趣味の日記

観劇・歴史・小説・漫画などなど、思いつくままの語り日記

勤労日曜日

2008-06-29 23:59:15 | Weblog
今日は、職場の駐車場にはびこった植木の枝払いに、ボランティアで行ってきました。
私が接客業務から事務へ異動して2ヶ月。お給料の計算だの消耗品の購入、機器類の修理、その他請求書類の処理etc・・・。
いかに職場でいろんなお金を使ってるかがわかるようになってきたところで、さらに浮上したのが職場周りの植木の剪定作業。
はて、これはどうすりゃいいんだ??植木屋さんに頼めば、それこそかなりの額の予算が必要になるし、かといって放っておくとどんどん伸びて邪魔なことこの上ない。
で、事務処理素人な私が普段お世話になっている、よその事務担当さんに電話して訊くと、「経費節減するなら、自分たちで伐ればいい」とのありがたいお言葉(爆)。
でも、どないしょ~と悩んでるくらいなら、確かにそのほうが早い。
花壇の植木はともかくとして、一番邪魔なのが駐車場周りにずらりと植えてあるヤマモモの木!幅広く茂って、外の歩道にはみ出るは、駐車場の車に当たって邪魔になるは、門の開け閉めに邪魔になるはで、とにかく伐っちゃいたい!
念のために父親に確かめると、ヤマモモは素人が伐ったところで、どうせまたニョキニョキ生えてくる強い木だから、どんどん伐っちゃっても平気だそうな。
ということで、恐る恐るながら、駐車場を利用しているメンバーで、あくまでもボランティアで手伝ってくれる人を募集してみました。
すると、賛同して下さった人が数名。
上司の許可も得て、今日の日曜午後に作業しようと決め、ハサミやのこぎりを準備していたところ、見事に雨・・・(ガーン)。
やはり、雨女な私が企画すると、天気は絶対味方してくれないのか~と嘆いていると、今朝、作業に参加予定の方から連絡がありました。
「決行するよ~!」
この大雨の中!?とびっくりしましたが、天気予報では、午後から徐々に回復に向かうかも?という状態で、しかも電話をくれたのは職場近くに住んでる人。地元の人が言うんだから、行くだけ行ってみよう、と職場へ車で向かうと、確かに地面が乾いている・・・。我が家ではまだ降ってたのに。
ともかく、空を見上げながらも、作業開始。
途中で雨が降り、何度か作業中断はありましたけど、2時間あまりの作業で、主に邪魔な枝はどうにか全部払い落とし、見通しの良くなった駐車場に、ホッと一息。
大量に出た枝葉の処理は、さすがに処分業者を呼ばなきゃな~と思ってたら、一人の方が「これくらいなら、うちの山へ持ってけばそのまま土に返るよ~」と申し出て下さり(さすが田舎の職場、山持ちの地主さんもいるのだ/爆)、無事に解決。
怪我する人もなく、虫に刺されたりする人もなく(ボランティアで来て下さったのに、そんな災難に遭ったら申し訳ない)、無事に作業を終えることができて、呼びかけ人としては、肩の荷が下りました(ホッ)。
作業を終え、雨と汗で濡れた服を着替え、やれやれお疲れ様~と解散したところで、すっかり雨が上がって日が射してきたのには、正直コラコラ~(怒)と思いましたけど、蒸し暑い日差しの下での作業と、雨の合間に曇った空の下での作業とだったら、まぁどっこいどっこいではあるかも。
あとは今日の雨で、風邪をひく人がいないことを願います(自分が一番危なかったりして/爆)。


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スカーレット・ピンパーネル

2008-06-28 23:57:23 | Weblog
星組公演、観てきました。
新人公演までに本公演を観とかなくちゃ!ということで(来週はサエコさんのために東京行きだし)、今日ふらりと観に行ったんですが、これが意外と面白かった。
まぁブロードウェイミュージカルで根本がしっかりしてるのと、小池先生のきっちりしたそつのない潤色と、トウコちゃんあすかちゃん二人の上手さのおかげで、夏休みファミリー向け冒険活劇になってました。
子供が観てもわかりやすく楽しいんじゃないかな。それでいて大人っぽい恋愛も描かれてるから、一般受けしやすそう。
平日のチケットはまだまだ余裕たっぷり状態ですけど、これからクチコミで減っていくかもしれません。

