趣味の日記

観劇・歴史・小説・漫画などなど、思いつくままの語り日記

帰り道

2016-06-28 22:31:22 | いろいろ
休暇も終わり、帰りの新幹線の中です。

今日は朝から新人公演の当日券に並んできました。
明け方まで雨だったせいか、思ったより並んでいる人が少なく、無事にゲット。
新公の感想はまた改めるとして、新公開演前に公演デザートのチーズケーキを食べてきました。
織田家の家紋入り(笑)。



月曜日の観劇前には、ようやく初めて、宝塚の殿堂を見てきました。
母親と一緒だったので、昔のスターさんの話などを母から聴きながら。
ちょうど月組特集で、サエコさんも歴代の中で紹介されてたのもラッキー♪

だいぶ骨休めをした休日でした。
明日からまた仕事…ふぅ〜う。

あ、オリックスがようやく勝った。
ほんと、たまにしか勝てないのはどうにかならんのか…。

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信長

2016-06-27 23:51:05 | 観劇
実家でのんびりする合間に、土曜日と月曜日の2回、月組観劇。
入り出待ちもなく、ただふらっと観に行って帰ってくるだけなのが、どれほどラクか…。
日曜日は1日家でのんびりしてたので(野球中継は見てたけど)、体調がいまいちだったのも、だいぶ軽くなったかな。

「信長」、お芝居もこなれてきて、特にカチャ君光秀とるりか君秀吉が、どんどん存在感を増してます。
その分、たまきち君ロルテスの若さがより感じられて、頑張って!と言わずにおれない(苦笑)。
劇中の設定説明も中途半端ですよね。ロルテスの背景も見えにくいから、余計に薄く見えちゃう。大野先生の中では、もっと一杯設定やエピソードがあるんだろうけど。

まさお君の信長が、どんどん自由になっている…。遊んでるというのではなくて、信長としてのカッコつけやナルシー度がどんどん上がって、まさお君らしさ全開というか(笑)。
もうね、象の上でドヤ顔して座ってるだけで、まさお君だなぁと思いますね(爆)。
乱れた前髪を、ぐわぁっとこれ見よがしにかき上げるところとか、これでもか~とキザったらしくやってるのが、つい笑っちゃうくらいまさお君(褒めてます)。

ビジュアルと音楽は現代調なのに、台詞の言葉遣いや舞台セットなどは、きっちり日本物なところが、大野先生らしくて好きです。
ビジュアルはゲームとか漫画っぽいけど、今時の言葉は一切なし。そこが、「BASARA」とかとは違うところ。どちらかというと、歴史のパラレルというか、伝奇小説みたいな感じ?
相変わらず、歌詞の流麗さとかがとても素敵。
しかし、「きこしめす」なんて言葉、最近の時代劇でも聞かないぞ(笑)。
舞台セットも、信長は安土文化の異国情緒を含んだ絢爛さ、将軍家は室町の能世界のような背景と、区別されてるのも大野先生らしいこだわり。
そういえば、信長や帰蝶の刀の造りの見事さに目が釘付け。すごく綺麗で豪華。これもこだわりか。
弥助の貴澄君、お得な役だなぁ、
義昭公のコマちゃん最高♪この上なく義昭らしいというか、イメージ通り。
「将軍さまはご機嫌ナナメ♪」とう曲がお気に入りです。
お付きの二人がまた良い味出してて。あのほくろは揃えてるんでしょうか?(笑)
最後に離れるのが細川さんで、最後まで見捨てず付き従うのが三淵さん、でいいのかな。
歴史ツボも、探せばもっと出てきそう(笑)。

ショーは、何度観ても、87期のシーンはジーンとしちゃう。
あとは、トシくんが超絶カッコいい♪
周りの月男月娘をチェックするのに精一杯で、真ん中を観てる余裕がない(汗)。

明日は新人公演。
無事に観れますように。
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お休み

2016-06-25 10:08:09 | いろいろ
昨夜、仕事帰りにそのまま実家に帰省しました。
今回の目的は、週明け火曜日の月組新人公演。
…つまり、それまで仕事もお休みをもらいました(笑)。
この前からやや風邪気味でもあり、ここらでちょっと実家で休養したいと思います。

4日も家を空けるので、ちょっと心配なベランダのお花ちゃんたち。

サンリッチひまわりちゃん、お日さまに当たれないので、一向に大きくならない(汗)。



ミラクルビームひまわりちゃんたちも、あまりうまく育ってない…。



元気なのは朝顔ちゃんたちだけか?



