趣味の日記

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侯爵さま語り・その7

2013-03-14 23:46:59 | 観劇
お芝居については、大体語りたいことは語れてきたので(笑)、あとは個人的なツボどころなど。

まずはやはり、侯爵さまのビジュアルっ!
こんな言い方もどうよ?ですが(笑)、かつてこんなに、麗しく美しい二枚目なともみんを観たことがない(大爆)。
星育ちですから、コスチュームも着慣れてるほうですし、二枚目役、というのも場数をこなしてきたともみんですが、いつもどちらかと言うと、精悍な男前、軍人の二枚目、という役どころが多かった。
それがまぁ今回は、フロックコートとガウンのお着替えに、金髪ロン毛の正統派二枚目なビジュアル♪
いやぁまさか、‘侯爵’と配役を聞いたときには、ここまで綺麗な侯爵さまだとは、想像もしてませんでした(笑)。「ブラック・ジャック」という作品からも、むしろ渋い系(お髭とか/笑)じゃないかと思ったくらい。
正塚先生の最初の指示は、金髪のオールバックだったと、お茶会でともみんが仰ってましたけど、さらにそこから膨らませてつくった髪型が、またともみんにものすごく似合ってました。
ただのロングじゃなく、左右で色も形も変えてあったというのが、とても現代風で素敵。
私、ともみんのお顔の、右側の横顔がとっても好きなんです(爆)。
雰囲気というか、イメージの違いなんでしょうけど、ともみんって、お顔の右側のほうが、凛々しいというか、スッとした男役らしいラインに見えるんですね。そして左側のほうは、柔らかくて、ふんわりした優しい雰囲気が出やすい。
侯爵さまの髪型は、その雰囲気の違いに見事ぴったりハマってました。
右側が、黒髪を混ぜて、お顔のラインがくっきり見えるように後ろに引っ張ってある。
左側は、金髪のウェーブを柔らかく垂らして、貴族らしい品のある柔和な風情を出してる。
ともみんはお茶会で、現代っぽさと、長く生きてきた歴史との両面を出したかった、というようなことを仰ってましたが、その左右のお顔の見せ方と雰囲気も、本当に合っていて、綺麗で大好きでした。
発売された舞台写真、カテリーナと見詰め合う侯爵さまのショットなんてもう、最高!!カメラマンさんありがとう~!!と叫びたいくらい、麗しい素晴らしい横顔でございました♪♪

そしてそれだけでなく、侯爵さまの歩き方や身のこなしも、公演の回を追うごとに、どんどん貴族らしく気品が漂うようになっていたのも、嬉しかったです。
ドラマシティの初日は、庶民庶民~な感じがどうしても見えていたものが(笑)、良い意味で肩の力が抜けていって、すごく自然に貴族らしく見えるようになりました。
私がすごく好きだったのが、二幕冒頭、ブラック・ジャック先生の家から立ち去るときの侯爵さま。
「では」と先生に軽く一礼し、スッと歩き出す姿勢と、ゴンチャロフから帽子を受け取ってわずかにうなずき、礼をしているトラヴィス君の前を、スーッと自然に通り過ぎていく歩き方。
ほんと、初日と千秋楽でこんなに違うか!ってくらい、雰囲気の変わったところでもありましたが(苦笑)、トラヴィス君の「なんだか気が張って・・・高貴な方ですから」という台詞がきちんと似合う、その貴族らしい品のある歩き方が、とってもツボでした!
あと、ダンスシーンの侯爵さま。一幕ラストと、二幕最後のフィナーレ。
いつものともみんだと、元気一杯、ダイナミックに踊ってるところですが(実際、初日辺りはそうでした/笑)、だんだん、侯爵さまモードで踊るようになっていって、どんどん優美さというか、ゆったりしたオーラをまとうようになったのが、すごく素敵でしたね。
回ったときの、フロックコートの裾と、長い金髪の翻り方がとても綺麗で、うわ~・・・♪といつも見惚れてました。

オープニングの‘影’のときは、思いっきり濃くカッコよく踊っていて、侯爵さまモードのときとの踊り方の違いも、今回はとってもお気に入りでした。
そう!‘影’のダンスは、これまた今度は黒一色で、黒髪のひと筋ハラリの色気と、目を剥くほどの抜群のスタイルと、マント扱いのカッコよさと、濃厚な溜めのあるダンスで、あまりのカッコよさに毎回ガン観(爆)。
黒一色でシンプルだからこそ、ともみんの色気とスタイルとダンス力がこれでもか!と発揮されて、はぁぁ~素敵だったなぁぁぁ♪♪♪

‘影’も、侯爵さまも、観ても観ても観飽きない、ほんと素敵なビジュアルと風情で、まだまだもっともっと観ていたかった・・・と、今も思い出してはうっとりしてます(大爆)。

コメント
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