周囲のメンバーにはかなり役作りにおいて影響しているとは思いました。
サエコさんが、どこまでも無垢で清らかで、巫女のような神秘性と深い哀しみに満ちたアケシだったとすれば、沙也加ちゃんは生身の女性としての強さと弱さ、そして激しさを、心の奥にしっかりと持っている、そんなアケシ。
それに、沙也加ちゃんは小柄だというだけでなく、やはり舞台上での存在感がまだまだ。周囲の男優陣が、とくにオーラの強いメンバー揃いというのもあるでしょうけど、それに負けないだけのオーラが、やはりアケシには必要なんだな、と。
高麿が、出会う前から鈴鹿御前に憧憬を抱き、実際にアケシと出会うことで彼女の美しさと哀しさに惹かれて行く、という過程(私は初演ではそう解釈した)が、沙也加ちゃんだと当てはまらない(苦笑)。ん~・・・ただでさえ脚本では、高麿がなぜアケシと結ばれることになるかが唐突に思えるのに、過程を想像できるだけのお互いの心の通い合いが、まだよく見えてこないのがあるのかも。
それは、今さんの田村麻呂にも言えるかも。田村麻呂が、最初になぜアケシを連れて行ってしまったかが、いまいち見えてこない。最初から利用するためだけだったのかと、ますます田村麻呂悪人説が深くなる(苦笑)。サエコさんアケシが相手だと、最初は本当にお互いに惹かれあったのかもしれない、と思えるんですけどね。
田村麻呂も、舞台セットの変更と、立ち位置の変更のせいか、アテルイと対峙した時、高麿と対峙した時などの表情が、見えにくくなったので、却って田村麻呂の心の弱さや慙愧の念など、今さんのお芝居が見えなくなってしまいましたね。いまのままだと、田村麻呂は‘ただの悪人’になっちゃう(汗)。アテルイを裏切ったことへの恐れや後悔、地位と権力への執着とその心弱さ、アケシとその娘を捨てたことへの良心の呵責、そういった揺らぎのあった初演は、ものすごく面白い役だったのに・・・。
平澤さんのオタケ兄さんは、相変わらずカッコいい。けど、あの切れのいいシャープさが、初演ほどではないような?
舞台装置の変更と、あとエミシたちのアクションが高いジャンプなどの上下の動きが多いため、オタケ兄のあの狼のようにすばやく走り抜けていく鋭さが、若干削がれている感がなきにしもあらず。
それと、沙也加ちゃんアケシと兄妹というには、やっぱりちょっと差がありすぎ?(爆)よっぽど歳の離れた妹で、親代わりで育ててきたのね~ってくらい(苦笑)。サエコさんアケシだと、双子といってもいいくらいで、だからこそ目に入れても痛くないくらい大切だったのに~という無念さがにじみ出てた気がする(笑)。
捕らえた高麿の処遇でエミシたちがもめてる時、一人陰に座って皆から離れてるのは初演と同じだけど、その位置がほんとにセットの陰なの!そこじゃあ見えない~!と思わずジタバタしました(爆)。あのクールな座り方が超素敵なのに~。
ヒトカは、今回は友石竜也さん。オタケ兄よりだいぶ年下の弟分、という風情。沙也加ちゃんアケシに合わせた配役ですね。なにせ初演の藤本さんは、体も大きく、その分包容力も大きかったので、サエコさんアケシでもすっぽり収まったくらい。オタケ兄とも対等だったし。
友石さんヒトカも、アケシちゃんをとっても大事にしてるけど、優しいというよりは、ちょっと恐る恐る気味?そういうところに、若さの見えるヒトカです(笑)。

長くなりました・・・。まだまだ書きたいことはあるけど、ひとまず今夜はここまで。
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雨→晴れ旅行記・4

2008-11-29 23:53:35 | Weblog
後楽園は、人で一杯でした。
観光地でもある上に、地元の人たちの憩いの場ともなっているようで、お弁当を持ったグループとか、絵を描いてる人などもいて、市民公園という趣き。
でも築山から眺める公園は、ちゃんと日本庭園でした。
あまりに広いので、隅から隅まで回ることは断念し、紅葉が綺麗なエリアと、池周りをぐるっと歩いた程度(苦笑)。
良いお天気でしたし、それほど寒くもなく、終わりかけの紅葉と、遠くそびえる烏城の姿とを眺めつつ、前日の倉敷で買ったおやつをベンチでいただきました(笑)。
記念撮影をしてくれる写真屋さんもいましたが、1枚3000円という高額に、謹んで辞退させていただきました(爆)。でも確かに、公園内では1番良い場所に陣取っている。烏城と、後楽園の池や築山を背景にした角度。なるほど~と思い、その近くで自分たちで撮影しました(笑)。

