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妊活の栄養療法 今までダメだった人ほどトライしてみる価値がある 

2020年06月19日 | 食・健康

おはようございます、裕美です

 

世の中、やせていても低栄養でも妊娠する人はいますが

 

 

今まで若杉ばあちゃんの食事療養や布ナプ、病院の不妊治療など取り組んできたのに授かれないとお悩みの方などに、

 

 

分子栄養学(分子整合医学・オーソモレキュラー)やエビデンスに基づいた栄養療法で転機になる方もいるのではと思い書きます

 

妊活に問わず、不定愁訴の改善にも効果がある方法です。希望の光が見えることを願っています

 

 

低栄養の数値を改善させる

保険適応内で測定しやすく分かりやすい指標としては以下の通り。

 

①ヘモグロビン 13.0以上 フェリチン 80以上

独身女性の中には、たんぱく・鉄不足の女性が多くフェリチン10台という人もよく聞きます。

出産後もフェリチン枯渇している人が多いです。

 

私も食生活を聞いて、かつ顔色と体形・発しているエネルギー(覇気みたいなもの)、イライラ、鬱っぽい、悩みやすいなどの不定愁訴を総合的にみるとフェリチン数値が低い人が予想できるようになってきた今日この頃です。

 

過去のブログで何度も書いてきたようにたんぱく・鉄強化の食事をお勧めします

私も1年前はフェリチン44でしたが、食事+サプリで今は109に上昇しました

驚いたのが「フェリチン60以下では妊娠は控える」と指針を出している他国もあることを本で知りました1)

 

 

 

 

②LDL 100以上

低栄養・痩せの人は100を超えていない人が多いです。

私自身も80前後でした・・・

一般の病院・医師らは、脂質異常症(メタボ)をチェックしているので、低値には触れません。

しかし、栄養的には、低値も問題なのです。

 

 

私も今はやっと100を超えました(LDL106)

良質な脂質で揚げ物を取り入れたり、補助的にプロテインを飲むことによって増えました。

 

LDLは、脂質(コレステロール・中性脂肪・リン脂質)とたんぱく質などから構成されています。

 

そのため、脂質とたんぱく強化によって増加してきます。

 

 

 

体重と体脂肪を管理する

BMI20以上 かつ 体脂肪22%以上にする2)

体脂肪は低すぎるとよくないのです。

脂肪組織から分泌されているホルモンの中には卵巣機能によい影響を与えているものもあります。

体脂肪は女性にとって悪いイメージがありますが女性ホルモンのバランスを整える上で必要不可欠なのです。

 

 

計算上では、

1ヶ月で体重1kg増やすには、1日あたり約240kcal増加させる×毎日続ける。

2ヶ月で体重1kg増やすには、1日あたり約120kcal増加させる×毎日続ける。

 

 

たんぱく質・良質な脂質でエネルギー増加を図ると良いと思います。

 

やせの人が太ることはなかなか苦労がいるもの。地道な積み重ねで体重増加をめざしましょう

(具体的には、おかずを1.5-2倍に増やすことや、食べやすい丼もので確実に食事量を増やすのも手です。一度に量を食べられない人は、分割食1日5~6回もおすすめです)

 

 

油小さじ1(36kcal)プラスしたくらいでは体重は増えませんのでご注意を!

 

 

 

 

 

不足している栄養素を補う

妊娠前・妊娠中に特に必要な栄養素は、タンパク質、ビタミンB群(葉酸含む)、ビタミンC、鉄、亜鉛、ビタミンDなど3)です。

(読みやすい参照本:定真理子先生の著書)

 

 

血中ビタミン類を測定できる専門の病院もありますが、

食事調査で見ても不足が明らか

 

 

以前の私の研究結果をご紹介すると

「冷え性である」と答えた20~30代女性の食事調査において、

ビタミンA,B1,B2,B6,C,D,E,カルシウム,マグネシウム,鉄,亜鉛,食物繊維が1日あたり摂りたい理想の量を下回っていました4)

 

食事で工夫して摂取することが大切ですが、もし不可能ならサプリメントを補助的に使用すると体調の改善が見られます。

 

 

 

