宙組さんを観てきました。
…予想外に(失礼)面白かった。
生田先生のオリジナル作品ということで、物語の収拾がちゃんとできてるのかな?とちょっと心配してたのですが。
やや無理矢理感があるとはいえ、宝塚らしい風情と、コマちゃん美穂さんのおかげで、お芝居として面白く観られる作品になってましたね。
コマちゃんの芝居巧者な存在感がなければ、収拾がつかなかったとは思うのですけど。
いやぁもう、コマちゃんブラボー!
シェイクスピア本人の物語を、シェイクスピアの作品の物語に絡めて、リンクするようなお話になってます。
なので、作品を知っていれば、あ~これはあの作品のあの場面!と思い当たるようになっている。
でもそのメインを「冬物語」に据えるのは、マニアックだろう…生田先生。
私も、「冬物語」は昔バウで花組さんがオサさんアサコさんで上演したのを観たのみ。そういえば…と思い出すのに時間がかかりました。
まぁ、たぶん知らなくても話はわかるんでしょうけど(そんな複雑な構成でもないし)。
シェイクスピアのまぁ君。
まぁ君には、やっぱりこういう白い二枚目がよく似合う。芸術家で、純粋で少年のような真っ直ぐさ。以前演じたブラームスにも通じますけど。
アンに恋をしてあっさり結ばれていくところが、都合良すぎて、あ~宝塚だなぁ~(笑)。
でも、劇作家として成功しながら、失ったものの大きさに、書けなくなって苦悩するところは、まぁ君の真っ直ぐなお芝居が活きて、じわじわきますね。
妻のアンをみりおんちゃん。
まぁ君のシェイクスピアよりも大人な風情ですが、だからこそシェイクスピアを甘えさせてくれる包容力があります。
しかしみりおんちゃんも、細いな~…。
シェイクスピアのパトロン、ジョージを真風君。
野心高い貴族かと思ったら…突然崩れてどーなるかと思いましたけど、あの生真面目なヘタレっぷりが、真風君だなぁと思う(褒めてます)。
一座の看板役者リチャードが、コマちゃん。
コマちゃんが、いいところを全部かっさらっていった感じ(笑)。でもさすが、上手いんですよね。コマちゃんだからこそ、あれだけの説得力が出る。ほろりとさせられました。
美穂さんのエリザベス女王も、さすがの貫禄。
ジョージの妻ベスは、うららちゃん。あの美貌に観惚れる…。神々しいくらい綺麗です。そして、夫を叱咤することが後半にあんな風に崩れるとは(笑)。
途中までは、どうなるかと思った作品でしたが、終わってみればハッピーエンドの大団円。
ラストを収拾して、最後の口上(「夏の夜の夢」のパックですよね)までやってのけたコマちゃん、ほんと、コマちゃんがいてくれてよかった。
ショーは、お芝居に比べたら印象が薄い。
大階段が舞台上に常にあることで、舞台転換にあまり差がなく、却って豪華に見えないという気がします。
舞台空間も狭くなりますしね。
タイトルにちなんで、「目」「瞳」に関連するJ-ポップメドレーとか、ちょっと安直だよ、藤井先生…。
ショーでも、うららちゃんの美しさに釘付け。あぁ眼福眼福。
あと、桜木君がよく目に入ってきますね。アイドル系の綺麗な子なのに、踊ってると意外と濃くて、端正だけど個性的、みたいな。踊り方が、昔のジュリさんやみーちゃんをなんとなく思い出します。
宙組さんは一回きりの観劇。でも、面白い作品でよかったです。
次にまぁ君を観るのは、「エリザベート」か…。私はまぁ君なら、トートよりファントムのほうが観たいな~と思うのですけど…。
…予想外に(失礼)面白かった。
生田先生のオリジナル作品ということで、物語の収拾がちゃんとできてるのかな?とちょっと心配してたのですが。
やや無理矢理感があるとはいえ、宝塚らしい風情と、コマちゃん美穂さんのおかげで、お芝居として面白く観られる作品になってましたね。
コマちゃんの芝居巧者な存在感がなければ、収拾がつかなかったとは思うのですけど。
いやぁもう、コマちゃんブラボー!
シェイクスピア本人の物語を、シェイクスピアの作品の物語に絡めて、リンクするようなお話になってます。
なので、作品を知っていれば、あ~これはあの作品のあの場面!と思い当たるようになっている。
でもそのメインを「冬物語」に据えるのは、マニアックだろう…生田先生。
私も、「冬物語」は昔バウで花組さんがオサさんアサコさんで上演したのを観たのみ。そういえば…と思い出すのに時間がかかりました。
まぁ、たぶん知らなくても話はわかるんでしょうけど(そんな複雑な構成でもないし)。
シェイクスピアのまぁ君。
まぁ君には、やっぱりこういう白い二枚目がよく似合う。芸術家で、純粋で少年のような真っ直ぐさ。以前演じたブラームスにも通じますけど。
アンに恋をしてあっさり結ばれていくところが、都合良すぎて、あ~宝塚だなぁ~(笑)。
でも、劇作家として成功しながら、失ったものの大きさに、書けなくなって苦悩するところは、まぁ君の真っ直ぐなお芝居が活きて、じわじわきますね。
妻のアンをみりおんちゃん。
まぁ君のシェイクスピアよりも大人な風情ですが、だからこそシェイクスピアを甘えさせてくれる包容力があります。
しかしみりおんちゃんも、細いな~…。
シェイクスピアのパトロン、ジョージを真風君。
野心高い貴族かと思ったら…突然崩れてどーなるかと思いましたけど、あの生真面目なヘタレっぷりが、真風君だなぁと思う(褒めてます)。
一座の看板役者リチャードが、コマちゃん。
コマちゃんが、いいところを全部かっさらっていった感じ(笑)。でもさすが、上手いんですよね。コマちゃんだからこそ、あれだけの説得力が出る。ほろりとさせられました。
美穂さんのエリザベス女王も、さすがの貫禄。
ジョージの妻ベスは、うららちゃん。あの美貌に観惚れる…。神々しいくらい綺麗です。そして、夫を叱咤することが後半にあんな風に崩れるとは(笑)。
途中までは、どうなるかと思った作品でしたが、終わってみればハッピーエンドの大団円。
ラストを収拾して、最後の口上(「夏の夜の夢」のパックですよね)までやってのけたコマちゃん、ほんと、コマちゃんがいてくれてよかった。
ショーは、お芝居に比べたら印象が薄い。
大階段が舞台上に常にあることで、舞台転換にあまり差がなく、却って豪華に見えないという気がします。
舞台空間も狭くなりますしね。
タイトルにちなんで、「目」「瞳」に関連するJ-ポップメドレーとか、ちょっと安直だよ、藤井先生…。
ショーでも、うららちゃんの美しさに釘付け。あぁ眼福眼福。
あと、桜木君がよく目に入ってきますね。アイドル系の綺麗な子なのに、踊ってると意外と濃くて、端正だけど個性的、みたいな。踊り方が、昔のジュリさんやみーちゃんをなんとなく思い出します。
宙組さんは一回きりの観劇。でも、面白い作品でよかったです。
次にまぁ君を観るのは、「エリザベート」か…。私はまぁ君なら、トートよりファントムのほうが観たいな~と思うのですけど…。