趣味の日記

観劇・歴史・小説・漫画などなど、思いつくままの語り日記

人形劇「火の鳥」

2008-08-31 23:48:32 | Weblog
昨日までの雨がウソのような、快晴のハイキング日和(爆)。
これがどうして昨日じゃなかったのか・・・(溜息)。

今日は、友人のご縁で観るようになった、人形劇団クラルテの公演を観てきました。
子供向けの演目で全国回りをしながら、年に一度は大人でも楽しめる演目を上演する人形劇団。これまでも、近松物やシェイクスピア物などを上演してきましたけど、今年は手塚治虫原作の「火の鳥~黎明編~」。
いつものことながら、人形が非常によく出来ていて、可愛かったり愛嬌があったり、憎たらしかったり不気味だったり(笑)、表情の動かない人形なのに(まばたきくらいならするけど)、人形師さんたちが動かしてしゃべりだすと、とたんに活き活きして見える。
デザインはクラルテのオリジナルの人形ですが、手塚さんの漫画の表情も思い浮かぶような、そんな雰囲気が出ていたのはやっぱり、人形師さんたちの演技力あってのことでしょうね。
火の鳥だけは、手塚アニメのデザインを踏襲してましたけど、作り方に工夫が凝らしてあって、尾に点けられた電飾が綺麗に光ってたり、本体もキラキラした素材で作ってあったり、火の鳥の炎を表すのに布を何枚も広げてキラキラと振って見せたり、アニメで火の鳥が飛ぶ光景を思い起こしました。
・・・とはいっても、私は原作漫画も通して読んだことはなく、アニメもチラ見しかしたことがないんですけどね(苦笑)。

手塚作品の傑作とも言われる「火の鳥」ですけど、手塚物って実は私、重くて難しいので、ちょっと苦手だったりするんですよ(爆)。昔、アニメで見ていた「リボンの騎士」の原作漫画を初めて読んで、「え~こんな話なの!?」とカルチャーショックを受けたんですね(苦笑)。それ以来、手塚漫画を読む時は、かなり構えて読むようになってしまいました・・・。
「ブラック・ジャック」、「アドルフに告ぐ」、「ユニコ」、あたりは読んだことがありますが。
宝塚には手塚治虫記念館もあるので、そこへ行けば手塚漫画が読み放題なんですけど、なかなか行けないですしね~(爆)。
でも、人形劇を観たおかげで、ちょっと「火の鳥」も読んでみた方がいいのかな~?と思ったりしてます(苦笑)。

で、劇が終わって会場から出てきて、携帯で野球情報をチェックしたら、なんとオリックスが勝っている(笑)。ついに単独3位です・・・とはいえ、いつ引っくり返されるかはわかりませんが(やっぱり自虐)。
でも、金子投手がようやく9勝目。よかったよかった。いつも頑張って投げるのに、その時に限って味方の援護が少なく、負けちゃうことも多いんですよね~。なかなか運が付かないというか。金子君は女の子みたいに色が白くて可愛らしく、肩の線も華奢な感じで、余計に痛々しく見えてしまうんです(でもちゃんと妻子持ち/笑)。
小松投手が先日10勝目をあげ、山本投手と金子投手があと1勝ずつすれば、10勝投手が3人になるオリックス、とにかく打線も頑張って欲しいですね~。
それと、この3日間気の毒だったのがソフトバンク。3試合すべて、延長12回引き分けで4時間の激闘続きという・・・。相手の西武はどーでもいいんですよ(爆)。単独首位で8ゲームも差があるんだから。でも2位のソフトバンクがこれだけ激闘して、1勝もできないってのは・・・しんどいですよねぇ。
オリンピック帰りの杉内投手も和田投手も、なんか悲壮感一杯で投げてて気の毒な・・・。二人とも男前なだけに(大爆)、なおさら同情を誘いますね。2年前の斉藤投手を思い出すだけに(ほんと悲壮で、ほんとカッコよかったの~!/泣笑)、ついついソフトバンクの応援に力がこもってしまいます(だから私はオリックスファン!)。
パ・リーグも残り試合はあと1ヶ月。ますます目が離せません。

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オリックス3位浮上

2008-08-30 23:44:34 | Weblog
午後からはほぼ雨が止み、日は射さなかったものの、これなら歩けたのに~とムシャクシャしつつ(汗)、しぶしぶと野球をTV観戦。
珍しく、調子良く点を重ねて、気がつけば勝ってました(苦笑)。日ハムと同率で3位に浮上。さぁいつまで続くか(自虐的性質が身に付き過ぎ/爆)。

これで今日は、追記も含めて3度目の書き込み・・・(苦笑)。


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悔し~い~っ!!

