流のバンコク・ゲイパラ白書☆リターンズ(゜∀゜)ノ

流(りゅう)の単純で軽いバンコク・ゲイ体験記。 ヨロシク!

タチレクの青年

2007-12-04 | ロマンス紀行

タチレクは観光の町だけど、少し歩けば何もない。

ホントに市場が全て。
ほんの数百メートル離れただけで急にトリップしたような田舎道。

それでも時間はあるので東西に走るタチレクのメインロードを散歩。
旅行者なんてどこにもいない。
そりゃ国境超えて金払ってまで何もない道を散歩しには来ないよね。

しばらく歩いてると青年が立っていた。

服装はシャツにジーンズ。
肩から斜めにかけたカバンを見ると学生っぽい。
バスか何かを待ってるような感じ。 バス停は見当たらないけど。

青年の後ろを通り過ぎようとしたとき、振り返った青年と目が合った。
田舎の男前、って感じの顔立ち。
完成されてない素朴で無口な雰囲気がカッコよく見える。

少し頭を下げて挨拶。
青年はとまどいがちにも頭を下げてくれる。
外国人がこんなとこで何してんだよ、って感じか?

それだけ。 通り過ぎて歩き続ける。
道がどんどん田舎になる。すでに民家っぽい。
けどせっかく歩いて来たんだし・・・ カフェにでも入ろう。 スタバどこよ? ←ねぇよ。

立ち止まってぐるっと見回しカフェを探す。
するとさっきの青年が俺の後ろを歩いていた。
30メートルほど後方に。


もしかして、俺を追ってきた?