注)ビタミンAの不足はよくありませんが、妊娠初期の過剰は問題。

ビタミンAのサプリには妊娠期、妊娠前の摂取は控えるよう記載してありますので、もしサプリを摂取するなら、時期や量に留意してください→

 

 

注)葉酸に関して、サプリの人工的な葉酸では胎児の神経管閉鎖障害は減少するものの他の障害がある事を警告している医師らもいます(参照 内山葉子先生の書籍他)。

葉酸は、野菜、果物、肉類、鶏卵などに含まれるため、サプリだけで安心せず、食事で天然の葉酸を積極的に摂ることが必要不可欠です。

 

 

 

 

ビタミンD不足についても広く知られるようになってきましたが、ビタミンDは、着床に関わるビタミンです。

また、花粉症の人はビタミンDが不足していることが多いと言われます。

干ししいたけ、魚類を積極的にとり、日光浴をする。それでも緩和しなければサプリ摂取が必要です。

生しいたけは干すとビタミンDがアップします

花粉症は、他にもオメガ3、たんぱく質、ビタミンA ビタミンK などの不足(+糖類過多)とも言われています。

 

納豆が食べられる人はぜひ、納豆+あまに油小さじ1を続けるとよいです。納豆はビタミンKの爆弾です。

 

 

 

 

糖質を減らす

定真理子先生の書籍でも幾度も出てくる糖質制限。

やせている人はご飯抜きはよくありませんので、ご飯はお茶碗軽く1杯+おかずメインで食べる生活からトライしていくことが無難です。

菓子、飲料から摂れる砂糖量は確実に減らしていきましょう

 

 

白米は血糖を急上昇させるため白米の場合は必ず雑穀などを混ぜることが良いと思います。

また、たんぱく質・脂質類との食べ合わせによって血糖コントロールしやすくなります。炭水化物だけで食事を済ませることはやめましょう

 

 

調味料も、砂糖のかわりに本みりんを使用すると、自然と摂取する砂糖量を減らせます。

煮物も「砂糖控えめの味」が定番の味になってきます。

 

 

 

 

本当の腸活をする

乳酸菌や酵素をプラスして腸活したつもりは甘いです(笑)

 

 

『本当の腸活』

①砂糖を減らす 

②グルテン(小麦製品)を控える (制限の程度は人による、食べても全く問題ない人もいる) 

③カゼイン(乳製品)を自分に合う量にする(同上) 

④プレバイオティクスである食物繊維をとる(乳酸菌の餌になる) 

⑤プロバイオティクスである乳酸菌類を摂る:発酵食品類 

⑥良質な脂質を摂る、トランス脂肪酸のマーガリン・ショートニング類は減らす。

上級者は市販品の「植物油脂」なども制限している人もいますが、まずは上記の2種を控えることからスタート。

⑦加工食品・ジャンクフード類を控えめにする。

 

など

 

 

 

<ポイント

下痢しやすい、便秘しやすい人は腸の免疫が弱っている証拠。これは食事で変えられます。

私自身も大学生時代はとてもお腹が弱い体質だと思っていました。しかし食事で変わりました

 

市販のカレールウ(植物油脂)を1回食べただけでお腹壊したという人も聞きます。それは「植物油脂が悪い!!!」のではなく、日ごろから『本当の腸活』をしていないことが原因だと思います。

 

多少、質の悪い油を摂ったとしてもお腹を壊さないのが腸活で鍛えた本当の腸の免疫です

 

 

砂糖たっぷり入った乳酸菌飲料は『本当の腸活』には含まれません。

 

 

腸活は話が長いので・・・またいつかのブログで。 

 

 

 

 

引用文献

1)心療内科に行く前に食事を変えなさい 姫野友美 青春出版社 2010

2特集 女性の“やせ”に潜む日本のリスクと管理栄養士・栄養士の使命 日本栄養士会雑 Vol.60 No.2 2017

3)ママと赤ちゃんに必要な栄養素 監修:溝口徹 栄養療法通信 Vol.14 2012.3

4)成人女性の冷え性と栄養摂取量の関係~冷え性を予防する食生活~ 齊藤裕美 日本未病システム学会雑誌 24(3):22-30 2018

 

 

 

 

 

 


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