10年前、マリコさんのバウ「イコンの誘惑」で、ノルさんがユリちゃんを想って歌った曲が、ものすごくロマンチックでノルさんの代表曲にもなりましたが、その曲がこの「スカーレット・ピンパーネル」のショーヴランが歌う曲だと知り、ブロードウェイ版のCDを買って持ってたりするんですが、まさかそれを宝塚で上演する日が来ようとは。
「イコン」も小池先生作品だったことを思えば、小池先生にとっても、10年越しの上演が叶ったということなのかな。
パンフを読むと、ブロードウェイ版の少人数公演を、宝塚の大劇場用にかなりアレンジしたみたいですね。ストーリーもだいぶいじってあるみたいだし。
ブロードウェイ初演時、評判はいまいちだったと聞いた覚えがありますが、徐々に改定を重ねて、現在のバージョンになったとか。
でもまあ確かに、根本的にはアメリカ受けする作品ではないでしょうね。貴族が革命派をやっつける話ですから(苦笑)。
ただ、日本人がなじみやすい、少女マンガ的冒険活劇ではあると思います。ブロードウェイ版とは別に、宝塚でも昔、独自に原作からミュージカル化してますし(それをタモさんが地方公演で再演したはず)。
私も原作は読んで知ってますが、今回の「スカーレット・ピンパーネル」は、話の流れは原作を踏襲しつつ、原作でオジサンだったショーヴランをヒロインの元・恋人にして、主役パーシーとの対立の図式をさらに際立たせ、その上で宝塚版として、フランス王太子ルイ・シャルルの救出というエピソードを足してあります。

パーシーのトウコちゃんは、変幻自在、歌ってお芝居して変装して、やっぱり芸達者。
コスチュームを着こなすにはやはりちょっと小柄で華奢なんですけど、前回の「エル・アルコン」の中世衣装と比べれば、時代も新しく、すっきりとしたお衣装で、今回の方がずっと似合ってます。
私の個人的なパーシーのイメージとは違いますけど(笑)、飄々として頭の回転が速く、遊び心を楽しみながらも勇敢に悪に立ち向かうという、宝塚的ヒーローの条件は十分に満たしてます。
一箇所だけ気になるといえば、一人で心情を歌い上げる時のオーバーアクションな動きかな。小柄なトウコちゃんが存在を大きく見せようとしてるのかもしれないけど、私の好みとしては、そこをもっとぐっと抑えて、切々と大人っぽくキメて欲しい気がする・・・。
あすかちゃんのマルグリットは、申し分なく大人の美女。愛し合って結婚したパーシーと、昔の恋人であるショーヴランとの間で、誰を信じるべきかと思い悩む部分も綺麗だし、歌もお見事。気が強いけど可愛げもあり、ほんとトウコちゃんの良い奥さんです。
ショーヴランのれおん君。悪役は初めてということですが、かなりの苦戦中(爆)。革命派としての野心家な部分、革命の中に理想を求めようとする情熱、それでいて、血で血を洗う現実と理想との間にどこか隙間を感じている孤独、だからこそかつて共に戦う同志であり恋人だったマルグリットへの、忘れられない想い・・・そういったものをお芝居で表現するには、れおん君はまだまだ未完過ぎる・・・(汗)。
トウコちゃんのパーシーとの差があまりに歴然で、パーシーにいいように振り回されてるだけにしか見えないのが残念。
パーシーのふざけた(笑)言動の中に、何かおや?と一瞬眉をひそめるようなそぶりくらいあってもいいと思うんだけど。変装して潜入してるパーシーの口調に、どこかで聞いたような?とほんの一瞬視線を止めるだけで、そういった雰囲気は出るはず。台詞で表現しない部分での、そういった細かなお芝居で、ショーヴランの切れ者ぶりとか、手強さがもっと出てくるだろうに。
・・・実は私、この作品は雪組で観たかったんですね(大爆)。ミズさんのパーシーととなみちゃんのマルグリット、そして何よりもユミコさんのショーヴラン!ミズさんとユミコさんなら、対等な大人の男の対決になり得ただろうし、ユミコさんにはぜひともあの曲を歌って欲しかったんだけど・・・。

小池先生は、星組メンバーの使い方も上手く割り振ってありました。
パーシーの友人たちで「スカーレット・ピンパーネル」の仲間が、しーちゃん、すずみん、彩海君、夢乃さん、しゅん君、ゆずる君、壱城あずさ君。
特にゆずる君と壱城君は、先日の「アンナ・カレーニナ」で大躍進した二人。本公演で初の抜擢、嬉しいですね~!
同じく「アンナ・カレーニナ」で躍進した、るりか君や真風君なども、アンサンブルでソロをもらってたり、目立つ位置にはいますね。
パーシーの片腕としてよく動いてるのがしーちゃんで、すずみんがさらにその補佐的位置。でも恋愛エピソードはすずみんの方にありますね(笑)。
しゅん君が、首周りがちょっとすっきりと痩せた感じで、丸いけど(笑)小顔でスタイル抜群なのが、遠くからでもよくわかるし目立つ。・・・昔の誰かさんにますます似てきた(?)のか、どこにいてもつい目で追ってしまう(大爆)。新公ではショーヴランなので、今からものすごく楽しみですね♪
和さんが、マルグリットの弟(原作では兄なんだけど)で、ちょっと毛色の違う役。
和さんの恋人役がねねちゃん。健気で可愛い女の子・・・のはずなんだけど、相変わらずドレスの裾から小悪魔の尻尾が見え隠れしてますよ~(爆)。
パーシーのお仲間君たちには、それぞれセットになる恋人役の娘役さんたちがいます。組み合わせはすずみんとコトコトちゃんしか把握できなかったけど(苦笑)、メンバーとしては華美ちゃん、音花ちゃん、まりいちゃん、せあらちゃん、夕妃ちゃん、まりやちゃん。・・・それにしても、星組って娘役というより女役なメンバーばっかりに思うのは、私だけ?(大爆)