ゼラニウムちゃんは、こんなものでしょ。



実家で母親に、ガーデニングの極意を聞いてこようと思います(笑)。

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ドン・ジュアン

2016-06-19 23:59:51 | 観劇
横浜で、観てきました。
私はKAAT劇場は、今回が初めて。いつも全ツで使う県民ホールの目の前だったので、立地としては迷いませんでした。
…構造がわかりにくい劇場だな、と(苦笑)。まぁ、人が多くて休憩時間もあまりうろうろしなかったので、探検もしてませんが。
イメージは、愛知芸術劇場の、縮小版みたいな感じ?愛知の大ホールは、ロビーも広くて動きやすいけど、KAATはちょっとロビー通路が狭いかな。
渋谷のオーブみたいな、迷路ではないですけど。

さて肝心の舞台。
フランスミュージカルということで、ポップなんだろうなと思ってましたが、楽曲の雰囲気は「ロミ&ジュリ」と「1789」の中間みたいな感じ。
どこまで原版に近いのかはわかりませんが、小池演出と生田演出の視点の違いもあるのかな…結構重くて、宝塚的アレンジは少なそう。
雪組の芝居力、アンサンブルの力量を観た、という感じですね。アンサンブルシーンが多いですけど、見事に揃って迫力もあり、すべて歌詞もわかる。それでいて、個々の芝居も厚みがあるので、全体の濃さが素晴らしいです。
作品の成功は、雪組のこのアンサンブルによる勝利かな、と思います。
かなり重いですし、宝塚としてはきわどい表現、歌詞などもありますが、雪組の宝塚らしいクラシカルな品の良さが、すべてを昇華してます。この品がないと、宝塚版としては成り立たない。
…月組とかでやったら、作品レベルは高そうですけど、リアルになりすぎて怖い作品になったかも(苦笑)。

作品の構成としては、悪行三昧のドン・ジュアンを周囲の人々が語っていく、というのが基本なので、ドン・ジュアン本人の物語というより、それにかかわる周りの人々の物語ですね。
それぞれが持つ、愛の形。恋人として友人として妻として理解者として父親として、どのような愛を注ぎ、それゆえに苦悩し、最後にそれを昇華していく物語。

だいもん君のドン・ジュアンは、前半の悪行三昧が一転、突然恋に落ちて良い人(?)になるので、理解しづらい(汗)。なにか、唐突に感じるんですね。「1789」で、いきなりロナンとオランプが恋に落ちた時みたいな、置いてきぼり感。
だいもん君も、悪行のときは鬼の形相(苦笑)で演じてるので、余計に怖いんですよね。まだ力一杯なのかもしれませんけど…。
舞台を観ると、ドン・ジュアンの悪行のもとは、母親を慕い、愛しすぎた故に母を喪った、そのトラウマ…に見えるんですが、違うかな。
そのために、女を愛することを厭い、恐れ、ただ凍った心で傲慢に捨てていくのみ…じゃないかな、と思いますが、だいもん君は悪行を快楽として演じてるので、なんとなく違和感がある…。
だから、恋に落ちるのが唐突に見えちゃうんだろうか…うーん。
ドン・ジュアンが恋に落ちるマリアは、女彫刻師。冷たい石像に命を吹き込み、その生きざまや心までも宿らせることのできる、神の手を持つ娘。
…ということは、凍った冷たい心のドン・ジュアンの氷を溶かし、命を吹き込むからこそ、ドン・ジュアンはマリアに恋をするのではなかろうか…。
と思うと、ドン・ジュアンはもっと、高慢で冷たく、快楽にふけりながらもただ虚しさを抱えた、哀しく憐れな青年であれば、女たちが惹かれ、友が案じ、父が愛する、人物になるのではないかなぁと、そんな風に思いました。