さてそろそろお昼時。正直、朝食もたっぷりだった上、ついさっきおやつも食べてしまい、さほどお腹が空いてるわけではなかったのですけど、とりあえず食べに行こうということで、後楽園を出ました。
どこで何を食べるか?と考え、ガイドブックに載っている、地元のお豆腐屋さんの食堂へ行くことに。
県庁通りから路地に入ると、そこは地元の商店街。その一角に、目当てのお店がありました。手作り豆腐のお店で、昼は定食も出しています。
食堂は、カウンター席のみ。昼時ということで、地元の常連さんが多いのか、すでに一杯。ちょっとだけ待ってから、席が空いたので中へ。
その定食が、ボリュームたっぷりだけど美味しかった!ご飯と味噌汁と香の物に、大きな冷奴と揚げ立ての厚揚げが3つ、さらにもう1品で白和え。特に、厚揚げが美味。揚げ立てのアツアツとサクサク感がたまらない~。しかしさすがに母も私も全部は食べきれず、厚揚げを持って帰ることに(苦笑)。お店の人に言ったら、ちゃんと持ち帰り袋をくれました。
ガイドブックに載るだけのことはある、とっても美味しいお店で大満足。こんなことなら、おやつを食べなきゃよかった・・・(苦笑)。

満腹のお腹を抱えて再び路面電車に乗り、最後の目的地、東湖園へ。
ここも、江戸時代初期の日本庭園ですが、個人所有のお庭とのことで、ひっそりと公開されています。それが幸いしてか、観光ルートからは外れた穴場スポット。
こじんまりとして、なんとも風情のあるお庭。しかも、ここはまだ紅葉が鮮やかで、池の周囲が綺麗に染まっていました。差し込む日差しに、ちょうど紅葉が反射して綺麗なこと。池に張り出した庵と水に映る紅葉がとっても絵になりました。
ほかに誰もいない静かなお庭を、貸切状態でたっぷりと堪能し、両親もすごく気に入ってくれたのが何より。たまたまネットで見つけて、行ってみようと思ったのが当たりでしたね。

ゆったりと秋を堪能したあとは、また路面電車で逆戻り。岡山城の近くにある物産センターに立ち寄って、お土産を物色しました(笑)。
帰りのバスまでは、まだ時間もたっぷりあったので、ゆっくりと買物。荷物が増えたところで、岡山駅の手前にある高速バス乗り場まで、テクテク歩いて移動。
ただ、駅のロッカーに荷物を置いてあったので、バス停前の喫茶店にひとまず落ち着き、そこで父に荷物番をお願いして(苦笑)、母と私だけ駅へ行って戻ってきました。
バスの時間まで、喫茶店でお茶を飲みつつ、しばらく休憩。時間が余って勿体なかったかな?と思ったのですけど、両親にとっては、せかせか動き回るよりもこれくらいの余裕があって動ける方が良かったみたいなので、まぁいいか。・・・一人だったら、絶対そんな空白時間は作れないでしょうね(爆)。

定刻どおり到着した高速バスに乗り込み、岡山をあとにしました。
行きは歩いて行った最寄の停留所から、帰りは荷物が多いのでタクシーを使ったのですが、その運転手さんがまたいかにも大阪~な運ちゃんだったのが、前日の岡山の運転手さんと対照的で、ちょっとウケてしまいましたね(苦笑)。
夕飯は、お土産のままかりと昼の厚揚げとで美味しく簡単に済ませ、雨→晴れ旅行は無事に終了。遠出の大旅行ではないにしても、ちょっとした珍道中(?)で、ほっこりと楽しかったです。



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雨→晴れ旅行記・3

2008-11-28 23:53:06 | Weblog
2日目。朝起きると、良いお天気~☆
やれやれと思いつつ、まずは母と一緒に朝風呂(笑)。
夜にはまったく見えなかった外の景色を、露天風呂の柵越しに見ることができました。紅葉に染まった山に囲まれたお宿だということが、ようやく判明(苦笑)。
朝からほこほことお湯に浸かり、お腹を空かせて待っていた父と合流して、ゆったりと朝食。ここでもままかりに、湯豆腐。朝からお腹一杯になりました。

さて、昨夜はタクシーでやってきたので、帰りはどうする?ということで、フロントへ交通情報を訊きに行きました。
それによると、車の多い主道まで出れば、バスが通っているとのこと。ただし、本数が少ない。朝の時間帯は約30分に1本。そしてバス通りまでは、1キロほど歩かないといけない。
まぁ、お天気も良いし、周りは山で空気も良いし、1キロくらいなら歩こう、ということで、バス停まで歩くことになりました。
部屋でのんびりと荷物をまとめ、朝の光の中で写真を撮り、充分すぎる余裕を持って旅館を出発。一晩お世話になりました~。