2008-08-30 09:51:05 | Weblog
なんで今日が一番の土砂降りなんだ~!?
なので、今日の飛鳥行きは断念せざるをえなくなりました(涙)。今、また風邪をひいて倒れるわけにはいかないし。
昨年にも、四條畷へ行こうとして、こんなことがあったぞ・・・(これはまだリベンジさえできてない/怒)。
昨日まではまだ、曇りがメインだったのに・・・私が出かけるというとこれかい!?晴女の母を連れて行かない、と言ったのがマズかったのか・・・(む~/汗)。
おふさ観音の風鈴は今年はあきらめ。ここが1番行きたかったのに~(泣)。藤原京跡は、コスモスのシーズンにリベンジするか~。ホテイアオイは、2週間後の飛鳥検定の前に寄れたら行ってみてもいいけど。
何にせよ、悔し~いっっ!!

追記(11:20)。
行かない、と決めたら、雨が止んできた。・・・もうこれだからぁ~~(怒)。
近ければもっと決断するにも余裕があるのに、行こうと思うと、やはり飛鳥は遠いなぁ(嘆)。
仕方ないので、今日の午後はオリックス×日ハム戦の中継でも見てるか~(京セラドームだから雨も関係ないし)。一応は3位攻防戦なんだから。

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情報が一杯

2008-08-29 23:58:04 | Weblog
サエコさんの大阪公演がようやく判明。
2月11~16日、予想通り「エリザベート」とオサさんのミュージカルとの間の時期の、梅芸でした。
しかし、土日は月キャストで、星キャストは平日のみ。う~ん・・・東京でまず星キャスを観るから、大阪では月を観ないと!と思ってたけど、こうも偏るとは(苦笑)。
土日祝の月キャスはもちろんですけど、千秋楽の星キャスも観られるように、休みを調整しなくちゃ(爆)。
ほかの地方は、舞台の出来とサエコさんの出演状況と、あと行ける場所&時間かどうか、次第でしょうね~(苦笑)。

宝塚では、来年3ヶ月の公演予定が発表されました。
1月の花組「太王四神記」は前から発表されてましたけど、2月の星組がニューオーリンズのジャズをテーマに景子先生で、藤井先生のショー。3月の雪組は石田先生の日本物ショーにトドさん降臨で、お芝居は谷先生の「怪傑ゾロ」だそうな。こっちにはトドさんは出ないの?
・・・・・んむむ(苦笑)。内容は、蓋を開けてみないとわからない演目ですねぇ(爆)。
日程的に、3月末になる可能性が高い雪組の新人公演は、あきらめになるかも(嘆)。せめて星組の新公だけは、落とさないようにしなくちゃ。
お正月明けの雪組バウは、予想通り音月さん主演でしたね。でも、さりげなくチケット代が値上がりしてる!4500円→5000円とな!?
大劇場の座席編成が変更になって、同時に値上げ、という話は聞いてたけど、バウの値上げまで言ってたっけ??
年末ドラマシティの「カラマーゾフの兄弟」、主な配役も発表されてました。
原作を読んだことがないので、ちょこっとネットで調べてみると、ドロドロの愛憎劇っぽいけど、サスペンス調の心理劇でもあるような。これも齋藤先生の演出次第か~。
で、ミズさんとユミコさんとくらま君が3兄弟。そのパパがハマコさん。ひろみちゃんは、ハマコさんパパの私生児じゃないかと思われてる料理番の役。
ミズさんとハマコさんで、ヒロインのとなみちゃんを取り合い、ミズさんの婚約者のさゆちゃんを、ユミコさんが密かに想ってる、という構図。
さぁて、どうなりますことか。