マリアのみちるちゃん。
女彫刻師、って当時の男社会でそんなことがあるのか?とちょっと違和感もありますが(苦笑)、みちるちゃんは可愛らしいビジュアルにすごく現代的な印象で、彫ってるときの自立したナンバーは面白かった。
それがドン・ジュアンと恋に落ちて、いきなり普通の娘になるので、それもまた唐突で戸惑います。
原作がそうなのか、生田先生の演出でそうなるのか…?

サキちゃんは、ドン・ジュアンの友人ドン・カルロ。物語の語り手でもあります。
…ものすごくカッコいい。抜群のスタイルで、身のこなしも綺麗で華やか。存在感がありました。
語り手なので、実際、ドン・ジュアンよりも歌ってるナンバーは多いかも。ドン・ジュアンを案じながらも、悪行にふける彼を嫌悪し、彼の妻を愛したがゆえに、彼を妬み、それでも彼を許し続ける…。
実際、ドン・カルロのほうが共感しやすく、苦悩も伝わるので、どうしてもドン・カルロの視点から作品を観てしまいます。
サキちゃん、歌も格段に上手くなりましたね。難しいナンバーをたくさん歌いこなしていて、お見事でした。それに、心の伝わるお芝居表現もしっかりできていたので、ついその細かい表情やしぐさを追ってしまいます。

瞳ちゃんが、ドン・ジュアンの妻エルヴィラ。
夫を愛するがゆえに、健気に尽くし、待ち続け、それがどんどん嫉妬と憎悪に変わっていく。その哀しみと激しさに、ドン・カルロが惹かれていくのも納得できる、瞳ちゃんの立派さでした。
むしろ、マリアとダブルヒロインの存在。
ひとこちゃんは、マリアの婚約者でドン・ジュアンに決闘を申し込むラファエル。
アンサンブルシーンを率いたり、ラストのクライマックスの見せ場もあり、とても華があって、お芝居も力強く、安心して観ていられました。
カリちゃん、アンサンブルの中心で歌ったり踊ったり大活躍でしたが、何と言ってもあの美女は…迫力とカッコよさと肉体美(爆)。
がおりちゃんの亡霊が…すごいメイクで、ひえぇなんですけど、でもそれでずっとラストまで出てくるので、ある意味一番インパクト大かも。亡霊なのに、歌ったり踊ったり大変(苦笑)。
ジュンコさんと美穂さんの存在感は、素晴らしかった。お二人がいればこそ、これほどの作品になったなぁと。
出演メンバー一人一人、すごく厚みがあって、レベルも高かったです。

初日から2日目でここまで出来上がっていたら、公演を重ねてどこまでレベルアップするのか、怖いくらいです。
雪組さんのアンサンブルと芝居力を堪能できるという意味で、とても面白い作品でした。
…物語としては、重くてしんどいので、好き嫌いはありそうですけどね。
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やっとお天気

2016-06-18 23:54:25 | いろいろ
ここしばらく、スッキリしないお天気でしたが、昨日からようやく晴れ。
ひまわりちゃんにも、やっと日光を浴びさせてあげれたかなぁ。



昨年は早めに種を植えたので、梅雨に入る前にだいぶ成長が進んでましたけど、今年は遅めに植えたので、太陽があまり出てない時期に重なったかなぁ。

朝顔ちゃんは順調。



ビオラちゃん、まだ頑張ってるみたいなので、経過観察中(笑)。



ミラクルビームひまわりちゃん、芽が出たのはいいものの、なんかぐたっとして芽の根っこがしおれてる(汗)。
とりあえず日当たりを良くしてみようと、位置替え。



考えてみれば、終わりかけのビオラちゃんに、日当たりの良い位置を独占させるのももったいない。
同じく、必ずしも日向に当てなきゃいけないわけでもないゼラニウムちゃんも、位置替え。