旅館を出ると、まさしく閑静な山手の温泉。紅葉も最盛期は過ぎているとはいえ、まだまだ充分に綺麗で、真っ青な空に映えて、なんとも見事でした。
雨上がりで空気も澄んでいて、お散歩がてらてくてく歩くのが、とっても気持ちよかったです。
紅葉を眺め、鳥の声に耳を傾け、ゆっくりと歩いてバス停に到着。が、早く着き過ぎました(苦笑)。次のバスまで、30分近くある。
道端のバス停、近くに喫茶店ひとつなく、ぼ~っと待つのも味気ないので、周囲を探検してみることに。
バス停の目の前には、交番。そしてその向こうに、市役所の出張所。そしてさらにその向こう側に、何やら妙な塔が建っている・・・。
母と二人、塔に近寄ってみると、‘マスカット・タワー’という看板。なんでも、マスカットの樹がどれだけ高く伸びるか、世界記録に挑戦するために建てられたものだとか(笑)。塔の高さは14メートル。そしてマスカットの蔓は、すでに塔のてっぺんまで届いて、にょきにょきぐるぐると塔を取り巻いてました。塔の屋根には模型のマスカットがくっついてましたけど、よく見れば蔓にも、本物のマスカットの実がいくつかぶら下がってる。さすがに収穫期が過ぎて、黒ずんだ実でしたけど。
観光用としても、地元の活性化にしても、なんとなく中途半端で淋しげなタワーですが、その発想は面白かったですね~(爆)。
タワーを見上げて写真に収め、ぶらぶら戻ってくると、しばらくしてバスがやってきました。
バスに乗り込み、岡山駅前へ。

駅のロッカーに荷物を放り込み、まず向かったのは岡山城。路面電車で、最寄の停留所まで。こういう電車が好きな父は、嬉しそうに乗ってました(笑)。
岡山城の紅葉はそろそろ終わりを迎えてましたが、それでも日差しに映える色はまだ残ってましたね。
岡山城は、戦国時代の宇喜多氏によって最初に築城され、小早川秀秋、さらに池田氏と引き継がれ、その黒い外壁から烏城と呼ばれています。
お城に登って、城下を眺める・・・つもりが、意外に小さいお城で、なおかつ窓が開いてない(苦笑)。バルコニーもなければ、格子戸には窓ガラスがはまっている(笑)。お城というと、なんとなく大阪城を思い浮かべてしまうので、却って大阪城がいかに大きいかということを、改めて再認識(爆)。
ただ、こじんまりとしたお城なりに、観光アピールはなかなかお茶目で(笑)、大名かごに乗って記念撮影できたり、殿様やお姫様気分になれるよう、扮装できるコーナーまであったりします。
扮装はしなかったんですけど、私と母は交代でかごに乗り、父が担ぐふりをして、カメラに収まりました(笑)。母曰く「お母さんのほうが重そうに、お父さん担いでるねぇ・・・」(爆)
今思えば、せっかくだから扮装写真も撮っとけばよかった。我々女性陣はともかく、父に殿様の羽織を着せたらさぞ・・・のちのちまでの笑い話になったのに~(笑)。惜しいことをしました。

お城をぶらぶら見学したあとは、烏城から見下ろしてさえ広大な、隣の敷地の後楽園へと向かいました。

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雨→晴れ旅行記・2

2008-11-27 23:57:35 | Weblog
大橋邸は、美観地区からは大通りを挟んだ反対側にあります。立ち並ぶシティホテルの谷間にひっそりとあるため、大原美術館前の賑わいを思えば、ずっと閑静です。
案の定、何組かの見学者はいるものの、好き放題見て回れる状態(苦笑)。
塩田で財を成したという大橋家、そのお屋敷ということで、広い広い!旧家の見学というのは、こういう古い商家ではよくあることですが、こんなに全部の部屋を開放して見せてもらえるというのは、意外と少ないんじゃないでしょうか。
広間だけで4つ、居間、書斎、寝室、仏間、台所、etc・・・。現在残ってるお屋敷に、昔はさらに渡り廊下でつながった広い離れがあったそうな(苦笑)。迷路みたいに、右往左往しそうな大邸宅です。
土蔵が展示室になっていて、古いお道具や当時の写真なども展示してました。すごかったのが、七代目に嫁いできた奥方の、嫁入りの様子を写した写真。お屋敷の前の道を、延々と続く嫁入り道具の行列・・・お芝居じゃなくほんとに、そういう嫁入り支度ってあるんですね~(笑)。
現在のご当主は九代目だとか。八代目も、80歳代でご健在らしい。てことは・・・十代目は私と同年代か、もう少し年下くらいか。独身なのかな~?(爆)

