さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

今日から火曜日は丸一日のデイサービスです

2019-12-03 23:56:41 | デイサービスや介護
これまでさっちゃんは運動半分の午前中だけのデイサービスに通っていました。
今後のこと、例えばショートステイのことなどを考えると、半日だけではなくもう少し長いのにも慣れておく必要があります。
それにマシーンを使って運動するんですが、さっちゃんはだんだんとマシーンを使えなくなってきているらしいのです。
マシーンに座っても、どうすればいいのか忘れていたり、やり始めても途中で止めてしまったり、
マシーン使用の今までのデイサービスを十分に活用できなくなっていると、ケアマネさんはおっしゃってました。

まあ、いろんな理由があって、今日から火曜日は1日コースのデイサービス。
金曜日はこれまで通りの午前中だけのデイサービスです。

今日から火曜日は20~25分早い出発になります。
起床を早くするのは嫌ですから、前夜に出来ることはしておいて、朝にする仕事量を減らすことで乗り切ろうと思います。
今朝はまあまあだったでしょうか?
少し時間に追われましたが、間に合ったので「良し」としましょう。

夕方16:12に、「あと10分くらいで下に着きます」と電話が入りました。
時間を見計らって玄関を出ると、向こうからスタッフさんとさっちゃんが歩いてきます。
さっちゃん、僕の姿を認めて、僕と対面すると、またしても泣いてしまいました。
長い時間、さっちゃんなりに緊張していたんでしょうね。
スタッフさんから少しだけさっちゃんの様子などを聞いて、玄関まで戻り、荷物のザックを受け取りました。
お風呂にも入れてもらったようです。

さっちゃんはやっぱり玄関の中には入りません。
スタッフさんはここで別れの挨拶をしようとするのですが、さっちゃんの見送りの件を説明し、車まで行くことに。
お見送りをし、玄関まで戻って来ても、さっちゃんは部屋の中へ入る気分ではないみたいです。
再度のお見送りという明確さはないのですが、散歩も兼ねて外を歩くことにしました。
日も沈みましたから、いつもの散歩でいちばん短いコースの逆回りを歩くことにしました。
さっちゃんは何かこのコースに不満を抱えている様子でした。
さっちゃんなりに行きたいコースがあったのかもしれません。
お見送りのことも気持ちの中にはあったようで、走っているに注意を向け、ときおりその車に近づこうとします。
車道に出るわけですから、僕はさっちゃんの手を強く握ります。
さっちゃんはちょっと怒って、不満そうです。
短い散歩コースの半分ほど歩いたあたりから、やっと不満は少し和らいだようですが、まだちょっと怒ってる感じでしたね。

棟に近づいたあたりで、さっちゃんは突然おしっこをしました。
暗くなっていたので、歩道から少し離れた草地に連れて行ったのですが、
連れて行く途中で「あ、出た」と言います。
その後、ちゃんとおしっこをし、家に帰ってから念のために着替えたのですが、パンツはほとんど濡れていませんでした、ホッ。

帰宅すると、「眠たい」と言って布団には入るのですが、僕が起きているのですぐにさっちゃんも起きて来ます。
そんなことを何度も何度も繰り返しました。
起きていると、何やら僕に文句を言い続けていますし、布団に入る際には僕が入れてあげて、布団を掛けてあげます。
ですから、静かに寝ていてくれればいちばん僕にとっては楽なんですが、そううまくはいきませんね。

夕食が終わっても、それは続きました。
意味不明の言葉、しかもそれはどうやら僕を非難する内容が多く含まれているようなのですが、
そんな言葉にいちいち相槌を打ったり返事をしたりも出来ませんから、自然と僕は無口になってしまいます。
さっちゃんは言葉だけではなくて、いろんなものを僕の目の前に持ってきたりします。
スリッパ、僕の枕、毛布、僕の寝巻き、さっちゃんの靴下、携帯の充電器、ミカン、タオルケット、・・・・、
(夜中の11時過ぎ)もさっちゃんは珍しく起きています。
僕の枕は二重に袋状のカバーに入っていて、それにプラスして普通の枕カバーが載っています。
それを今、さっちゃんは分解してバラバラにしてしまいました。

ちっちゃな子供のようになっていますね。
眠たいはずなのに、今日のデイサービスの興奮がそうさせているのでしょうか?
コメント
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