朝顔ちゃんの蔓が伸びてきたら、また動かすことになるでしょうけど、ひとまずはこれくらいかな。
うーん、あとはミラクルビームちゃんの様子が心配。昨年は、伸びるのは順調に成長したのに。


今日は午後から郵政博物館へ、先日の日本画扇子の原画展、後期展示を観に行き、そのあと、友人の参加するミュージカル塾の発表会を観に行ってきました。
いや、ほんとにすごかった。ちゃんと、歌って踊ってお芝居して、本格的。
小さい舞台ですし、セットなどもありませんが、お衣装や鬘は豪華で、本当に宝塚みたい。
もちろん、プロの劇団とかに比べれば、一般の人の発表会なんでしょうけど、ちゃんと男役、娘役に分かれて、宝塚並みにフィナーレまで付いて、すごいなぁと思います。
その舞台で友人が男役で歌ったり踊ったりしてるってのが…またすごい。観ていて、とても楽しかったです。
ジェンヌOGさん主宰の塾なのですが、出演者たちが衣装替えの繋ぎに、ご本人がMCで出てきてくださり、歌ってくださったりもして、とても嬉しいサプライズでもありました。
…まさか、りんごさんの「私だけに」が聴けるとは(感涙)。
友人も、お仕事の合間に塾へ通ってお稽古して…としてらしたのですから、ほんと、尊敬します。仕事から帰って夕飯の用意さえしんどくて面倒臭い私には、絶対無理だよなぁ(爆)。

明日は、だいもん君の「ドン・ジュアン」を観に行ってきます。

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こうもり

2016-06-18 01:16:00 | 観劇
とりあえず、さらっと星組の感想だけでも。
…といっても、ムラで観た時の感想と大して変わらず。
むしろ、ドタバタが強くなっている…。アドリブが増えて、遊んでるせいもあるんでしょうけど。
私はどうも、ゆずる君のあの甲高くけたたましい笑い声が苦手で(汗)。侯爵様に見えなくなっちゃうんですよね…。
新公の綾君のほうが、ずっと品の良いプレイボーイな侯爵様でした(爆)。
こうもりの音楽は好きなので、ほっくんの豊かなお声で聴けるのは楽しいです。風ちゃんも健闘してますし。

そう思えば、新公のレベルも高かった。
りゅう君も頑張って歌ってましたし、綾君は上手かった。誰より、ヒロインの真彩ちゃんが素晴らしいクラシックソプラノで。
オスロフスキー公爵の遥斗君も、クラシック歌唱で豊かなお声。
教授のいつき君も、きちんと場を締める歌唱力と芝居力。
基本に忠実な新公のほうが、オペレッタらしいクラシカルさと品の良さがあって、ほっこりと楽しめました。
本公演は、むしろ演じるスターさんそれぞれの個性で染まってる感じなので。アクが強い分、ドタバタコメディになっちゃうんでしょうね。
今回、数年ぶりで星組さんの新公を観て、当時とはメンバーもすっかり違ってしまっていたのですが、頑張ってる若手さんたちをたくさん観れたので、これからまたそういった生徒さんをちょとずつ覚えていけたらな~と思います。

ショーは、ほっくんの歌声ありきの構成ですね。
ラストのジュピターとか、フルでCDで聴きたいくらい。
観るほうは、お気に入りの夏樹君ばかり追いかけてました(笑)。
良い意味で、昔ながらの星男らしい濃さと熱さと品のあるダンスを踊ってくれるので、とても目に入りますし、どこにいてもすぐわかる。
フォッシーでは、はるこちゃんとカップルで踊ってて、とても素敵です。
夏樹君を観ていると、ともみんのダンスを思い出します…。
中詰では、女役の夏樹君。客席降りのあと、銀橋に戻って同期のポコちゃんとお隣同士。前回観たとき、ポコちゃんが夏樹君の腰をぐいっと抱き寄せて、ひゃあ!?と思ったのですが、先日はそれだけでなく、ぐいっと覆いかぶさってキスしてて、どひゃ~!?でした♪