広いお屋敷をウロウロして、底冷えのする日本家屋ですっかり体も冷えたところで、そろそろ夕方に近づいてきました。
この季節、日暮れが早いことを思えば、早めに旅館へ入りたい、ということで、倉敷をあとにすることにしました。
雨も小止みになっていたので、大通りを真っ直ぐ駅へ。来た時と同じく、JRで岡山駅へ引き返しました。
さて、旅館のある苫田温泉は、岡山の郊外。車で15分~20分くらいということで、タクシーを使うことに。
つかまえたタクシーの運転手さん、大阪の百戦錬磨なびゅんびゅんタクシーと違って(笑)、どことなくおっとり、ゆったりな雰囲気で、のどかにおしゃべりをしているうちに、旅館に到着。

温泉とはいっても、2件しかない旅館のうち、私たちが泊まったのは比較的こじんまりとしたお宿。
ちょうど連休最終日ということもあり、宿泊客も数組しかいないという、とっても静かで落ち着ける旅館でしたね。
チェックインしたら、まずはお風呂。大浴場といっても、10人くらい入ったら一杯、というくらいの広さですが、ちょっと早めの到着だったこともあり、母と私で貸切状態(笑)。冷えた体をぬっくぬっくとあっため、小さいながらも露天風呂に浸かり、満足満足。
お風呂のあとのお食事も、瀬戸内名物のままかりや、豆乳鍋など、あっさりとしてかつ素朴で美味しい季節の懐石で、お腹がパンパンになりました。
食事のあと、一服してからもう一度温泉にどぼんと浸かりに行き、あとはほこほこしたまま布団にくるまりました。
こんなに早く就寝なんて、家では絶対ありえない(苦笑)。別に旅館周りに遊ぶ場所があるわけでもなく、友達同士だと退屈したのかもしれませんけど、美味しいご飯と温泉とで、あとは寝るだけ~という状態を、一番喜んでたのは母でしたから、それはそれで良かったかなと思います。

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雨→晴れ旅行記・1

2008-11-26 23:48:46 | Weblog
何日も前から天気予報の雨マークを恨めしく見つめ、迎えた当日。
朝起きて、雨が降ってない!
さ~いつまでもつか?と半信半疑のまま、両親と3人で出発。
自宅から、高速バスの停留所になっているインターまで、テクテクと歩きます。普段は電車での旅行が多いので、こういう旅は珍しい。
やってきたバスに乗り込み、いざ発車。
澄んだ朝の空気は、思ったほど寒くなく、バスの中はむしろ熱いくらい。その時点ではまだ、雨雲も準備中だったのか、走るバスの中からは、見頃は過ぎていたものの、両側の山々が紅葉に染まっているのがよく見えましたね。

途中のパーキングで一度休んだだけで、2時間半余りで岡山に到着。
駅前のメインストリート‘桃太郎大通り’にあるバス停で降車。その頃には、すでに雨が降り出していました。
これからまだ倉敷へ行くバスから下りて、JRで倉敷へ向かいます(苦笑)。だって、高速バスはこれからあちこちの停留所を回って倉敷まで走るので、すごく時間がかかる。それくらいなら、岡山でとっとと降りて、電車で倉敷へ行くほうが早いに決まってる(爆)。
できれば岡山駅でコインロッカーに荷物を入れたかったんですが、当日は祝日。さすがにどこも一杯で、倉敷のロッカーを探すことにして、ひとまず電車へ。

予想通り、あっという間に倉敷到着。しかし、雨はとうとう本降りに。
荷物をロッカーに放り込み、まずは昼食。雨で寒いので、あったかいものを食べようということになり、駅の隣の天満屋で、手打ちうどんを食べました。弾力があって、もちもちした食感が美味しいうどんで、みんな満足。お店を出ると、行列ができててびっくり。昼食時だったし、雨の日はみんなあったかいものが食べたくなるのよね~(笑)。