フィナーレが「エリザベート」とまったく同じ構成(二番手スターのソロ→ラインダンス→トップと娘役のダンス→男役ダンス→トップコンビデュエット→パレード)なのは、小池先生、手抜きだ~と思いましたけど(笑)、VISAが付いてるおかげで、舞台セットもお衣装も豪華だし、ワイルドホーンさんの楽曲はさすがものすごく綺麗だったし、星組らしく体育会系アンサンブル(笑)もよく揃ってたし、ところどころジョークもちりばめた正統派冒険活劇で、楽しく観られました。
これならもう一回か二回、観てもいいかな?と思いましたね。
で、帰りに来週の東京行きの切符を買いにチケットショップへ行った時、前楽の観やすい席が定価で出ていて、思わず買ってしまいました・・・(爆)。

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産経

2008-06-25 23:46:17 | Weblog
我が家で読んでいる産経新聞で、3日前から写真連載されてる子パンダちゃんたちが、あまりにラブリーで癒されてます(笑)。
なにせ初日掲載の写真がすごかった。床にずらりと並べられた10頭ほどの子パンダちゃんたち。大小取り混ぜて、床にペタ~ンとうつ伏せに並べられている(大笑)。
まだヨチヨチ歩きもできない、生後1ヶ月から2ヶ月半ほどの子パンダなので、うつ伏せに置かれたら、そりゃ~ふにふにともがくだけで、自力で動くなんてできるはずもない。
まさにぬいぐるみを並べてあるような写真で、一目見て大笑いしてしまいました(爆)。
昨年の今頃、白浜のアドベンチャーワールドで見た愛らしいヨチヨチ歩きの双子の子パンダ。あれ以来、すっかり子パンダというと‘動くぬいぐるみ’にしか思えない(笑)。映像はもちろんですけど、今回の新聞の写真でさえ、いくら見てても飽きません。ほんと、か~わ~い~い~!

同じく産経で、これまた3日前から夕刊で連載されている明日香の棚田風景。
見慣れた光景のようでも、ちょっと違った角度から見れば、まだまだ奥は深そうです。
今夜の記事では、棚田へどうやって水を引いているか、という話が載っていて、確かに飛鳥川は棚田の下を流れてるよな~と、改めて思いました。ちゃんと、昔から連綿と続いてきた水路が、今も田んぼを潤しているのだとか。
誰が作ったのかもわからない、もしかすると平安の昔から、飛鳥川の上流から水を引いて田んぼを作ってきたのかと思うと、時間が止まったような明日香のゆったりとした風景も、納得できる気がしますね。

明日香といえば、最近新聞にちょくちょく載ってる、木簡の文字解明のニュース。
過去に見つかった木簡であっても、現在の最新技術で再度調査すると、まだまだいろんな発見があるんですね。
ちょうど7月の両槻会のテーマが木簡なので、ちょっと興味を持って記事を読んだりしてます。とはいえ、まだまだそっち方面はド素人な私。9月の第二回飛鳥検定に向けて、ちょっとはお勉強せねばと思えど、なかなか頭には入らないものですねぇ(苦笑)。

話が飛んで。
昨日今日と、連続してサエコさんご出演のTVインタビューが、スカイステージとWOWWOWで流れました。
すっかり女優さんになられたサエコさん。見た目も話し方も‘可愛い女の子’になってるのが、私にとっても当たり前になってきた今日この頃(笑)。
でもポスターの撮影風景で、久々に男役の黒燕尾姿を拝見。懐かしいのと、久々に見たけど‘変わらないサエコさん’だな~と思ったのと、それでいて、微妙に感じる違和感(?)。
私もいつの間にか、‘女優’であるサエコさんのファンになってたんだな~と、つい思ってしまいました(苦笑)。
・・・まぁもともと、私がサエコさんに‘落ちた’のって、男役だからとか、カッコいいからとかじゃなくて、‘サエコさんの芝居に惚れた’のがきっかけだったから(だって、ファンになったあとで、初めてサエコさんが綺麗だということに気づいたという変わり者な私/爆)、男役とか女優とか、そんな区別があんまりなかったのではあるだろうけど。
そこがたぶん、好きになったほかの宝塚のスターさんとはまったく違って、サエコさんだけが‘特別’になった要因なんでしょうね。
さて次の舞台まであと10日に迫ってきました。
大野先生のことだから、いろいろあれこれひねって伏線やら何やら仕掛けてあるんでしょうけど、男女とりとめもなく妖しいサエコさんを、久々に観られるのではないかとちょっと期待してます・・・。