最近は、観劇後の感想がなかなか書けなくて…観たら速攻で書かないと、あとから書こうとするとつい面倒になっちゃうんですね(汗)。
まだちょっと、一年前に燃え尽きたあとの後遺症が残ってるのかなぁと思います。
スイッチが入って、モチベーションが上がれば、書き留めておかなきゃ~となるのですが。
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芽が出た

2016-06-14 23:33:23 | いろいろ
先週木曜に植えたばかりの、ミラクルビームひまわりちゃん、昨日帰宅してみれば、すでに芽が出ている!

今朝の様子。





4日で出るとは思わなかった(苦笑)。早っ!

昨年みたいに雨で枯らさないように、水の量に気をつけて育てたいと思います。

…哀しいかな、オリックスが連敗中。
3試合連続、1点も取れない。
負けたときのバファローズポンタちゃんがあまりに可哀想で、かえって人気者なのだそうな(爆)。
良いのか悪いのか…。

仕事帰りに、星組さんを観てきました。
今度こそ感想を書かねばと思いつつ…。
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入鹿さま参り

2016-06-12 23:54:31 | 歴史散策
毎年の行事、6月12日の入鹿さま参り。
今年も行ってきました。
乙巳の変による、入鹿さまご命日ということもありますが、私がこの日を特別としているのは、それがご縁でこうして飛鳥に通うようになった、その記念日として大事にしたい、その思いからでもあります。

今年もまた、母と一緒の飛鳥歩き。
ハードなことはできないですし、雨の予報でもあったので、目的地は最小限。

まずはとにかく、首塚へお参り。



着いたときはまだ曇り空で、水の入った田んぼの風景が、飛鳥らしくのどかで静か。
お天気はまだもちそうだったので、甘樫丘へ登りました。

曇っていても、きれいに見えた畝傍山とその奥の二上山。



そして、耳成山。



母と休み休み登りましたが、眺めが良く、風も心地よく、静かで鳥の声も聞こえ、本当に癒されます。
雨にならなければ、と持ってきたおにぎりを、展望台の上で食べて休憩。

バスの時間を計りつつ丘を降り、そのままバスで一旦橿原神宮前に戻って、電車で八木へ移動。
今年は、おふさ観音へ行ってきました。
遊歩道を通って、花壇に植えられた花を眺めつつ歩いていると、ぽつぽつと雨が。
ひどくなる前に、おふさ観音に着きました。



バラのお寺として有名なおふさ観音。
境内には、バラの花があふれています。
でもそろそろピークは過ぎたかな?という感じ。

お庭には、亀の池も。



雨が強くなってきたので、休憩がてら、奥にある喫茶室へ。
のんびり足を伸ばしながら、紅茶と埴輪焼き(人形焼きの埴輪形)をいただきました。
しとしと降る雨の音と、時々池から跳ねる鯉の水音以外は、静かな境内。
冷房なんてなくても、窓から涼しくて気持ちいい風が通って、十分ゆっくりできました。

雨が小降りになったので、出発。
そのまま、もとの道を歩いて、駅まで戻ってきました。
その頃にはいよいよ雨も本降りになってきていて、帰途につきました。

お天気を気にしながらだったのと、母も私も長時間歩くのはしんどかったので、今回はこれくらいが限度。
でも、静かでのんびりした中を歩いて、さほど暑くもなく、ゆっくり風景を見ながら休憩もできたので、十分満足です。