さあいよいよ倉敷散策。
雨が強くなってきていたので、美観地区までアーケードの下を通っていこう、ということで、えびす通りという商店街へ。
途中にあった駄菓子屋さんで、ちょっと寄り道(苦笑)。思わずおやつを購入。
商店街を出ると、目の前に阿智神社。せっかくなので、雨の中、えっちらおっちら登ることに。
正面の参道は、88段+61段+33段の階段があるということで、足の弱い母にはキツイので、脇から登りました。
登るにつれて、倉敷の町並みが見下ろせると同時に、雨もきつくなる・・・(苦笑)。
ただ、雨だからこそ登ってくる人も少なくて、静かな境内を歩くことができました。
この神社、飛鳥でも有名な東漢氏の祖先、阿知使主が渡来してきた時に、この地に古代日本庭園を造ったとされる場所だそうで、境内には大きな石がごろんごろんと配されてました。近寄ってもっとじっくり見たかったのは山々ですが、雨が激しくなってきて、両親が早く降りようと急かすものですから(苦笑)、残念ながらゆっくりできず。こういう時は、一人旅のほうが気楽なんですよね・・・(爆)。

神社の上から眺めた美観地区は、雨にもかかわらずものすごい人混み(笑)。雨を避けていそいそと降りてくると、確かに観光客がわんさかいました。やっぱり連休最後の日だなぁ。
母の目当ては大原美術館。西洋風の外観がすごく立派で、観光名所でもあり、もちろん観光客もわさわさ(苦笑)。
私自身は、西洋絵画より日本画が好きなのですけど、有名な画家の絵もたくさん揃った一大コレクションを、ぐる~りと眺めてきました。
印象派では、やはりモネの色使いが好き。強烈にバンと印象に残ったのは、佐伯祐三の絵でしょうか。
有名なエル・グレコの「受胎告知」も観てきました。ものすごい人だかりでしたけど(苦笑)。
現代アートはよくわかんない(苦笑)。
私としては、別館の日本画家の絵のほうが、何となくなじみやすく感じましたね。梅原龍三郎の富士山、岸田劉生の童女、満谷国四郎の風景画、が印象的でした。

一回りして出てくると、ちょっと雨が小降りに。
今のうちにちょっと歩こう、ということで、川沿いにぶらぶらと歩き始めました。目に留まったのが、郷土玩具館。昔懐かしのおもちゃ屋さん、かと思いきや、奥が博物館になってるとのことで、好奇心で覗いてみることに。
ちょっとした展示室かと思ったら、なんのなんの、壁際にびっしりと古い人形や郷土玩具が並んでいて、びっくりするほどのコレクション。さらに奥には土蔵が丸ごと展示室になっていて、そのおもちゃの数の多さに、家族3人でうわ~きゃ~と大騒ぎ(苦笑)。しかも、そんな奥まで覗きに入るお客さんは少ないようで、私たちの貸切状態でしたね。
特に父は、さっきの大原美術館よりも、このおもちゃの大群のほうがよほど興味を惹かれたらしく、嬉しそうにあっちをウロウロ、こっちをウロウロ。
並べ方も面白かったんですよね。凧なら凧ばっかりが天井に張り付き、だるまならだるまばっかりがガラスケースにびっしり。お面がずら~っと並べば、雛人形がだーっと。北海道から沖縄までの郷土玩具が順番に並んでたり。毎年の年賀切手のデザインに使われている、干支人形の本物が、切手と一緒に飾ってあったり。
江戸時代くらいの古いものから、現在も作られている郷土人形まで、よくまぁこれだけ集めたものです。

おもちゃをたっぷりと眺めて堪能してから、再び外へ。
さすがに土蔵の展示室は寒く、体が冷えてきたので、あったかい飲み物を飲もう、ということで、引き返して大原美術館の隣にある喫茶店「エル・グレコ」へ。
ここは母が若い頃に友達とお茶をした思い出の場所だそうで、当時からまったく変わったいないとのこと。老舗の洋風喫茶です。
シンプルに、父はコーヒー、母と私はミルクティー、そして‘かすていら’を半分こ(笑)。
ゆったり休憩して、少し体もあったまったところで、最終目的地の旧家大橋邸へ向かいました。


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帰宅

2008-11-25 23:40:45 | Weblog
今日はいいお天気で、ひとまずホッ。
岡山市内をウロウロしましたが、東湖園という庭園が、紅葉もまだかろうじて残っていて、穴場スポットでした。
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雨の倉敷

2008-11-24 21:27:06 | Weblog
朝の出発時点ではまだ降っていなかった雨は、倉敷に着いたとたん本降りに(汗)。
かろうじてまだ紅葉の残る美観地区を、傘を差してうろついてきました。
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明日から旅行

2008-11-23 23:54:40 | Weblog
雨ですが(爆)、岡山旅行へ行ってきます。せめて土砂降りでなきゃいいんだけど。
雨なら雨で、明日は倉敷だから、美術館やお店やら覗きつつ、喫茶店で雨宿り、なんてのもできるだろうと一応は思ってます。翌日の岡山市内のほうが、岡山城や後楽園を歩くので、雨だと困る。

今日の大河ドラマ「篤姫」を観てたら、ミュージカル俳優の鈴木綜馬さんが榎本武揚の役で出ていて、ちょっとびっくり(笑)。舞台の「エリザベート」の合間に、そんなチョイ役のお仕事もしておられたのね。フランツが榎本か~と思うと、何か可笑しかったです(笑)。
今年は山口祐一郎さんがレギュラーでご出演だったから、そっちのご縁なのかなぁ?

