今日は、両槻会の定例会。
お昼から講演会、夜は光の回廊イベントの準備のお手伝い。
…講演の前に、首塚参りへ行くかどうするか~と考えて、そうだ、本薬師寺跡のホテイアオイは咲いてるかな?と思い出しました。
ちょうど見頃、と情報をいただいたので(風人さんありがとうございます!)、じゃあ行こうかなぁ~と家でぶつぶつ言ってたら、それを聞いた母が、自分も行きたい!と言い出しました(苦笑)。
でも、私は午後は両槻会に行っちゃうよ?と言っても、母は午前中だけでいいから、ホテイアオイを見てみたい、と。
結局、一緒に行くことになりました。
お天気がどうなるかな?と心配しましたが、さすがは晴女の母。
鶴橋を通った頃はゲリラ豪雨でどしゃ降りだったのが、奈良へ近づくにつれて、どんどん明るくなっていく(笑)。
最寄り駅の畝傍御陵前に着いたときには、すっかり晴れてました。
本薬師寺跡に向かうと、ものすごい車の列。警察が来て交通整理やってるくらい、たくさん人が見に来てるってことか。
それくらい、綺麗に見頃に咲いてました。
実家にいた頃は、毎年のように見に行ってましたが、今年は久しぶり。母は初めてとあって、一面のホテイアオイにかなりびっくりした様子。
薄紫の花が一面に群れ咲いてるのは、やはり壮観。
孔雀の羽みたいな模様が、変わってて特徴的です。
母が、どうやって咲いてるの?蕾は?と言うので覗き込むと、どうやら伸びていきながら順番に上へ上へと咲いていくみたい。
↓咲き始めの蕾を発見。
ホテイアオイの向こうに見える畝傍山。
隣のスペースには、ハスもまだ咲いてました。
畝傍山とホテイアオイとハスのスリーショット。
一通りぐるっと回って、本薬師寺跡の礎石の上でちょっと休憩。
その礎石のくぼみにも、ホテイアオイが咲いてました(笑)。
ホテイアオイに気をとられて、滑って田んぼに片足を突っ込みかけましたが(苦笑)、まぁそれくらい綺麗に咲いてました。
田んぼの水も綺麗で、大小のタニシや、おたまじゃくしやカエルもいましたね。
赤とんぼもすでに飛んでたり。
さすが、自然たっぷりでした。
喜んだ母に昼食をおごってもらい(笑)、私は午後の講演会へ向かうため、そのまま駅から母だけ先に帰りました。
講演は、飛鳥の古民家について。いつも歴史や考古学のお話が中心なので、ちょっと視点を変えたテーマ。
朝からちょっと歩いて、お腹一杯お昼を食べたので、正直、講演は眠いかな~と思いましたが(汗)、わかりやすくテンポのいい西田先生のお話と、両槻会お馴染みの清水先生のゆる~いジョークを交えたお話で、興味深く聴くことができました。
確かに、飛鳥を初めて歩いた頃から、建ってる家の屋根の瓦が、七福神だったり動物だったり、いろんな形で不思議だな~とは思ってたのですけど、そこにちゃんと共通の職人さんが関わってたり、それが江戸時代に遡ったり、そんなことがわかるのも面白いですね。
夜の光の回廊は、残念ながら準備を始めてすぐ、どしゃ降りの雨に遭い、中止になってしまいました。
う~ん、晴女の母を、夜まで引っ張るべきだったか?
でも、両槻会にも、人徳を積んでる人がいるはずなんですけどね~(爆)。
結構、夜の飛鳥も風情があって気に入ってるので、お手伝いのあと歩き回るのを楽しみにしてただけに、雨で中止とは残念。
今年は、キトラ古墳の星宿図をモチーフに、朱雀の七星座をろうそくで描く予定と聞いて、「ふしぎ遊戯」を好きだった身には、ちょっとニマニマしつつ出来上がりも見てみたかった…。
お天気のことなので、仕方ないんですけど。
まぁ、代わりに今日はホテイアオイを見れたので、よしとしよう。
次回の定例会は、10月の第一週。
蘇我の遺跡を歩くと聞けば、行かずばなるまい(爆)。