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祝!ソフトバンク優勝

2008-06-22 23:55:52 | Weblog
交流戦、無事にソフトバンクが優勝できました。
昨夜、巨人に延長12回裏逆転サヨナラ負けをして地団太を踏んだので、ともあれ今日は勝ってホッとしました。
阪神ファンの方々、すみません(苦笑)。でも、少なくとも巨人の優勝は阻止しましたから、それでご容赦を(爆)。
この数年、常にあと一歩でリーグ優勝を逃し続けてきたソフトバンク。交流戦限定とはいえ、その最後の一歩をようやくモノにして優勝できたことは、ほんと良かったね~と思います。
(特に、おととしの斉藤投手の激闘の末の敗北の姿を目に焼き付けてる身には、今年の杉内投手の孤高の奮戦ぶりは、あの時とオーバーラップしてたまらない~)
来週からはもとのリーグ戦が再開します。さ、ちゃんとオリックスの応援に戻らなきゃ(大爆)。
幸いにも(??)オリックスからはオリンピック代表の候補に一人も入らなかったことですし(汗)、8月のオリンピックの期間中も、オリックスだけはフルメンバーで試合ができるので、そこでちょっとでも勝ちを取らなきゃ(それで取れなきゃ、もうどーしよーもない/爆)。

野球ネタはそれくらいにして。
雪組バウ「凍てついた明日」の2バージョン目を観てきました。
私はオギー作品が大好きですが、これほど語るのが難しいものはないので(苦笑)、大したことは書けないんですけど。
何というか、ひと言であらわすなら、この作品の初演版が‘空虚’‘虚無’といったイメージだったとすれば、今回の再演版は、‘混沌’‘カオス’というイメージでしょうか。
初演のグンちゃんやタータンさんのボニーとクライドは、荒涼とした砂漠の空虚な風にさらされてるような、渇いたものがありましたけど、再演版では、泥の中に沈み込んでもがいてるような、息苦しくて何も見えない、そんな方向性に作ってあったのではと。
そしてその混沌の中でもがき、溺れ、出口を探そうとして必死に動いていたのが、大月さゆちゃんでした。
逃げるのではなく、光明を見出すために、一歩を踏み出していった1バージョン目のアニス。
そして今日の2バージョン目、ひたすらあがき苦しんで、走り続けたボニー。
どちらも、今回の再演に当たってオギーが求めたものに、きっちり応えた好演だったと思います。すごく、観ていて伝わってきたし、面白いお芝居でした。
入れ替わりだった愛原実花ちゃんは、その点かなり苦戦してたんじゃないかと。ボニーは、初演のグンちゃんのビデオをさぞ何回も観たのだろうと思える、グンちゃんを踏襲した演じ方。硬質な愛原ちゃんには、確かにそういう方向が似合うのかもしれないけど、でも中身はあくまでもグンちゃんのような空虚感はなく、必死にあがいてる。だから、どうしてもグンちゃんのイメージのほうが先行してしまいます。
そして今日のアニスも、1バージョン目のボニーをどこか引きずった演じ方。先のボニーとイメージが同じな分、アニスの立ち位置が曖昧になってしまった気がします。それに、さゆちゃんのアニスを観たあとでは、どうしても比べてしまう。

もともとがグンちゃんのボニーのために書かれたといってもよい作品なので、どちらかといえばボニーにメインが置かれてるような比重なんですけど、それにしても、肝心の主役・クライドのかなめ君、印象が薄いのは・・・なぜ??
確かに見た目はスタイル良く、スーツ姿も決まって、綺麗なスターさん。
でも、お芝居に芯があまり感じられない。甘ったれでただひたすら逃げることしか知らない、クライドの追い詰められ感、怖いからそれを隠して強がってる危うさ、そういったクライドの本質は、かなめ君にはハマりそうに思えるのに。
台詞回しや歌い方が、妙に初演のタータンさんを踏襲してるのが、余計に気になる。発音や抑揚を真似てるだけで、かなめ君には中身が伴っていない。やはりタータンさんはものすごく上手かったんだと、改めて思ったほど。
しかも、1バージョンと2バージョン、ほかのワークショップシリーズと違って、両方をかなめ君一人で演じてるにもかかわらず、私が観劇した1回目と2回目、進歩がないのはどーしてでしょ???(汗)
かなめ君を好きな皆様には申し訳ないけど、どうも私には、かなめ君のクライドは、オギー作品の主役としては納得ができなかった・・・。