「篤姫」がいよいよクライマックスに突入し、官軍・賊軍だの、錦の御旗だのという言葉が出てきてますが、この概念ができたのって、実は南北朝時代からなんじゃないのかと思ってます。
だって、鎌倉時代までは、天皇の権威を認めつつも、いざ天皇や上皇が幕府に逆らった時、あっさりと武力で島流しにしたりしてますもんね。後鳥羽上皇然り、後醍醐天皇然り。「天皇御謀反」なんて言葉があるくらいですし(天皇に謀反するならともかく、天皇が謀反するって、普通に考えたらヘンな表現だと思いません?)。
それが、後醍醐天皇が島流しから自力で脱出し、鎌倉幕府を倒して建武政権を樹立した時、天皇の正当性ということを猛烈にアピールした。
公家政権に反発して結局は離反した足利尊氏が、後醍醐天皇の主張する正当性には抗いきれなかったからこそ、北朝政権誕生につながるわけで、つまりは尊氏が‘錦の御旗’に力を与えた張本人ってことになります。
まぁ尊氏自身は、天皇の正当性というよりは、後醍醐天皇本人に頭が上がらなかっただけじゃないかとは思うんですけど(苦笑)。後醍醐天皇はそういう意味での権威というか、強烈な迫力(?)とか魅力を、確かに持った天皇だったんでしょうね。
ただ、後醍醐天皇から賊軍というレッテルを貼られたことが尊氏にとってはショックで、なんとかその賊軍・朝敵という汚名から逃れようと、もともと後醍醐天皇の一派である大覚寺統と対立していた、持明院統の光厳上皇から、戦いの正当性を認めてもらう院宣を受けたことが、この‘天皇の正当性’=‘官軍’という概念を世間一般に植えつけてしまった、というのは確かだと思います。
おかげで、北朝を担ぐ足利幕府に逆らった武将は、ことごとく南朝の天皇に恭順して、そっちから戦の正当性を認めてもらうことになるわけです。実際、そうやって行ったり来たりしてる武将は数知れず(苦笑)。
足利幕府自体、武力だけで言えば圧倒的な優位だったんだから、とっとと南朝の帝を捕まえて島流しにでもしてしまえば収まっただろうに、それができなかったというところにも、結局は南朝の‘正当性’という概念に阻まれたところがあったんでしょうね。
南北朝が合体してとりあえず収束はしたものの、結果として‘天皇の正当性’を象徴する‘錦の御旗’なるものを作ってしまったのは、やはりこの時代じゃないかと思うわけです。

もちろん、鎌倉よりずっと以前から天皇家は存在してますし、それこそ古代飛鳥時代からすでに天皇家の権威というものはあったわけですけど、だからといって例えば奈良時代の東北エミシの反乱や、平安時代の平将門の乱なんてのもあるわりに、‘官軍’という言葉にはそれほどの力はなかったし、むしろ‘朝敵を討つ’という言葉自体はただの戦の口実で、朝廷自体が軍事力を持っていたからこその権威だったんじゃないかと。
軍事力を持たずに、ただ‘天皇である’という概念が力となりうる時代を作ったのが、南北朝であり、足利尊氏だったんだと考えれば、たとえマイナーでも、すごく意味のある面白い時代だと、やっぱり思うんですけどねぇ(笑)。
話を最初に戻すと、大河の「篤姫」で、主人公の篤姫が「太平記」を愛読書にしてたというのも、実は含みを持たせてるのかと、思ったりもしています(爆)。




