さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

さっちゃんの退院準備に向けて、ケアマネさんと相談しました

2022-02-12 23:29:05 | 大腿骨転子部骨折
この文章は本当は昨日書く予定でした。
でも夕食後、何となく疲れて眠ってしまって、目が覚めたら夜中だったんです。
水曜日に山を歩いて来て、木曜日と金曜日、ふた晩続けて夕食後に眠ってしまいました。
山歩きの疲労が簡単には抜けない体になってしまったのかな~ぁ?

それはともかくとして、昨日の午前中ケアマネさんが家に来てくださいました。
福祉用具・介護用品レンタルのカタログも持って来てくれました。
ベッドや車椅子は事業所にあればすぐにでも、なくても3日くらいで届けてもらえるようです。
ベッドは退院する前に準備しておかなければなりませんね。

入院するまではセミダブルのマットを敷いて、畳の上で二人一緒に寝ていました。
でも、もっと昔は長い間、普通サイズのベッドに二人寝てましたから、介護ベッドでも二人で寝ることは出来ると思います。
介護ベッドにもセミダブルサイズくらいあってもいいのにな、と思いますけどね。
二人で寝ることは想定していないようですね。
可能な限り、これまでの生活スタイルを変えないでいたいと思いますから、セミダブルサイズも検討してくれていいのではと思いますけどね。

介護ベッドは電動で背中や膝の部分の角度が変えられるようです。
ベッドサイドのレール(柵)やベッドにあわせて自由に動くマットなども必要になるようです。
また、ベッドを置くとなると、置く位置も考えなければなりません。
基本、これまで布団を敷いていた場所に置くのですが、この機会に少しだけ部屋をすっきりと模様替えしたい気分ですよね。
さっちゃんの入院中に部屋を掃除したり整理したりしよう、とブログにも書いたのに、結局な~んにもしませんでした。
掃除もほとんどしなかったので、昨日ケアマネさんが来宅する直前に慌ててする始末。
さっちゃんが家に居てくれないと、僕は掃除すらしないのです。

車椅子についても、相談しました。
看護師さんはリクライニング出来るタイプがいいかも、と言っていましたが、そこまで必要かどうか、僕にはまだ分かりません。
リクライニング出来る車椅子だと折り畳みは出来ませんから、タクシー等に乗る際どうなるのでしょう?
家の中で、車椅子に長く座っていて、背もたれを倒してリラックスするわけでしょうが、ベッドに居てもいいわけでしょうしね。
レンタルの車椅子も容易にチェンジは出来るようですから、とりあえず普通の車椅子でもいいのでは、とケアマネさんは言ってくれました。

退院時、どのように迎えに行くかも相談しました。
車椅子をこちらから持って行って、それに乗って帰るのか、最初は病院の車椅子を借りるのか?
でも、前もって車椅子で自宅の中を動いてみないと、さっちゃんの生活動線すべてを通ることが出来るのかどうか確認できませんよね。
狭くて、物がたくさん置いてある我が家ですから。
折り畳み出来ないリクライニング車椅子では僕が病院へ持って行くのは大変ですよね。
電車に乗って持って行けばいいと言えばその通りなのですが。
病院からは介護タクシーを予約して、車椅子ごと乗ればいいとは考えています。
初っ端から、電車移動は僕自身も不安ですしね。

さっちゃんが帰宅してからのトイレと入浴についても相談しました。
トイレ(排泄)は現状完全なオムツ生活です。
赤ん坊のように寝たままオムツを交換するわけです。
僕は赤ん坊のオムツ交換の経験もありませんから、しばらくは実地での指導をして欲しいと頼みました。
動画等でノウハウの基本を理解しても、実際に行なってみないと分からないコツなどがあるはずですからね。
そのために、さっちゃんの退院直後から1ヶ月間くらいはヘルパーさんに来てもらうことにしました。
その間に僕を指導して、心配のないレベルにまで上達させてもらうのです。
最初は毎日でしょうが、だんだん2日に1回とか週に2回とかに減らして行って、1ヶ月間ですね。

入浴に関しては、バスタブを家に持ち運んで、本格的に入浴するというのもあるのですが、僕はいきなりそこまでする必要性を感じません。
デイサービスやショートステイに行けるようになれば、そこで入浴は出来るでしょうし。
まずは清拭すればいいのかな、と思っています。
これもヘルパーさんの指導を受けて、僕自身が完璧に出来るようになりたいと思います。

また、そのヘルパーさんが男性でもいいか、女性の方がいいか? も話し合いましたけれど、まあ女性の方がいいのでしょうね。
さっちゃんは体重も軽いですから、女性の力で十分だと思います。
一緒に僕もいるわけですからね。

あと訪問看護ですが、以前のように言語療法士(ST)さんに来てもらうことはしばらく考えないことにします。
言語リハビリを続けて来たのも、そのリハビリ効果と言うよりはさっちゃんが社会との接点を持ち続けることに意味を感じていたからです。
しばらくはSTさんではなく、PT(理学療法士)さんに来てもらって、歩けるようになる指導をしてもらおうと思っています。
これも退院後すぐから行ないたいですね。
この件もケアマネさんが手配してくれることとなりました。

他にも通院のこともケアマネさんから聞かれました。
さっちゃんの掛かり付け医のH沢クリニックにはこれまで通り通うつもりです。
天気のいい日に車椅子を押して行くことになるでしょうね。
大きな病院の神経内科の先生の元にも通えればいいですね。
この先生は認知症のさっちゃんにとっては主治医になってくださっています。
通う方法が問題ですけれど。
さっちゃんが車椅子での移動にどの程度耐えられるかですね。
予約の日に雨が降ったりしたら、タクシー利用も仕方ないかもしれません。
同じ病院のリハビリ科にはもう通う必要性はないのではと思います。
3ヶ月に1回だけ、神経内科の先生に診てもらうだけで十分かと。

いろいろとケアマネさんと相談しましたが、他にはデイサービスやショートステイをどうするか、ということくらいですかね。
退院後しばらくは、そのことは考えないことにするしかありません。
さっちゃんがデイサービスに通うことが出来るかどうかを見極めないといけませんしね。
通えそうだとなった際には、今までのデイサービスでは車椅子のままでは無理です。
車椅子でも大丈夫な場所を探さなければなりません。
契約しているショートステイの同じ建物で、デイサービスもやっていて、車椅子でも大丈夫ですから、そこにお願いするのがいいのかなと思ってはいます。

兎にも角にも、自力で立ち上がって、自分で歩けるようになって欲しいですね。
そのためには立とうとする気持ち、歩こうと思う気持ちが何よりも芽生えないと駄目ですよね。
そんな気持ちが芽生えるためにも、生活の中で楽しかったり嬉しかったり喜んだりする瞬間瞬間を増やしてあげたいと思います。


     *   *   *   *   *   *   *   *   *   *

昨日散歩して来ました。
さっちゃんの車椅子を押しての散歩を想像しながら歩きます。


▲16:17。ほぼ半月(上弦の月)が青い空に浮かんでいました。この時刻ですから、まだ弦の方が下ですけどね。さっちゃんにはこんな白い月はなかなか見つけられないかもしれません。


▲16:18。奥多摩前衛の山々が見えています。左のピークが大岳山1266.5m、中央には御岳山の峰々が見えています。手前の多摩川はその山々の向こう側から流れて来たのです。


▲16:20。まだ少し高い太陽が多摩川の流水面で輝いています。


▲16:26。次にここで写真を撮る時は、さっちゃんの乗った車椅子も写っていることでしょう。
コメント
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