一方、2番手格として保安官補佐のテッドを演じた緒月君のほうが、よほどカッコ良く、一本芯の通ったお芝居で、ものすごく面白かった。
クライドの幼馴染で、なのに進む道を違えてしまった、やりきれなさと優しさと厳しさ。
ラストに1節だけ歌う主題歌の「ブルース・レクイエム」が素晴らしく、ほんとなら丸々1曲歌って欲しかった・・・(歌うべき役としての立ち位置じゃないのが残念)。
クライドの悪仲間、レイモンドのくらま君も、面白いお芝居で目が行きます。
初演のケロさんは、空虚ゆえのキレっぷりというか、死ねばそれで終わりの虚しさ、みたいなところがありましたが、くらま君のレイモンドは、熱いドロドロした黒いものを抱えてるからこそ、それを吐き出すためのぶっ飛んだ言動、やはり何かにあがいている人物としての作り方。
初演がトウコちゃんだったジェレミー、そしてハマコさんだったジョーンズは、それぞれバージョンごとに、役代わりで下級生の子たちが演じてましたが、かなりの健闘だったとはいえ、やはり難役には違いない。
特にジェレミーはね・・・今でも私は、あの役がトウコちゃんの最高の役だったんじゃないかと思ってるくらい。
その代わり、再演版の演出では、ジェレミーは一切、主題歌を歌ってません。そういう立ち位置で描かれてないってことでしょうね。
初演でクライドの姉を演じてたまゆみ姐さんが、今回はボニーの母親役。シビさんの位置に入りましたが、ここでも主題歌は一切歌わず。
全体として、登場人物たちの感情を表に出し、それぞれの思いと苦悩を強く語らせてるので、ボニーとクライドを見つめる視点で歌うべき主題歌は、却ってメインキャラたちではなく、周囲のオーディエンスたちに限定したのかな、と思います(初演のトウコちゃんもシビさんも、違う立場から二人を見つめるという点で、主題歌を歌うべき立ち位置だったのね)。

語りづらいと言いつつ、あれこれ書きましたけど(苦笑)、やはりオギー作品は難しい。
演じる側もそうだろうし、観る側、語る側にとっても(爆)。
再演のために人物たちの比重をかなり変え、セットもがらりと変え、傍観者であるオーディエンスたちを影ではなく群衆として動かし、ラストシーンの演出も初演とはまったく違ったものにした、オギーの手腕はさすがだと思います。
初演の見事な当て書きが強く印象に残ってる作品だけに、再演して大丈夫なのか?と正直思ってましたけど、これはこれで、オギー作品として面白い試みではあったんじゃないかと、今は思います。

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「食楽」入手

2008-06-20 23:58:45 | Weblog
注文してた雑誌が届きました。
肝心のサエコさんが載ってたのは、ほんのちょっぴり(笑)。
でもまぁ美味しいもの紹介の雑誌だから、何か面白い記事がないかな~?とぱらぱらめくってみました。・・・が、う~む(汗)。
なぜこの雑誌が、私の身の回りの本屋に置いてないのか、わかりました。
メインに紹介されてるのは、ことごとく東京の、高級店舗のガイドばっかり。
有名人の紹介するお土産物コーナー(ここにサエコさんが載ってます)で紹介されてるのも、ほとんどが東京、または京都の、高級品が多数。
ほとんどの関西人が興味を示すであろう‘安くて美味しいもの’が、ちっとも載ってない(汗)。
つまり、東京の雑誌ということだ。これじゃあ、関西の本屋じゃ売れんだろう・・・(爆)。
やはり関西人としては、手近に入手できて、お値段も手ごろ、かつ美味しい!というものじゃないとね・・・。
それこそ神戸などには、安くて美味しいスイーツが山のようにあるというのに。

・・・とはいえ、学生時代にはあちこちのデザートバイキングなどを渡り歩いたこともあった私が、今ではすっかり、‘おやつは別腹’ができない体質になりました(汗)。
ご飯でお腹が膨れると、たとえケーキだろうがプリンだろうが、絶対入らない。無理して詰め込むと、あとで胃痛になります。
食後にクッキー1個、なんてことも、最近はすっかりできなくなりました・・・。
胃痛になるなら、甘いものはいらない、と思うようになるほど、すっかりおやつへの関心も薄くなりましたね(苦笑)。
せめてもう少し、胃が回復しないことには、この状態は当分続きそうです。


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「食楽」が見つからない

2008-06-17 23:52:20 | Weblog
サエコさんが載ってるという雑誌「食楽」今月号が、手近な本屋さんを回っても見つからない(汗)。これ以上探し歩くのも面倒なので、ネットで注文しました(爆)。
ファンクラブの会報が届き、通信販売物がいろいろ載ってるし、早くも12月のチケット申し込みが始まったし、はてさて、お金のかかることばかりです(苦笑)。
ただ、今から12月の予定なんて・・・組めないよぉ~(汗)。
加えて、毎日ご出演ならまだしも、Wキャストで飛び飛びというのが最大の問題。
いつ、どの組み合わせで観るか・・・。
おまけに同時期、「AKURO」も公演中。こっちだって重要。
最悪サエコさんは1回であきらめ、「AKURO」を優先するか・・・(爆)。
サエコさんは年が明けてからも、全国公演で回るらしいし、大阪にも来るはずなんだから、東京のみの「AKURO」の日程を先に組みたいのが本音。
なのに、そっちの公演日程がまだ出ないんだよねぇ(溜息)。
休演日があるのかないのか、平日昼公演があるのかないのか。それによっても左右されるというのに・・・。

