つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

津幡短信vol.87 ~ 令和参年 弥生。

2021年03月07日 17時59分12秒 | 津幡短信。
     
津幡町で見聞した、よしなしごとを簡潔にお届けする不定期通信。
今回の話題は以下の3本。

【解体始まる。】



閉店から5年余り「カジマート太田店」の建物の解体が始まった。
先月、拙ブログ過去投稿記事にコメントを頂戴し、見聞に出掛けた。
都市部では珍しくないスクラップ&ビルドも、
北陸の片田舎・津幡町で見かける機会は左程多くない。
それだけに目を引く対象になる。
見慣れた建物がなくなり、風景が変わる途上は物悲しい。
37年前の開店当時は、華々しいデビューだったはず。
真新しい建物は周囲からの期待を集めたことだろう。
しかし、今は昔である。
跡地には何が出来るのだろうか?

【建て替え始まる。】

店じまいを最初に悟ったのは、昨年11月だった。



地場のホームセンター「大海(おおみ)建材」店頭に立ち上がった幟や張り紙には、
「在庫一掃」「売りつくし」の文字。



3割引~5割引の赤札が、
やがて「全品半額」になり「最大9割引」表記が踊り、そして終わった。



秋には、福井県資本のドラッグチェーン「ゲンキー」に生まれ変わる予定らしい。
また1つ、町の灯が消えた。

【切除完了。】

同カテゴリー(津幡短信)過去投稿にて、
積雪により「おやど橋」傍のタブノキの大枝が折れたことを書いた。
その垂れさがったままの枝が切除された。



雪の重みに加え、樹木・木材を腐らせ劣化させるキノコ、
褐色腐朽菌(かっしょくふきゅうきん)の代表選手
「サルノコシカケ」の影響があったと睨んでいたが、やはり?



遠目にも幹の中心に腐食で開いたらしい大穴が見える。
切断面が空気に触れて乾燥し、木は弱るだろうが、
患部を除く意味では良かったかもしれない。
大木の自助力に期待しよう。

<津幡短信 vol.87>

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