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月&星

2008-11-22 23:56:00 | Weblog
観てきました。
まず月組の「夢の浮橋」。初日明けすぐに観た時よりは、ちょっと恋愛っぽくなってきました(苦笑)。アサコさんがだいぶ情熱的になってきた・・・かな?
しずくちゃんが、とにかく愛らしいのと、緊張が解けてきて表情豊かになってきたのとで、浮舟の感情が揺れているのが、よく見えるようになりました。
ん~相変わらず苦闘中なのはキリヤン。おかしいなぁ・・・大野先生は、ちゃんとキリヤンに当てた薫を描いてると思うんだけど。
亡き人を大事に思いつつ、面影の似た浮舟のことも本当は好きなのに、不器用でどうしていいかわからず、ただ相手に気を遣い、そっと優しく触れるように接することしかできない。・・・ほら、キリヤンでしょ?(爆)
匂宮に浮舟を奪われて初めて、怒りと嫉妬の感情をあらわにする、それからのほうがキリヤンらしいお芝居だと思います。う~ん、何に迷ってるんだろう?
歌詞にある「空蝉に戻らなければ」というところからして、感情を殺して抜け殻を装うことで、自分を守っている、ということでしょうか。でもそれにしても、匂宮との関係においては、せめてもう少し、人間らしいホッとした表情になってもいいのに、とも思う。だからこそ、匂宮も薫には心を許してるんでしょ?今のキリヤンだと、すごく無表情で、かえって険があるというか・・・。
無表情よりも、当たり障りのない穏やかな微笑みのほうが(そこに淡い哀愁が漂えばなおグッド/笑)、薫らしいんじゃないかなぁ。微笑んでても、心には立ち入らせない、ってのもありなんだから。
昨夜、CSで「更に狂はじ」の再放送をしてたので、ちらちらっと観てたんですけど、やっぱりキリヤンの観世元重って好きだなぁ。キリヤンのお声で唄う主題歌も素敵だし、あの哀愁がたまらない。タニちゃんの元雅と、バランスもぴったりだったし。死んだ元雅を抱き締める元重が最高(大爆)。
同じ大野作品で、しかも大野先生って当て書きがちゃんとできる先生だから、今回の薫だってキリヤンのために書いてるはずなのに。
できればもう1回、千秋楽までに観に行けたらなぁとは思ってます。

月組を観ながら、そういや来年はまた「エリザベート」だっけ・・・と溜息をつきました。今の月組で大丈夫?と少々不安に陥りますが(汗)。
アサコさんといえば、私にとってはサエコさんトートに対する‘うちのシシィちゃん’だし(笑)。今の陣容で順番に行けば、キリヤンのフランツ、はるひさんのルキーニ、泉ちゃんルドルフ、桐生さん真咲君マギーさんの革命家(はるひさんと桐生さんは逆でもいい?)、子ルドのみりお君、ってとこでしょうか?う~む、どうもしっくりこないなぁ。キリヤンとみりお君以外は、横並びでもいいメンバーだしねぇ(大爆)。・・・で、肝心のエリザベートはいったい誰が???
かといって、今の他組でほかに「エリザ」をできる組なんてないし~。トウコちゃんがいれば星組でまだしもできないことはないけど、次で辞めちゃうし。
どーして劇団がこの作品を持ってきたか、理解に苦しむ・・・。

月話が長くなりましたけど、星組バウ。
れおん君主演で「ブエノスアイレスの風」再演。リカさんの印象が強いので、若いれおん君がどうか?と思ってましたけど、最近のれおん君は成長が早いので、心配してたよりも安心して観れました。
ま、それぞれの配役の後ろに、初演メンバーの影が見えるのは仕方ないんですけどね。でも、学年も若いメンバーばっかりで、大健闘だったと思います。

れおん君のニコラス。元・ゲリラのリーダーで、新しい人生を模索しながら生きていこうとする、インテリで現実的な、‘カッコいい’男。
ちゃんとインテリに見えるし、ダイナミックでシャープなボディと仕草が、元・ゲリラで戦闘慣れした雰囲気にぴったり。貫禄も出てきたし、凄んでるところはほんと迫力あった。
リカルドを失った時の背中での泣き方は、まだもうひと踏ん張り、かな(笑)。
「スカーレット・ピンパーネル」のショーヴラン以来、どんどん成長してるれおん君なので、もっともっと伸びてくれるのを楽しみにしてます。
親友リカルドの和さん。ちょっと線の細い二枚目、というイメージなので、こういう殺伐とした役がどうなるか、と思いましたけど、根は弱いところを持つからこその、行くべき道を見失った恐怖というか、支えがなくなった怯え、という方向からのキレ方かな、と。初演ジュリさんのラテン系の動性よりも、和さんはもっと、暗く閉ざされた重苦しさ、みたいな系統でしょうか。
ヒロインのイサベラがねねちゃん。スタイル抜群で、れおん君とタンゴ踊ってると、惚れ惚れするほど。こうやって改めて観ると、意外にイサベラってお芝居の出番少ない?ダンスシーンのほうが多い気がする(苦笑)。
ねねちゃんって、大人っぽいというのとも違うし、かといって可愛い、というのとも微妙に違うから(笑)、ねねちゃんの個性で演じたイサベラ、という感じ。さすが(?)元・月の爆弾娘。