明日の予報はやっぱり雨(爆)。なんで私が行く時に~!!
今夜中に思いっきり降って、明日は曇りでポツポツくらいまでならいいから、土砂降りだけは絶対ヤダ~!
どうやら母上は、天気が悪そうなのと私の歩き計画とのおかげで、明日は断念したみたいです(苦笑)。

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模様替え

2008-08-28 23:58:36 | Weblog
昨晩、このブログの背景を夏バージョンからちょっと晩夏っぽく変えてみたんですけど、タイトルの模様替えはそれではなくて(苦笑)、宝塚の公式サイトが、いきなり変わってたのでびっくりしました。・・・で、見にくくなった(爆)。
中を開けると、今までのままなんですけど(それもいずれ代わるのかなぁ?)、トップページがやたらと光るので(笑)、見にくいったらありゃしない。

サエコさんご出演の「愛と青春の宝塚」、新しい情報。
2月24日、懐かしの富山オーバードホールで1回公演。キャスト不明。
・・・飛び飛びで洩れてくるだけで、だから大阪はいったいいつなの!?おそらく東京では星バージョンしか観れないので、月バージョンをいつ観れるかと待ってるんですけど。
でも、サエコさんを観に東京へ行く‘ついでに’「AKURO」を観ようと、すでに2回分チケを持ってる私って・・・(しかももう1回増えるかも~/爆)。

秋に彦根で、ゆるキャラまつりというのが開催されますが、主催のひこにゃん、いつの間にかお仲間が増えてる~(苦笑)。みつにゃん、さこにゃん、おおたににゃんぶ、というのが出来てます。さぁこの3匹(?)、いったい誰がモデルでしょう!?(笑)近江の武将好きならすぐわかることなんだろうか・・・??
<答え・みつにゃん=石田三成、さこにゃん=島左近、おおたににゃんぶ=大谷刑部>
みつにゃんはともかく、あとはマニアック過ぎないか~?(爆)
で、そのイベント、全国各地からいろんなキャラが集まってるようですが、一昨年、一斉を風靡した兵庫の‘はばたん’はいないのね~(苦笑)。関西では、ひこにゃんと二分する人気者(ホントか!?)だったのに。
あと、そのイベント参加のキャラたちの中に、神戸の‘わたる’君というのを発見。ただ、写真が載ってなかったので、どんなキャラかは不明・・・。なんか、気になるなぁ(笑)

追記。
そういや、明日香村のおとなり、高取町で11月に開催される時代祭りに参加する人を募集してますが、参加要項に大ウケ(笑)。10名までは武将の鎧兜をお貸しします、となっていて、自前の鎧で参加する人も大歓迎、と書いてある(爆)。
自前って~・・・それこそ鑑定団に出すようなお宝の鎧じゃなく、自分で着れる(自分で作った&買った)鎧ってことですよね??それってかなりのマニア(オタク)じゃないとねぇ~(でもこれが、世の中には結構いるみたいなんですけど/苦笑)。

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AQUA5

2008-08-27 23:56:45 | Weblog
今日は、夕方、そして晩と、AQUA5のキャンペーン番組が続きました(笑)。
夕方は、関西系読売テレビ。生出演で新曲披露。
夜は、さんまさんの全国ネット番組で宝塚特集。
公演中に忙しくて大変ですけど、公演中だからこその活動期でもある(苦笑)。せっかくユニットを作ったんだから、盛り上げたい、というのが劇団の意図でしょう(これまで散々失敗してるし/爆)。
今のところそれなりに成功してるし(やっぱりトップさんをメインにしたことと、上手く旬のメンバーを組ませたことが当たったかな)、ミズさん体制の間は、この5人を崩さずに売り出していくことになるでしょうから、ひろみちゃんはほんと良いチャンスに恵まれたと思います。
でも、読売の生放送番組(私は録画で見たけど)でのひろみちゃん、やっぱり一番おとなしい(苦笑)。もうちょっとアピろうよ!と思ってしまうこのもどかしさ・・・同じ姉妹だねぇ(爆)。

