趣味の日記

観劇・歴史・小説・漫画などなど、思いつくままの語り日記

まだまだ語れる

2012-08-02 23:57:27 | 観劇
いくら語っても語り足りない「双曲線」。
石田先生なので、重いだけのストーリーではなく、結構際どいお笑いも入ってますが、そこはさすが雪組さんで、さらっと品良く、くすっと笑えるレベルになってるのがいいですね。
それに、その点ではともみんも絶妙なギャグセンスというか(笑)、作品の本筋をきっちり押さえた上で、やり過ぎず、それでいてちゃんと明るく笑える、バランス感覚が素晴らしい。
お笑いシーンの大半をランベルト先生が担当してますが、それがクドくもなく、品も落とさず、明るくホッとして笑えるのは、ともみんの包容力とあったかさ、そして優しいお日様みたいなペッカペカの明るさのおかげだと思います。
ランベルト先生、ほんと、素敵ですよね。なのになんでナースたちにモテないんだろう・・・(笑)。やっぱりデリカシーのなさかぁ~(爆)。

とはいえ、ランベルト先生本人は無意識でも、ドッキリなことはしばしばやってますね。
革命メンバーが捕まって去って行ったあと、具合を悪くしたナースの子を診てあげるのに、スッと頬に手を当てるランベルト先生。頬に手を当てて、相手の目を覗き込んだり、そのまま肩に手を置いたりと、公演ごとに微妙に違うものの、ランベルト先生、それはアブないですよ~っ(爆)。
残業して帰ろうとするところへ、救急患者が運ばれてきて、着ていたコートをナースのサンドラちゃんに手伝ってもらって脱いでるランベルト先生。脱げば脱いだらで、颯爽としたスーツ姿で、カッコいいったら。
今回、ちょっとだけですが、カッチリとネクタイにスーツ姿を披露してくださったともみん。これまであまりなかったので、とっても新鮮。
お茶会でも、着こなしをすごく研究したと仰ってましたけど、あの驚異的な手足の長さで、却ってスーツって着こなしのバランスが難しそうに思いますが、公演が進むにつれて洗練されていったのも、すごく良かったですね。

ともみんらしい細かさがたくさん観られるのは、チェーザレさんのシーン。
舞台奥の薄暗い病室のセットで、チェーザレさんを診てあげてるランベルト先生。聴診器で診たあと、腕時計を見ながら脈を測り、心配してる奥さんに声を掛け、チェーザレさんにも優しく話しかけてます。
立ち上がってからも、ちょっと立ち止まって振り返ったり、一旦部屋から出てフェルナンド先生と話したあと、また病室に戻って、手を上げてるチェーザレさんの手を優しく取って、話しかけて・・・。
照明が当たっていない、薄暗い中でも、ランベルト先生の真摯な姿勢が伺えて、目が離せないシーンでもあります。
コミカルなシーンでも、それは同じ(笑)。
チャリティーコンサートのシーン、無事に歌い終わって出番が終わると、ホッとしたように胸を撫で下ろしてたり(笑)、解放されてバーカウンターへ腰掛けようとして、おそらくは元患者さんと思われる朝風君に話しかけられ、律儀に今の健康状態を見てあげたり、いやほんと、ここの小芝居も観飽きない(笑)。
ニーナちゃんが来た時も、だんだんと押し出されて端へ端へと追いやられていくランベルト先生が可愛い(爆)。さらに、「ちゃお~♪」と声を上げてから、我に返るのか、イレーネちゃんに突っ込まれてテレたような表情をしているランベルト先生も好きだなぁぁ♪

いやはや、とにかく、ランベルト先生の一挙一動に、すっかり虜になってます(爆)。

コメント (3)
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