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月組信長

2016-06-12 01:55:09 | 観劇
月組さん、観てきました。
まだ2日目、さすがに皆さん、やるだけで必死!という舞台でしたが(苦笑)、お芝居の大野作品らしさは満載でした。
音楽はハードロックで、ビジュアルも現代風。でも、大野先生のこだわった時代考証と背景のセットなどは、きっちり和物を踏襲。幕開きの「敦盛」は、完全に能だし。
原作があった分、「前田慶次」のほうが脚本としては良くできていたと思うのですが。
大野テイストの信長として、描きたい方向はわかりますし、解釈も、歴史好きの身には面白いと思いました。
あとは、信長の抱えるものの重さと、光秀と秀吉の立場や考えの違い、信長への視点の違いがもっと深く出てくれば、よりテーマが明確になって、お芝居としての厚みが増すんじゃないかなぁ。
…かなり、元の脚本を削ってるんじゃないかな?ちょっと足りないエピソードとか、説明不足なシーンもあったので、そんな感じがしますけど。
大野作品に共通する、人の世に生きる切なさと哀しみと希望、という風情が出てくれば、もっともっと面白いお芝居になると思います。
でも、大野先生ってやっぱり恋愛を描くのが下手(爆)。
そこがしっかりしないと、信長の心の奥に秘めたものが見えなくなる。なんかすごくもったいないというか、残念です。

まさお君の信長。
高みへと天翔る、昇り'龍'というコンセプトなんですね。
突拍子のなさや、衝動のまま勢いで行動していくところが、ちゃんと信長に重なってる。
だからこそ、その勢いからふと我にかえる瞬間の切なさと重みを、明確にしてほしい。
本当は、その我にかえる場所が、帰蝶さんのもとであるべきなのですけど、そこが脚本の弱いところ(苦笑)。
ちゃぴちゃんの帰蝶。
蝮の道三の娘であるという、気丈な誇り高さと、信長を想う健気さを表現できるだけに、脚本の足りなさが本当に残念。前半に、想い合って寄り添う場面がちょっとあれば、ずいぶん違う印象だと思うんですけど。
まさおくんもちゃぴちゃんも、日本物に慣れてないので、所作や身のこなしをまだこれからお勉強という感じです(苦笑)。

光秀のカチャ君は、理知的で、将の鑑のような佇まい。
一方、秀吉のるりか君は、強い野心を秘めた自由人。
二人が、常に対等のバランスを保ち、対照の考え方、視点、立場を持っているからこそ、信長の存在の大きさと不可解さが浮かび上がるような構成なので、その対照性をもっと深く掘り下げていくと、すごく面白いお芝居になると思います。
大野先生独自の解釈がいちばん織り込まれた存在ですね。
たまきち君は、南蛮人の騎士ロルテス。
全ツでの修行の成果で、存在感と華やかさが出てきましたね。
裏で暗躍する悪役…なんですけど、でもやっぱりたまきち君、まだ若い(苦笑)。
脚本がちょっとわかりづらく、ロルテスの立場や生い立ちが伝わってこないので、謎の人物のままに見えてしまう。もっと濃く、ギラギラした怖さを出せるように、たまきち君頑張れ~!
…でも、要は大野先生はたまきち君に、'あの'シーンと、ラストシーンをさせたかっただけなんだろうな~なんて(爆)。

プロローグの武将軍団に、あーさ君の姿がない?と思ったら、女役で出てきてびっくり!(事前チェックはしてませんでした)
大野先生は、どうしてもアレをさせたかったんだよね…(含笑)。
それでいて、ラストにちょっとだけいい場面を持っていったあーさ君、二重にお得な役では?
私がきゃ~♪と色めき立ったのは、トシ君の浅井長政。知的で誠実で美男という、長政のイメージ通りの存在が、素敵~♪♪しかも、信長と対等に掛け合いで歌うなんてすごい!
まゆぽんの前田利家が、何気にすごくオイシイ役。
信長の弟、信行の蓮君が、上手いなぁ。
ありちゃんの佐脇良之は、目立つ役なので頑張れ~!(苦笑)

コマちゃんの足利義昭公は、さすが。しっかり締めて、持っていくところは持っていく(笑)。
その家臣のお二人が、またすごくいい味を出してるんですよね~!
そういえば、象の櫓(?)がすごかった(笑)。
娘役さんたちに、これという役があまりないのはもったいない。お市さまの美月ちゃんと、ねねのわかばちゃん、おまつの花陽みらちゃんくらい。
全体のお芝居がこなれてくれば、もっと観やすくなると思います。
歴史としては、信長のことを大筋知っていればわかるようになってますし。