話は飛んで、この週末の土曜日、ラストチャンスでおふさ観音の風鈴祭りと、本薬師寺跡のホテイアオイへ行こうかと思ってるんですが、予報は雨(大爆)。
だ~か~ら~、そこでなぜ雨マーク?
曇り空でポツポツ程度なら、決行しようとは思ってますが。
すると、母親が横から「お母さんも行こうかな~」・・・はい?言っときますけど、今回は歩きますよ?(苦笑)
おふさ観音から藤原宮跡へ回り、そこからホテイアオイ、そして畝傍~橿原神宮の1駅だけ乗って、いつもの花屋さんで供花を買い、入鹿様へお参りだけでも~という計画なのに。
ホテイアオイが今年も全盛で満開、というなら母を連れて行ってあげたい気もしますが、どうも今年はいまひとつ、という話を聞きましたし。
ん~あとはお天気と母上の気まぐれ次第かな(苦笑)。
・・・それにしても、8月末でこの涼しさ、近年あまりなかったような。雨ばかりも困りますが、体がラクなのも確かです。

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雪組新人公演

2008-08-26 23:55:52 | Weblog
今日は雪組の新人公演でした。
せしる君ようやくの初主演、観に行ってきました~。
演出担当は稲葉先生。これまでの作品のイメージからして、正塚先生に近いものを作ろうとする傾向があるのかな?と思ってましたが、その点では、本公演の演出を忠実になぞったような新公だったかな、と。

せしる君のネロ。本役のミズさんが、くすぶり続ける情熱と強い意志を持つ男らしいカッコよさを持つのとは対照的に、せしる君は崖っぷちを全力疾走するような危うさと、クールを装いながらもそうせずにはいられない激情を持つ、という感じで、なかなかに魅力的でした。気だるそうに腰掛けてる姿とか、かなり様になってましたしね♪
それにしても、あの膨大な台詞を覚えて、あそこまで演じられただけでもアッパレだと思います。
親友のエスコバルは凛城きら君。せしる君が繊細かつ危うさを秘めたタイプなので、自然と、しっかりとした頼もしさを感じる役作り。本役のミズさん&ユミコさんの関係とは、逆な感じですね。ユミコさんの場合は孤独と虚しさを抱えながらも、ミズさんの熱さに引っ張られ、そのために生きてるような風情ですが。
凛城君は、危うさを抱えたせしる君のネロを、どうしても放っては置けない、とついてきて支えてる。だからこそ、二人の別れのシーンの、せしる君ネロの悲痛な叫びに、ジンとしました。
ヒロインのセリアは、抜擢の舞羽美海ちゃん。小柄でスタイルの良い子ですね。ダンサーなのかな。踊ってる姿に、ものすごくキレがありました。
とにかく、体当たりで思いっきりぶつかってきた、という感じでしょうか。大人っぽい雰囲気のある娘役さんですね。
セリアの弟リナレスに、これまた抜擢の彩風咲奈君。ショー・シーンのラテン曲を見事に歌いこなして、大拍手でした!男役としての歩き方や仕草などは、まだまだこれから勉強という感じですけど、また将来有望な若手さんの登場というところでしょうか。

インパクト強だったのが、さすが愛原実花ちゃん。エスコバルに積極的にアピールする、という押しの役だったのもありますけど、やはりスタイル抜群で綺麗なので、バックダンサーにいてもパッと目に付きますね。
前の公演で新公主演だったまこと君は、今回は打って変わって本役ハマコさんの悪徳大統領。お髭もつけて、貫禄たっぷり(笑)。やはり実力派ですね~。
巧者だな~と思ったのが、マフィアのボスを演じた大凪さん。ドスも利いてましたし、一転パパらしくオロオロするところや、椅子に縛られて動けないところ、足をガタガタさせて、せしる君に蹴っ飛ばされてました(笑)。

地味で長い作品なので(もちろんノーカット上演)、新公メンバーにはものすごく大変だったと思うんですけど(苦笑)、それでもきちんと形に仕上げてきたのは、さすが雪組だと思います。
あれこれ後ろで細かく動いてるお芝居でもあるので、やはり本公演ももう一度観たいな~と思いましたね。

