「今日の一枚」は、今年2月、津幡中央銀座商店街にて撮影したスナップ。
おそらく廃品回収に出されたのだろうが、今となっては希少なアイテムを見つけ、
小さく驚きの声すら漏らしつつシャッターを切った。
オープンリール式の「テープレコーダー」である。
1877年(明治10年)…「トーマス・エジソン」が発明した蓄音機は、
銀箔を巻き付けた銅製の円筒に、音の強さに応じて深さを変化した溝を刻み、音を記録した。
程なく、記録媒体は円盤のアナログレコードへと変化し、同じ頃、磁気テープも開発される。
やがて、第二次大戦中、磁気テープに関する技術は飛躍的に進化を遂げた。
音質優秀。
30分以上連続の長時間録音に対応。
持ち運びが容易。
別の音をダビングしたり編集が可能。
便利で汎用性の高い磁気テープは、音楽制作・放送現場のみならず、
一般家庭にも導入される。
…が、それも今は昔。
カセットテープが生まれ、HDレコーダー、MDレコーダー、ICレコーダーが登場し、
磁気テープが主役の座を譲って久しい。
津幡町の路上で最期の時を待つテープ・レコーダー。
本体内部のテープに音声を録音し、テープに記録した音を再生する。
テープの回転ピッチを(おそらく二段階で)変化させる。
ただそれだけの機能を備えているだけなのだが、
実に堂々としたサイズ、かつ昭和の香り漂う質実剛健で重厚なデザイン。
哀愁と哀惜を誘うのである。
おそらく廃品回収に出されたのだろうが、今となっては希少なアイテムを見つけ、
小さく驚きの声すら漏らしつつシャッターを切った。
オープンリール式の「テープレコーダー」である。
1877年(明治10年)…「トーマス・エジソン」が発明した蓄音機は、
銀箔を巻き付けた銅製の円筒に、音の強さに応じて深さを変化した溝を刻み、音を記録した。
程なく、記録媒体は円盤のアナログレコードへと変化し、同じ頃、磁気テープも開発される。
やがて、第二次大戦中、磁気テープに関する技術は飛躍的に進化を遂げた。
音質優秀。
30分以上連続の長時間録音に対応。
持ち運びが容易。
別の音をダビングしたり編集が可能。
便利で汎用性の高い磁気テープは、音楽制作・放送現場のみならず、
一般家庭にも導入される。
…が、それも今は昔。
カセットテープが生まれ、HDレコーダー、MDレコーダー、ICレコーダーが登場し、
磁気テープが主役の座を譲って久しい。
津幡町の路上で最期の時を待つテープ・レコーダー。
本体内部のテープに音声を録音し、テープに記録した音を再生する。
テープの回転ピッチを(おそらく二段階で)変化させる。
ただそれだけの機能を備えているだけなのだが、
実に堂々としたサイズ、かつ昭和の香り漂う質実剛健で重厚なデザイン。
哀愁と哀惜を誘うのである。
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