ショーは、まさお君がひたすら歌いまくってた印象。
でも周りで組子たちが踊り回ってるので、それを観てると楽しかったです。
退団者への餞も満載。
藤井先生のショーで、わりとこれまでにもあったようなシーンが多いですが(そこはまだ先生も不調から回復はしてない)、まさお君の個性と、組の技術力で、すごく盛り上がってました。
私は、トシ君のカッコよさにメロメロになりながら、まゆぽんと蓮君と瑠音君の立ち位置だけは、必死にチェック♪

大野作品で月組ですから、東京でもまだ何回かは観たいと思ってます。
コメント (1)
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シャンソン

2016-06-11 00:41:48 | 観劇
昨日行ってきた、サエコさんご出演のシャンソンコンサート。
共演は、元花組トップのぺーさん、その相手役だった若葉ひろみさん、ノルさん、シビさんこと専科だった矢代鴻さん、そしてサエコさん。
とてもメンバーに恵まれた、素敵なコンサートでした。

何がすごいって、ぺーさんと若葉さんの、「琥珀色の雨にぬれて」から「セラヴィ」が聴けるなんて!!
伝説の、あのクロードとシャロンが目の前にいる~!!と大感激♪♪
当時、すでに宝塚を観てはいましたが、残念ながら「琥珀」はナマでは観れず、ビデオで観たのみ。
あれから31年だそうですが(!!)、当時そのままの佇まい…。
若葉さんのために書かれたシャロンだということが、すごくよくわかりました。
自由で、奔放で、華やかで、強くて、しなやか。
「琥珀」の次には、「愛あれば命は永遠に」。
うわぁ~ナポレオンとジョセフィーヌ…。
ノルさんが、初舞台の作品だとあとから仰ってましたが(爆) 。
ぺーさんと若葉さんのデュエットが聴けるなんて、以前聴いて大感激したミネちゃんとマイマイさんの「エルアモール」と並んで、最高の贅沢です。

極めつけの、コンサートのラストには、ぺーさんの「そして今は」。
もう感動で泣きました。
ミネちゃんが「愛の旅立ち」なら、ぺーさんは「そして今は」が絶対。
ぺーさんは素敵なドレス姿(半ドレス半パンツみたいなお洒落なお衣装でした)で歌っておられるのに、浮かぶのは、びしりとキマった黒燕尾のお姿…。
花組の黄金時代、あの花組をつくり、先陣を切ったのがぺーさんなのだと、思い出させてくれる、本当に素敵なお姿でした…。

シャンソンコンサートだったのも、ぺーさんらしさが全開になって幸せでしたね。
ぺーさんといえば、「メモアール・ド・パリ」。
ビデオが擦りきれるほど観て、大好きだったこのショーは、まさしくシャンソンであふれてました。私の聴き覚えたシャンソンは、ほとんどがこのショーの曲。
コンサートでも、その曲をたくさん歌ってくださったので、すごく楽しかったです。

ノルさんも、変わらぬスタイルの良さに、なんてお綺麗なお姉さま♪♪
軽快な曲から、しっとりした大人の曲まで、さすが芸達者。
ノルさんは、あえて男役の風情は出さず、大人の女性としての綺麗さカッコよさを見せてくださるのが、ノルさんらしくて大好きですね♪

シビさんは、もうさすがとしか言えない…。
どの曲も圧倒されるくらい素晴らしく、それでいてトークの面白さも天下一品(笑)。
お客さんどころか、バンドの皆さんまで大笑いしてましたよ~!

サエコさんも、やはりシャンソンとなれば、芝居心で歌ってくださるので、すごく良かったです。
感情の濃い曲ほど、情念がこもるので、サエコさん向き(笑)。
「声のない恋」は、感動的でした。
以前、「ピトレスク」で中川アッキー君が歌ってた曲ですよね。
ぜひぜひ、もっといろんなシャンソンに挑戦して、いつかライブでもしてくださったら嬉しいなぁ。


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