新公を観に行ったついでに、キャトルに寄ってAQUA5の新しいCDをゲットしてきました。迷ったんですけど、結局特典DVD付きを購入。まだ観てませんけど、ジャケットのひろみちゃんがかなりイケてたので、動画を見るのも楽しみです。
あと、次の月組のチラシもゲット。ポスター写真はすでに公式サイトにもアップされてますが、チラシを裏返して、大野先生・・・と思わずつぶやきました(爆)。こだわりの裏写真も、ぜひご覧下さいませ。
・・・しかし、ヒロインが決まってないので二人写りなのはわかってるけど、それにしてもやっぱり、大野作品ってこういう構図なのね~(苦笑)。ヒロインそっちのけで、匂宮と薫の物語になる可能性が、コワイですぅ(笑)。

最後にもうひとつ。
サエコさんご出演という、松平健主演の映画「極道の食卓」、原作は漫画だそうですね。熟年離婚したヤクザの親分が、昼はヤクザ、夜は夜間学校に通って少し緩やかな日常を送っていく、その合間に楽しむグルメな食卓、というストーリーらしい。
サエコさんの役がどんなものかは不明ですけど、公開は来年2月以降らしいとのことです。

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博多道中記・その8

2008-08-25 23:53:44 | Weblog
多々良浜をあとにし、筥崎宮の最寄りのバス停で下車。
元寇の際、元軍調伏の祈祷が行われたという神社の社殿には、「敵国調伏」の文字が。
日曜のわりに、人気の少ない筥崎宮でした。・・・暑かったせい?(苦笑)
お腹が空いてたので、どこか食べる場所はないかときょろきょろしながら歩いてたんですが、バスの通ってる大通り沿いはともかく、神社の周囲には意外とそういうお店が見当たらず、引き返そうかどうしようか迷ってると、目の前に地下鉄の駅。
足も疲れたしお腹も空いてヨタヨタしてたので(苦笑)、またバス通りに引き返すよりは、地下鉄で1駅行けば次の目的地も近いし、地図を見ると駅前にロイホがある。
だったらロイホでしばらく休憩しよう、と地下鉄へ。

ぐったりと昼食休憩をとり(ドリンクバーのアイストロピカルティーは美味しかった/笑)、足を伸ばして少し元気が戻ったところで、最後の目的地、東公園と元寇史料館へ向かいました。
史料館のある公園の敷地へ入ると、まず違和感。公園・・・じゃない?
目の前には、どどんとでっかくそびえ立つ、日蓮上人の像。公園の一角に、日蓮宗のお寺が入ってるんですね。そして日蓮といえば、元寇とセットのように歴史上に出てくる僧でもあります。
そのお寺の敷地内に元寇史料館もあるのですが、どうも様子がおかしい。土日開館(平日は閉まってるらしい)のはずなのに、もしかして、休み??
不審に思いながらも、空の気配がまたまた怪しくなってきたので、史料館は後回しにして、先に公園内の亀山上皇像の見学。
元寇の際、敵国調伏を全国あちこちの神社仏閣などに命じた亀山上皇を記念して、明治時代に建てられたものだとか。まぁそれだけ、元軍を追い払った‘神風’と、明治以降の天皇家の権威とを結びつける時代だったんだとは思いますが。
しかし、この像がでっかい!行きがけにJRで通った時も、電車から見えてうわ~とは思いましたが、実際に目の前で見上げると、ほんとでっか~~い!(苦笑)
ただでさえ、階段を上ったてっぺんにあるのに、そこからさらにそびえ立つ亀山上皇の像。へぇぇ~と見上げていると、いよいよ雷が鳴り出しました・・・。
像の上に雷が落ちたらえらいことになるので(爆)、急いで下へ。そして、像から離れて史料館へ戻る間にも、雷の音はどんどん近づき、空も薄暗くなってきました。

