さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

昨日の退院の日から怒涛の2日間が終わりました。喜びと不安と疲労の日々が始まりそうです

2022-02-25 23:25:18 | 大腿骨転子部骨折
この「大腿骨転子部骨折」カテゴリーで書くのも今日が最後になると思います。
昨日は退院の日で、さっちゃんの現実に直面させられる日でしたから、驚きや不安に翻弄される1日でした。
これから以降もそれらのことは消滅することなく継続していきます。
でも、次第にそれが日常化して慣れて行き、僕の心の中にも耐性が形成されていくのだと思います。

今日は1日中ぼお~っと出来ない時間が続きました。
その詳細は書くと長くなってしまいそうですから、時間を追っての箇条書き程度に留めたいと思います。

●10時10分
 訪問介護サービス提供責任者来宅、契約を結ぶ。
 一緒にケアマネージャーさんも来宅。
●10時30分
 上の二人に加えて、訪問看護をお願いする事務所から2名が加わって、サービス担当者会議を持つ。
●11時
 毎週金曜日の訪問看護の初回が実施される。
 途中、同事務所のリハビリ担当者も合流。
●14時
 福祉用具レンタル事業所所長来宅し、介護ベッドのレール交換と使わないことにした車椅子を回収。
●16時
 訪問介護のためヘルパーさん来宅。
 (午前中に契約に来られた方でした)
 この日はオムツ替えだけ。


さっちゃんは正午過ぎまでベッドの中に居ました。
その後、車椅子に移り、着替えもしました。
着替えの際、両腕を万歳する動作をしてくれないので、大変です。
入院前はちゃんとやってくれていたのに。
ズボンを穿かせる時には何が気に喰わなかったのか、足をバタバタさせて僕を蹴ろうとします。
でも、まったく蹴る動作になっていないので、僕の太股の上で両足の足踏みをしているような感じにしかなりません。

今日もさっちゃんは食べてくれません。
昨日からOS-1ゼリー(200g)を飲んでもらっているのですが、昨日は20gほど、今日は100gほどでしょうか?
口に入ったうちの数分の1は口の端からこぼれ落ちています。

今日は天気が良かったので、ベランダ側の広い窓のそばに車椅子を止めて、日向ぼっこしました。
僕もソファに座って、さっちゃんと向かい合わせです。
さっちゃんの顔を眺めたり、漫画を読んだり、さっちゃんにOS-1を飲んでもらったりしていました。
今日唯一の長閑かつ幸せなひと時でした。

看護師さんやヘルパーさんからたくさんの学ぶことがありました。
今日は疲れて早く眠りたいですから、そんな内容は今後の機会に譲ろうと思います。

昨日同様、僕は疲れて、日没後さっちゃんの横で寝てしまいました。
目覚めると、7時15分。
さっちゃんに起きてもらって、夕食を食べてもらおうとしたのですが、起きません。
声を掛け、テレビを点け、部屋を明るくしても起きません。
僕はお味噌汁だけを作り、冷凍したご飯をレンチンし、レトルトカレーを温めて食べました。
今週は新型コロナワクチン接種もあったので、少量の晩酌も飲まないままです。
さっちゃんがよく食べ飲んでくれないと、晩酌する気分にもなれないですね。

今日はさっちゃんの笑顔を見ることはありませんでした。
コメント
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