さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

さっちゃんもみんなと一緒に楽しく歌をうたいました

2019-12-05 23:23:52 | 言語リハビリ
毎月第一木曜日は「失語症言語リハビリ教室」の日。
いちばん心配だったのは僕の体調。
目覚めた時は、何となくまだ頭も重く、喉も少し痛い感じがしていました。
布団の中でゆっくり過ごし、起きてからものんびりテレビを観るなどして過ごしていると、だんだん不調さが薄れて行ったようです。
朝食を作り、さっちゃんと一緒に食べ、さっちゃんの出掛ける準備などをさせていると、思いのほか時間が早く進んでしまいました。
出掛ける直前になって、僕の財布が見つからなかったり、ほとんど余裕のない出発時刻になって慌てて出掛けることに。
僕が悪いのですが、余裕のない出発に加えて、さっちゃんの歩みが遅い!
つないでいる手で引っ張るように歩く羽目になると、さっちゃんが怒ります。
「いつもより少し速く歩こうね」と少しは急いでもらいます。
結局どうなったかと言うと、乗るべき電車には間に合いませんでした。
1本あとの電車に乗って、下車駅からはタクシーで会場に急ぎました。

今日の「失語症言語リハビリ教室」は年末の特別バージョン。
通常メニューの各自の近況報告の発表やゲームなどはなく、今日は最初から最後まで歌う日でした。
しかも特別に音楽療法士の先生も来てくださり、楽しく参加できる雰囲気作りはバッチリ!
さっちゃんも大きな声ではありませんが、全曲にわたって口を動かして歌っていましたね。
笑顔も多く、楽しそうでした。
スタッフのお子さんもお手伝いに来てくれていて、その男の子を見る目が優しく嬉しそうで、笑顔もたくさんでした。
いろんな工夫が加味された歌の時間はあっという間に時間切れ。
さっちゃんも名残惜しそうにその場を離れました。

家に帰って来て、さっちゃんは「人が大勢いて楽しかったね」と言ってました。
歌自体も楽しかったんでしょうが、大勢の人たちと過ごしたこともすごく楽しかったようですね。

さっちゃんは疲れたんでしょうね、準備した夕食を食べることなく、そのまま寝てしまいました。
コメント
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