無事に入れれば雨宿りできるのにな~と、もう一度史料館の入り口へ行ってみると、貼り紙がしてありました。「史料館に御用の方は、売店までお越し下さい」
売店??ぐるりと見回すと、売店というよりは、お寺の受付しかない。でも、そこ以外に人はいないので、行って訊いてみました。
「史料館は今日はお休みですか?」
「いいえ、さっきまで団体さんがいて開けてたんですけど、ちょうど今閉めたところで~」
・・・お客がいる時しか開けないってことですか、それは?(爆)ちょっと驚きましたが、売店のおばちゃんは親切に「見たいんなら開けますよ~」と言って下さいました。私一人のために・・・すみません(苦笑)。
その頃には、すっかり辺りは暗く曇り、今にも雨が降り出しそうな気配。見学してる間に雨が通り過ぎてくれれば~と思いつつ、おばちゃんがシャッターを開けてくれた史料館の中へ。
「冷房もさっき切っちゃって、暑いですから窓開けときますね~」と言って、明かりも点け、おばちゃんは出て行ってしまいました。
あとには、がらんとした史料館と私のみ(笑)。貸切状態で、のんびり見させていただきました。
と、いきなりすごい雷の音と、滝のような雨が。太宰府に引き続き、またもや嵐の通り過ぎるのを、史料館見学でやり過ごすことになりました。
史料館は、元寇そのものよりもむしろ、当時の日蓮上人の事跡を追うような展示がメイン。さすがお寺付属の史料館。
でも、複製や模写とはいえ、教科書にも載っている元寇を描いた有名な絵巻や、北条時宗の肖像、元軍の鎧兜なども展示してあって、それなりの雰囲気はありましたね。
雨宿りも兼ねて1時間近く、史料館を見終わった頃には、どうにか雨も小降りになってきていて、外を歩けないほどじゃない。それならそろそろ駅へ戻ろうかと、史料館の受付でTVを見つつずっと座って待っててくれたおばちゃんにお礼を言って、史料館をあとにしました。

これで目的地は全部回り終えたので、最寄のJR吉崎駅から博多に戻りました。
帰りの新幹線まで、残りは1時間ほど。駅の構内をうろついて、家や職場へのお土産を買ってたら、あっという間に時間が過ぎましたね(笑)。

一人旅ということで、今回はほんと、自分の回りたいように、マニアックにウロウロできましたね。さらなるマニアどころも発見できましたし、思った以上に博多名物も食べられましたし。
太宰府は、また博多に観劇に来ることがあれば、再度リベンジしたいと思ってます。

・・・長々と書き続けてきた道中記も、ようやく終了!やれやれです(笑)。

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なかなか終わらない(汗)

2008-08-23 23:59:33 | Weblog
道中記もあとちょっとなのに・・・(苦笑)。
今夜は書いてる時間がなくなったので、つぶやきだけ。

野球、やっぱりダメでした(溜息)。
ジャパンメンバーが発表された時、これじゃあメダルは無理かも・・・と思ったのですが、案の定な結果になりました(爆)。
毎回の試合を観てると、まるでオリックスみたいな試合展開(大爆)。プロ野球の試合と両方見る日は、オリックス戦を1日に2度見るような疲労を感じましたね~(自虐)。
負けたことをとやかく言ったって仕方ない。ジャパンメンバーも、今はゆっくり休養して、また調子を戻してペナントレースに復帰して欲しいですね(でもまず病院直行な選手もいますけど・・・ほんとボロボロになって帰ってくるよなぁ/溜息)。

来年以降の宝塚のチケット発売方法の変更が、公式サイトに載ってました。
ついに並びがなくなるってことか・・・。東京と同じ方式になり、ある意味公平にはなるんでしょうけど、ただ問題がひとつ。
新人公演のチケットが、これまでのように手に入らなくなるってことか(汗)。
完全に早い者勝ち、人気演目の新公は一瞬で完売ってことにもなりかねない。しかも、立見は基本的に当日券回しになるみたいだし。
前売りで買って、仕事帰りに観に行くには、座席券でなくてはならないという厳しい状態になるってことですね・・・。
そろそろ、潮時なのかなぁ?(がっくり)
かろうじて、しゅん君とゆずる君は今年で卒業。現時点であと観たい子は、星組のるりか君と、月組のみりお君。この2人はもう1年残ってて、雪組は全体を観たい組でもあるんだけど・・・。
努力はするけど、あきらめも肝心、という観劇スタイルに、これから慣れていかなきゃならないですね・・・。


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劇団☆新感線

2008-08-22 23:56:53 | Weblog
またまた道中記は中断して、新感線の舞台を観てきたので、ざらっと感想。・・・しかし、いい加減に道中記は書き終えないと(苦笑)。

