流のバンコク・ゲイパラ白書☆リターンズ(゜∀゜)ノ

流(りゅう)の単純で軽いバンコク・ゲイ体験記。 ヨロシク!

サヨナラの時間

2007-12-13 | ロマンス紀行

建物を出ると遠くに走ってくるバスが見えた。

ここでOと別れることに。
こんな田舎じゃバスだってそんなに頻繁に走ってないだろうからね。
いいタイミングで別れがきたのかも。

バスが来るまで、最後になって少しだけ手をつないだ。
簡単なことでも手をつなぐことの意味って深い気がする。

Oの生活には携帯もネットもない、だからこのまま別れる。
何も残らないわけじゃない。
きっとOの思い出には今日俺と出会ったことが残る、俺もそうだし。

楽しかったOとの時間が近づいてくるバスでもうすぐ終わる。
二人で手を上げてバスを止める。
Oがバスに乗り込む。

バスの中から手を振ってくれる。
俺も振り返す。
乗客が全員こっちを見てる。
田舎にありがちなシチュエーション、けど手を振るしかないひとりの俺。

動き出すときにOが何か話しかけられて笑顔を見せた。
おそらく、「あのカッコイイ人、友達?」 とかそんなかなぁ。 ←ないない、絶対ない。
分かってるよ、おもしろいかなと思って書いただけで。 ←おもしろくもない。

Oを乗せたバスが去っていく。
しばらく見送る。 ・・・あぁ、行っちゃったなぁ。
またタチレクへ来たら出会えるかな、かもね。


そんな再会を期待するのが楽しくて旅って続くもんだ。 O、またネ!