あと、8月の博多行きも、日程をどうするかで迷い中。
ぴあの先行を申し込んだら、あっさりとお盆直前の土曜昼公演が取れてしまい、もっと慎重に選ぶべきだったかと、ちょっと反省(苦笑)。
ほんとは2回観ようかとも思ってたんだけど、キャストを見て、それで迷ってます(爆)。その配役で2回観るべきなのか・・・??
むしろ、せっかくの博多。2年前に行った太宰府、もう一度行ってみたいのがひとつ。そして福岡市内で、覗いてみたい遺跡もいくつかある。古代もそうだけど、慎重に探すと、鎌倉~南北朝に関わるものもちらほら。元寇関連だってあるみたいだし。
問題は、福岡市内に点在するそれらを、限られた時間でどう回るか。
そっちを優先したら、観劇どころじゃないしね(苦笑)。

なかなか頭の痛い問題が、次々出てきました。そうこうしてるうちに、9月の月組「ギャツビー」もどうしよう?という頃になってきたし。
6月は観劇が少なくて呑気にしてましたけど、気が付けば6月も後半へ突入。7月の舞台も迫ってきました。
東京へ行く準備も、していかなくちゃ・・・。

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久々の野球ネタ

2008-06-15 23:53:38 | Weblog
交流戦も、あと2カードを残すのみ。
オリックスは、初戦の阪神戦を終えた直後に丸投げ辞任した前監督(爆)のあとを引き継ぎ、新しい指揮官の下で意外にも(笑)健闘中。
ニュースなどで散々、「監督が代わってチームが明るくなった」などと言われると、「そりゃーそうだろ(汗)」と自虐的に笑うしかありません、ホント。
オリックスはもう、勝てばめっけもん、くらいしか思ってませんが(爆)、パ・リーグのチームにはやはり勝って欲しい。交流戦の優勝賞金5000万円を、セ・リーグに持って行かれるのは腹が立つ(笑)。
今のところ、優勢なのパ・リーグの楽天、ソフトバンク、日ハムですが、そこに食い込んでるのがセ・リーグの阪神。
広島からやってきた新井選手の打撃力と、オリックスから持って行かれた攻守の職人・平野選手の活躍、それとセ・リーグとしては優秀な、エラーの少ない守備陣のおかげでしょうね・・・(パ・リーグなら当たり前のスピードある万全の守備が、セ・リーグではこれまでほとんど見かけなかったんだけど、今年の阪神だけは違うみたい)。
ただ今年のパ・リーグは、どこもかしこも投手陣不足。一通り揃って安心できる状態なのが、楽天のみという意外さ(苦笑)。そこで打撃力のあるチームの方が、より有利になりやすい状況となってますね。
もとから得点力より守備力で勝ちを重ねてきた日ハムは、何とか凌いできていますが、投手陣の不調続きに加えてなぜか守備力の低下したロッテが、バカバカ打つわりにオリックスより下にいるという・・・不思議な現象が起きてます(苦笑)。
今日の阪神戦なんて、得点差が最大7点あったのに、追いつかれるってどうよ?かろうじてサヨナラ勝ちしたものの、なんで~!?とテレビを見ながら叫んでしまった(苦笑)。
そんなこんなで、最近では試合のある日はチェックを欠かせない(笑)。すっかり、パ・リーグの主な選手の顔と名前を覚えてしまいました。もちろん、男前チェックもしっかりやってます(爆)。

そういえば、先週飛鳥へ行く途中、橿原神宮の駅前の自動販売機でお水を買った時、日ハムのダルビッシュ投手の広告ポスターが貼ってあったんですが、小銭をチャリーンと入れてゴトン、とお水が出てきた瞬間、「まいどお~きに~!」と自販機がしゃべったのでびっくり。あたかもダルビッシュ君が大阪弁で叫んだように聞こえて、母と二人、大爆笑しました(笑)。
確かにダルビッシュ君は大阪出身ですけどね。でもすっかり日ハムの顔になった、あの甘いマスクの男前から、吉本みたいな声で「お~きに~!」と聞こえるのは、どうかと思うよ?(笑)自販機の会社も、その辺を考えて欲しいなぁ~。

・・・あぁそれにしても、私的には一番の超男前、ソフトバンクの斉藤投手が、今シーズンはお休みしてるのが淋しい(涙)。
先日、リハビリの合間をぬって、チームの試合を観戦に来てたのがテレビに映ったそうなんですが、残念ながら私はその試合中継を見れず、あとから母に聞いて、悔しい思いをしました(爆)。
母曰く「すっごい男前が観に来てるな~と思ったら、斉藤だったの♪♪」と、目をハートにしておりました・・・。羨ましいぃ~!
翌日の新聞にも、その試合で投げていた杉内投手が「(斉藤)和巳さんが観に来てたので、気合が入りました」とインタビューに答えていた記事が載ってて、ますますあの精悍な男前のお顔を見逃したのかぁ~!と、残念でしたね・・・。

今月は観劇も少ないし、体力が落ちてて外出もなかなかしんどいし・・・ということで、在宅での楽しみがすっかり野球と化してます(苦笑)。
交流戦が終わったら、またパ・リーグ内での戦い。オリックスが上位に、なんて贅沢は言わないけど、せめてあの西武のホームラン量産の勢いを、どこかのチームが止めてくれないかな~と期待してます。



