これも地震疲れなのかもしれない。
午後、会社の中を「どよ~ん」という空気が流れていた。
漫画にしたら、絶対みんなの上に「どよ~ん」という文字が書かれた。
ふだんから活気のある職場ではないけれど、
今日は、あまりにもひどかった。
景気に大きく左右される会社じゃないから、
このご時世、どよ~んとしていても、
標準以上のお給料がもらえるのはわかっているけれど、
今日のはちょっと・・・、空調もあまりきいてないし、つらかった。
「どよよ~ん」という表情の社員とすれ違うたびに、
こんな顔、好きな人には見せられないでしょう、と思った。
夫婦や恋人同士で同じ会社にいるということは、
カッコいいところや、失敗して情けない顔をしているところはもちろん、
この何ともいえない、濁った空気をまとったところも見られるということなわけで・・・、
勇気あるな、と思った。
アットホームな社風というのも、なかなか難しいものだ。
まるで自宅でくつろいでいるような、というのは、
馴染めればいいけれど、馴染めないとつらい。
コタツに寝っころがってテレビを見ているところに間違って訪問しちゃって、
そのまま帰れなくなって居心地悪いような感じ。
それを、会社でやられると、たまらない。
確かに、学生時代にも、午後、
こんな空気が満ちていた教室はあった。
でも若かったから、「どよ~ん」としていても、
それなりに肌はつやつやだったり、寝汗で髪の生え際が光っていたり、
こうなんというか、花があった。
でも、中年のおじさんとおばさんが「どよ~ん」としていると、
単に、あぶらぎったいやな空気が濃くなるだけだ。
そして、めんどくさい仕事はもってくるなオーラがバリバリ出ている。
それならいっそのこと、休めばいいのに!と思うのだけれど、
とりあえず出席する真面目な人たちなんだ。
そんなのイヤ! うつるから、やめてよっ!という気分になり、
定時ですぐ帰ることにした。
そしたら、夕暮れ、桜と月がきれいだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/e1/6ddecfc65c49159f49d11522ed447643.jpg)
身体の風が、澄んだ空気になった。
午後、会社の中を「どよ~ん」という空気が流れていた。
漫画にしたら、絶対みんなの上に「どよ~ん」という文字が書かれた。
ふだんから活気のある職場ではないけれど、
今日は、あまりにもひどかった。
景気に大きく左右される会社じゃないから、
このご時世、どよ~んとしていても、
標準以上のお給料がもらえるのはわかっているけれど、
今日のはちょっと・・・、空調もあまりきいてないし、つらかった。
「どよよ~ん」という表情の社員とすれ違うたびに、
こんな顔、好きな人には見せられないでしょう、と思った。
夫婦や恋人同士で同じ会社にいるということは、
カッコいいところや、失敗して情けない顔をしているところはもちろん、
この何ともいえない、濁った空気をまとったところも見られるということなわけで・・・、
勇気あるな、と思った。
アットホームな社風というのも、なかなか難しいものだ。
まるで自宅でくつろいでいるような、というのは、
馴染めればいいけれど、馴染めないとつらい。
コタツに寝っころがってテレビを見ているところに間違って訪問しちゃって、
そのまま帰れなくなって居心地悪いような感じ。
それを、会社でやられると、たまらない。
確かに、学生時代にも、午後、
こんな空気が満ちていた教室はあった。
でも若かったから、「どよ~ん」としていても、
それなりに肌はつやつやだったり、寝汗で髪の生え際が光っていたり、
こうなんというか、花があった。
でも、中年のおじさんとおばさんが「どよ~ん」としていると、
単に、あぶらぎったいやな空気が濃くなるだけだ。
そして、めんどくさい仕事はもってくるなオーラがバリバリ出ている。
それならいっそのこと、休めばいいのに!と思うのだけれど、
とりあえず出席する真面目な人たちなんだ。
そんなのイヤ! うつるから、やめてよっ!という気分になり、
定時ですぐ帰ることにした。
そしたら、夕暮れ、桜と月がきれいだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/e1/6ddecfc65c49159f49d11522ed447643.jpg)
身体の風が、澄んだ空気になった。