流のバンコク・ゲイパラ白書☆リターンズ(゜∀゜)ノ

流(りゅう)の単純で軽いバンコク・ゲイ体験記。 ヨロシク!

異言語コミュニケーション

2007-12-05 | ロマンス紀行

青年は俺が振り返ったと同時に一瞬動きが止まった、気がした。

歩く速度が急減したっぽい。
伏せ目がちに、それでも俺の方をチラ見しながら歩いてくる。

近くまで来るとさらにゆっくりに。
話せる距離になったので挨拶してみた。

「ハロー」 と俺。
「ハロー」 と小声だけど嬉しそうに返事をしてくれる青年。

しかし・・・ ここから全く言葉が通じず。

青年は身振り手振り、が俺には分からん。
自分の何かを伝えようとしてるのか、俺に何かを聞いてるのか・・・ サッパリ分からん。
そんな一生懸命な動きがかわいい、とでも思わなきゃやってられん。 ←優しさが足りない。

意味不明なやりとりがしばらく続いた後、お寺に案内してくれることになった。
これは青年が山の上のお寺を指差し “行く” というポーズをとったから。

ハッキリ言ってお寺には全然興味なかった。
それでも唯一理解できた意思表示だったので一緒に行くことに。

歩きながら話をして、なんとか少しだけ理解できた。
名前はO、20歳。
学校の帰りだったらしい。 これからバスで家に帰る、らしい。
タチレクの町はどこでも手を上げればバスが止まるのかもしれん、バス停がない。

かなりがんばってみてもこれが会話の限界。 
Oは鼻歌を歌ったりしながら歩いてる。
体力のレベルが低い俺には坂道がツライ、しかもジャリ道。


やっぱお寺じゃなくそのへんでお茶でもすればよかった・・・。