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夏の夜の夢

2008-06-14 23:58:12 | Weblog
G2プロデュースの「A MIDSUMMER NIGHT'S DREAM」を観てきました。
シェイクスピアの「夏の夜の夢」ですね。
我が姫(笑)、植本潤さんが妖精パックをやると聞けば、観に行かないわけにはいかない。
かなりくだけて演出してあったので、シェイクスピアの小難しい長台詞も、だいぶ省略したりアレンジしてあったりしました。
面白かったのは、大阪出身の俳優さんたちは、大阪弁でしゃべりまくってたこと(笑)。一応内容はシェイクスピアの台詞に沿ってますけど、大阪弁だと妙になじみやすく、聴きやすい(笑)。自分は関西人だな~と思いますね。
肝心の植本姫は標準語ですけど(笑)、でもさすが魔物役者というか(爆)。
事態を引っ掻き回す無邪気さと残酷さ(パックの悪戯って、結構エグイですよね~)。妖精王オーベロン様に仕える身ながら、どこか対等にやりあってるような遠慮なしの切れのよさ。妖精として動き回る時の、ふとした瞬間に見える妖気。子供みたいにちょこまかはしゃいでるような動きやシルエットなんだけど、年齢しらずの妖精らしい年経た雰囲気。
同じG2の作品で昔、「止まらない12人」という作品を観ましたが、その時も出演してた植本さんの、本物の10歳前後の子供に見えた、鳥肌が立つようなお芝居を思い出しました。
う~ん、これだから姫は侮れない。男女、老若、人魔、そんな変幻自在さが大好きなんですけど。
私が姫で観たいと思ってたシェイクスピアの2大役が、「オセロー」のイアゴー(3年ほど前の能楽堂シリーズ)と、今回「夏の夜の夢」のパックだったので、どちらも叶ったので嬉しい。
それに、「ハムレット」のハムレットとオフィーリアの両方も演じてて、どっちも観れたので、これもすごく好きな作品。
これからも、姫のシェイクスピアで、これは!という作品に出会いたいですね。

今日の舞台には、ジュリさんもご出演。妖精の女王ティターニアと、ヒポリタの2役。
大阪弁バリバリのティターニアが、サイコーに面白かった!もう、めっちゃはじけまくりやん!って感じ(笑)。お相手のオーベロン役だったコング桑田さんも、バリバリの大阪弁だったので、二人で大ゲンカしてるのがめっちゃ笑えた!
さすがスタイルも超抜群で、ロック歌手みたいな衣装もばっちり。元・男役だけあって華も押し出しも文句なしのカッコよさで、あまりにお美しく長いおみ足に、うっとりと見惚れておりました(爆)。

ハーミア役だったのが、神田沙也加ちゃん。最近、何かとご縁がある気がする・・・。
「紫式部ものがたり」にも中宮彰子でご出演だったし、今年の12月に再演される「AKURO」のアケシ役にも決まったとか。
でも、先日の中宮彰子といい、今回のハーミアといい、なかなか面白い子だと思いました。現代っ子らしい感覚を持ちつつ、それでいて内面的にはしっかりとお芝居をする子ですね。
ハーミアのキレっぷりは、なかなかにアッパレでした(笑)。度胸もあるし、小柄ですけどパワーもある。
「AKURO」初演でサエコさんが演じたアケシとは、また違うアケシになりそうで、ちょっと楽しみになってきました。
サエコさんは、凛とした清らかさと神秘性、そして可憐さがありましたけど、沙也加ちゃんだと、大地に根を下ろした生命力みたいなものが、出るんじゃないかな。
オタケ兄さんからすれば、だいぶ歳の離れた妹になりそうですが(サエコさんのアケシは、歳の近い、むしろ双子だったんじゃないかみたいなイメージもあったけど)。

今日は、宝塚以外の一般舞台でサエコさんご出演でない作品を観たのは、久しぶりだった気がする。
そのせいか、劇場でもらったチラシのラインナップも、小劇団のストレートプレイが多くて、いつもと違ったのが新鮮でしたね(笑)。
たまには雰囲気のがらっと違ったものを観るのも、面白いです。


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おふさ観音

2008-06-12 23:55:50 | Weblog
紫陽花にすっかり満足して、時間を見ればまだ余裕がある。
それなら、と駅前へ戻り、タクシーを拾って今度はおふさ観音へ向かいました。
ここは現在、バラ祭りを開催中。ネットに載ってたところによると、副住職さんが丹精に育てたバラが、境内一面に咲いているそうで。
行ってみると、これまた視界一杯のバラの庭園(写真)。
久米寺では、境内の奥に‘あじさい苑’を作ってあって、散策路があったのですけど、おふさ観音は境内そのものがバラ園になっている。
バラのアーチをくぐって、本堂にお参りするという、不思議なお寺。お百度石がバラに埋もれてるってのもすごい(笑)。
門を一歩入ると、バラの甘い香りがして、お寺の屋根を背景に、バラが咲き乱れてるという、目を丸くする光景でした(笑)。
本堂裏手の奥にもバラの園が広がっていて、さらに奥手には、日本庭園。ここにはさすがにバラはありませんでしたが、池のほとりに茶房がもうけてあって、そこではローズティーなども飲めるようになってたのですけど、昼食でお腹一杯だったので、残念ながらそれは素通り(苦笑)。
でも、また機会があったらぜひ寄ってみたいと思いましたね。