ビセンテのゆずる君、お髭のせいか、刑事という役柄のせいか、ちょっと「アンナ・カレーニナ」のカレーニンが入ってる?(苦笑)もうちょっと若々しい役作りでもよかったんじゃないかと。お髭はあっても、そんな年齢の行った役でもないんだし。
マルセーロの真風君、ほんとチンピラだった(笑)。でも、タッパはあるし、れおん君、ゆずる君、真風君と並ぶと、でっかい・・・と思う(笑)。横でほかのやり取りを聞いてるだけ、というシチュエーションも多いので、その時のお芝居の工夫はもうちょっと欲しいかな。
リリアナは千秋ちゃん。初演でのリカルドとのあの恋人同士のような兄妹加減は、今回の再演ではあんまり思わなかった。どこから見ても、兄妹(笑)。つくづく初演のチカちゃんって、お色気たっぷりだったんだなぁ(爆)。
音花ゆりちゃんの歌声を聴いて、あぁシビさんはもういないんだ・・・と思いました(嘆)。ゆりちゃんもすごく上手いんだけど。ラストシーンの唄は、やっぱり泣けますね。
背後でうろうろと、水輝君やるりか君がいるので、チェックチェック!特にるりか君は、どこにいてもすぐわかる。舞台が薄暗くてもよくわかる(笑)。水輝君は、2幕になってやっとわかりました。わかってみれば、あちこちにいる(笑)。
やっぱり星組の若手は面白い。個性的な子も増えてきて、観てて嬉しいし楽しい。。結局巡り巡って、私が最後に落ち着くのは星組なのね~・・・(苦笑)。

あ、カレンダーは、毎年のゆうひさんと、もう一人は結局今年と同じタニちゃんになりました。音月さんとちょっと迷ったけど、音月さんは少年の可愛らしさと綺麗さ。タニちゃんの決定打は、あの自転車に乗ってのショット(爆)。同じ可愛さでも、この愛玩系の可愛さに、どうも私は弱いんだなぁ(笑)。

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雨マーク・・・

2008-11-21 23:58:11 | Weblog
未練たらしく、天気予報を見ては溜息ばかり・・・。いい加減、あきらめなきゃ。

今日の仕事帰り、ふらりと立ち寄った本屋さんで、古代・飛鳥関連の著書を多く書いておられる遠山美都男先生の最新刊を発見。タイトルも「蘇我氏四代の冤罪を晴らす」というもの(爆)。
入鹿様にハマり、あれこれと飛鳥関連の本を読んでいた中で、遠山先生の本も何冊か読んだはずですが、確かにこの先生は、蘇我氏擁護派でありました(笑)。
新書なので買いやすそう~とは思ったのですが、今日は買わずに帰ってきてしまいました(苦笑)。
飛鳥本も、面白そうで買いやすい物なら、買ってもいいかなとは思うんですけどね。その前にあれを揃えたいしこれも買いたいし~などと思ってると、なかなかそこまで手が出ません。保管場所にも困るし(爆)。
現在は北方「三国志」に取り掛かり中。ようやく2巻ですが、全13巻読み終えるまで、果たして何ヶ月かかるやら。ずっと読んでるのもしんどいから、途中で別の本を挟んだりも絶対するだろうし、そうなるとますますゴールが遠い・・・。
北方さんの小説、高橋克彦さんの小説、南北朝関連資料本、飛鳥関連本、手を出したいものは山ほどあれど、全部買うとなると難しいのが現状。せめて図書館で~と思っても、近所の図書館は最近、新刊の入りが少ない。特に私が興味を持つ系統の本は、ほとんど皆無。
吉川弘文館の人物叢書シリーズも、私が読みたい!と思う人物本の半分は置いていないという・・・(汗)。
ちなみにこのシリーズの「蘇我蝦夷・入鹿」は、一番最初に私が読んだ入鹿本です(笑)。
最近は南北朝と三国志に気が行ってたので、ぼちぼち飛鳥も復習を兼ねて読まないといけないですね。両槻会でいろいろお話したり遊んだりしてくると、もっと知りたいことや、改めて整理したいことなんかも増えてきますし。
そうは言っても一日中、本にかじりついたりはできないので、いろんなものをどんどん読むってわけにはいかないです。何冊も平行して読むというような器用なこともできませんしね。

そうこう言いながら、明日は宝塚の月組大劇場とバウの星組をハシゴで観てきます(爆)。これぞ詰め込みとも言えるのかもしれないですが(苦笑)。
スターさんたちのパーソナルカレンダーも発売になってますし、来年部屋に飾るカレンダーを選んでこなくちゃ(笑)。

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