いつも笑いあり涙ありのチャンバラエンターテイメントな作品を創る新感線。今回は「五右衛門ロック」。
天下の大盗賊石川五右衛門の物語・・・といっても、あらすじは完全にオリジナルというか、ぶっ飛んだファンタジー(?)なもの。
釜茹でにされたところをまんまと逃げ出し、狭い日本を飛び出て海の向こうの南国で繰り広げられる痛快ドタバタ時代劇!ってな感じでしょうか(笑)。
大阪での公演会場が、厚生年金会館の大ホールというだけでも相当だだっ広いのに、それだけのお客を呼べる豪華な出演陣。
五右衛門は新感線の古田新太さん。それに新感線のメインメンバー、高田聖子さん、橋本じゅんさん、粟根まことさんたちも勢ぞろい。
ゲスト出演者に松雪泰子さん、森山未來くん、江口洋介さん、川平慈英さん、そして北大路欣也さん。

いつものように、お笑いもちりばめてエンターテイメントな作品ではありましたけど、私としては、何か物足りない印象。
ゲストが豪華すぎて、焦点が分散してしまったせいなのか、ロックと銘打って、ロックを唄い踊るシーンが長めだったのが、集中力を途切れさせた原因なのか。
主役の古田さんも、ゲストに場面を譲ってる分、主人公というよりも物語を進行させていく傍観者のようにも見える。押さえるところはしっかり押さえてましたけどね。
松雪さんはヒロインだからともかく、江口さんと川平さんが、それぞれ単独でも充分見せ場を出せる人だけに、二人並ぶと豪華ではありますけど、二分割もされてしまう。北大路さんは、さすがの貫禄で渋くどっかりと腰をすえておられましたけど。
森山くんは、あんな使い方じゃ却って勿体ない!王子様な役でしたけど(橋本さんのアドリブで「そこの宝塚みたいな奴~っ!」と呼ばれてました/笑)、森山くんってそんなタイプじゃないでしょ。「メタルマクベス」では、少ない出番ながら、ばっちりと印象づけるだけの勢いと覇気、そして高い技術力がありました。あの時を思えば、今回の役はつまんない~(爆)。
タップダンスはさすがダンサー、そして歌も朗々と響く美声、身体の動きのキレも良いので、チャンバラもカッコいい。しかも、お笑いセンスもばっちり(笑)。これだけの条件が揃って、なんであんな、ただウロウロ悩むだけの悲劇の王子様役なんだ・・・。もっともっと弾け飛んでできるはずだけに、まさに‘役不足’だと思いましたね。

私が新感線を観るようになったのは、この数年のことなので、あまり偉そうには言えませんけど、このところ新感線の面白さの方向が、以前とは違ってきたように思います。もちろん、主宰者のいのうえさん自身が、インタビューでも「新しい新感線をもっとつくりたい」というようなことを言っておられたのも読みましたし、認知度が広がるにつれて、会場も大きく、ゲストも豪華に、ならざるを得ないのもわかります。
でも、なんとなく、物足りないな~と思ってしまうんですね。
私の新感線初見で、今でも最高だったと思うのが「アテルイ」。その次に劇団公演としてドラマシティで観た「七芒星」が、いかにも新感線らしい泥臭いドタバタエンターテイメントで、すごく笑った!新感線初のミュージカルとして話題になり、とても好きになった作品の「SHIROH」。「アテルイ」に次ぐ骨太で面白い時代劇だった「朧の森に棲む鬼」。
この4作品が、私の中では上位です。もちろん観てない作品のほうが多いですし、再演は観たけど初演は知らないとかもありますし、それこそ偉そうに言えないのですが、新感線の持つ泥臭い面白さは、ずっと持ち続けてほしいと思いますね。

追記。
そうそう、今日の舞台でのアドリブで、鉱山を掘ってる抗夫さんたち、野球の真似事をしてて高田さんに「野球は今日ダメだったんだから!」と怒られてました(爆)。
・・・ほんとにね~、岩瀬投手は危ないからやめて~!とTVの前で叫んでたら、現実になってしまいました(汗)。監督の采配ミスですよ、あれは。
やっぱり、今のジャパンのメンバーじゃ、韓国には勝てないよ~と思ってた通りです(爆)。せめて銅メダルはもぎ取って欲しいものですが・・・心配だなぁ。

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