行きはタクシーだったおふさ観音ですが、帰りは八木西口駅までテクテクと歩きました。
古い町並みの中を通り抜けていくと、JRの線路で遮断機が上がるのを待っていたら、地元の人から「観光ですか?」と声をかけられました。
「おふさ観音へ行って来たところで・・・」とこちらが言うと、「今井町の江戸時代の昔の町並みも、また是非行ってみて下さいね」と言って下さいました。
明日香もそうですけど、こういうところの人って、やっぱり皆さん人懐っこくて、親切ですね。

いつもなら、もうちょっと遅くまでウロウロしてるんですけど、私も母も今はあまり体力がないので(苦笑)、まださんさんと太陽が照っているうちに、帰途につきました。
距離的には、そうたくさん歩いたわけではないと思うんですけど、お寺2つの境内を散策したのが、意外に体力を消耗したみたいで、かなりクタクタになって帰ってきました。
それにやっぱり、体力が落ちてるなぁというのも、実感。
徐々に、ウロウロできる体力を取り戻していかないといけないですね・・・。




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久米寺

2008-06-12 23:49:37 | Weblog
久々の飛鳥へ、行ってきました。
お天気がどうかと危ぶんでましたが、さすがは超強力な晴れ女の母!家を出たあとは、どんどん晴れてくる(笑)。
おかげさまで、快晴の中の飛鳥歩きとなりました。

一応6月の飛鳥はオフシーズン。足となるかめバスも、1時間に1本しかなく、乗り逃すと歩くかレンタサイクルかタクシーしかない。
幸い今日は母というスポンサーがいたおかげで、とっととタクシーに乗り込み、入鹿様の首塚へ。
いつものようにお花を持っていったのですけど、今日の首塚には、どどんと立派な花束が、すでに供えられてありました。
最近はお寺さんがきちんと手入れをされておられるようで、いつも仏花は供えてあったりするんですけど、しかし今日のお花はそれとは少し違った。
どでかいユリやスターチスやら豪華な花束が、花挿しに一杯詰め込まれている・・・(苦笑)。
これは、私以外の入鹿様ファンが、数日前に(お花は昨日今日のような新しさではなかったので)お参りに来たに違いない。
どうしようかとは思いましたが、自分が持ってきたお花を供えないわけにもいかないので(苦笑)、こんもりとした花束の脇に、さらに持ってきた小菊の花束を、ぎゅうぎゅうと挿し込みました(爆)。
窮屈ですみません、入鹿様・・・と拝みながら、千数百年前の6月12日に思いを馳せ・・・。

お参りが済んで、さて昼食。よく立ち寄る「めんどや」さんへ、母と一緒にお散歩がてらテクテクと向かいました。
友人となら何度も行ったことのあるお店ですが、母を連れて行くのは初めて。
お昼はにゅうめんセットのみしかありませんけど、柿の葉寿司やわらびもちなども付いて、かなり豪勢でお腹一杯になります。
地元の手作り感たっぷりの昼食に、母は満足の様子。よかったよかった。
しかし、今日の明日香村内の散策はここまで。静かでのんびりとした空気が大好きな私には、まだまだ物足りなく、せっかく来たのに~という思いもありましたが、マニアックな場所をウロウロするには、母が一緒よりも一人の時の方が動きやすいのも確か(苦笑)。
ちょうどバスの時間にぴったりだったこともあり、橿原神宮前駅まで、あっさりと引き上げることにしました。
バス停で待っていると、雨上がりの平日に飛鳥散策する人も意外に多く、通りがかりの人や、遠足らしきレンタサイクルに乗った中学生から、「飛鳥寺はどこですか?」と立て続けに訊ねられました(笑)。・・・迷うほどややこしい場所にあるわけじゃないと思うんですけど。
そんなこんなで、来たバスに乗り込み、良いお天気になった明日香村をぐるっと回るようにして、バスは橿原神宮の駅前へ。

バス停を降りてから、今度は駅の反対側までぐるりと歩き、地図を片手に久米寺へ向かいました。
たまたま、ネットで紫陽花が見頃、という情報を見つけて行ってみたのですが・・・こんなに見事に咲いてるとは!(写真)
思ったよりも広い境内だった上に、‘あじさい苑’一面に咲き乱れる紫陽花の群れ。色とりどり、形もさまざま、こんなに紫陽花って種類があるのか!とびっくりするほどの綺麗な紫陽花が、視界一杯に広がる光景には、母も大喜び。
雨上がりでしっとりと濡れた風情と、平日で人も少ない静かな境内で、ゆっくりと散策できました。

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