さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

さっちゃん、初めて紙おむつを穿いて山登りをしました

2019-12-02 23:43:23 | トイレ・排泄
さっちゃんはまだ常時紙おむつを穿いていなければならない状況ではありません。
自宅ではほぼ100%トイレを使用できていますし、デイサービスでも今のところお漏らしは聞いていません。
ただ、外出してトイレがすぐ近く(場合によっては10mとか20mとかの近さ)になければ間に合わないケースもあります。
間に合わないケースでも、少しは漏らしてしまいますが、残りはトイレで出せることが多いですね。
ただ、外出先が家の周辺のいつもよく歩いている場所なら、トイレの場所も分かっていますし、最悪の事態でも帰宅すればいいだけです。
でも、外出先が自宅から離れている場合は最悪の事態が起きてもらっては困りますし、
最悪に準ずる事態、パンツがかなり濡れてしまったり、ズボンにシミが目だったり、そんなことになったら困ります。
トイレが見つからないことも多くなるでしょうから、最悪の事態も起きやすくなりますよね。

という訳で、以前から自宅から離れた外出の場合のことをいろいろと考えていました。
それで今回、先日の土曜日の山歩きで、初めて実際に試してみたのです。
ドラッグストアで紙パンツや尿漏れパッドなどを見ることが多いんですが、
その中で「旅行や山登りに! 超うす型で動きやすい!」とのコピーの紙おむつがあったんです。
気にはなっていたのですが、なかなか購入するまでには至らず、やっと先週買ったんです。
花王の製品でリリーフ。

土曜日朝、登山用の服装に着替えてもらう際、さっちゃんにその紙おむつを見せて、
「このパンツどう? 穿いてみる?」と聞いてみたんですが、さっちゃんは抵抗なく「い~よ」。
「まるで下着 ローライズ」というコピーも書いてあるので、さっちゃんは紙おむつだという感覚が起きないんでしょうね。
最初の関門はあっけなく突破できました。
穿き心地も悪くはないようです。

この日の朝は、トイレに2回も行きました。
2回目には大をしました。
めでたい!
そんな予想外のこともあって予定していた電車には乗れませんでした。
次の電車に乗ったのですが、登山スタートの駅には予定の時刻に到着。
何があるか分からないので、いつも1本前の電車に乗ることにしてるからです。

この日の山歩きは休憩を入れて6時間ほどの行動だったのですが、トイレには1回しか行きませんでした。
その1回もハイキングの終盤、ちょうど公衆トイレが登山道(と言っても林道レベルですが)の脇にありましたから、
まだもよおしていたわけではないのですが、念のためにしておいたら、といった感じで排尿したんです。

僕には実験的感覚もありましたから、この日のように何事もなく無事終了したのは残念でした。
おしっこを漏らしてしまった際の状態や感じ方を知りたかったんです。
でも、ひとつだけ実験成果がありました。
この日の行動中、この紙おむつをずうっと穿いていて、何の違和感もなかったようなのです。

まあ、まだ1回目の実験ですからこの程度の収穫で成功でしょう。
2枚入りのを購入しましたから、もう1回は実験します。
1回、150円ほどですから、ハイキングにかかる費用と思えばさほど負担ではありませんね。
他の方法も考えているので、別の機会に試してみたいと思っています。

どこへでも安心してさっちゃんを連れて行けるようになりたいですね。
コメント
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