つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

昭和少年、偏重スポーツ&ゲーム考。

2023年06月03日 23時00分00秒 | これは昭和と言えるだろう。
                       
<はじめに>

大型の台風2号と活発になった梅雨前線の影響で、列島各地に記録的な大雨が続いた。
各地で物的・人的被害が出ている。
今後も土砂災害・河川の氾濫などに警戒が必要だ。
拙ブログをご覧の皆さまがお住まいの地域はいかがだろうか。
大事のないことをお祈りしております。

<本  編>
                           
次の日曜日(2023/06/11)津幡町文化会館「シグナス」に於いて
「津幡町eスポーツフェスタ2023」が開催される。
当日は、株式会社NTTeSports取締役・福岡eスポーツ協会会長「中島 賢一」氏による講演会。
プログラミング体験、複数のeスポーツが楽しめるとの事だ。



10年ほど前から耳にするようになった「eスポーツ」。
「Electronic Sports(エレクトロニック・スポーツ)」の略称なのはお馴染み。
モバイルゲームやビデオゲームを使った対戦に、
知略や戦略、プレイヤースキルなど競技性を加え”スポーツ”と捉えたもの。
--- という事らしいのだが、個人的にはどうにも馴染めないのが正直なところ。
僕の思う「スポーツ」は、やはり「身体を使った活動」に他ならない。

ちなみに広辞苑には以下の記述がある。
「陸上競技、野球、テニス、水泳、ボートレースなどから登山、狩猟にいたるまで、
 遊戯・競争・肉体的鍛練の要素を含む身体運動の総称」
「eスポーツ」にも身体を使う場面はあるかもしれないが、総体的とは言えないだろう。
故にそれは「ゲーム」と表現するのが正しい。
イベント名称は「津幡町ゲームフェスタ2023」の方がしっくりくる。
--- そんな風に考えてしまうのは、僕のアタマが古いからだろう。

振り返れば、西洋的なスポーツが輸入されたのは明治。
武道、芸道、茶道、華道など、何かと精神鍛錬を重んじてきた日本では、
元々スポーツに備わっていた要素「楽しむ」が抜け落ちた。
野球道、庭球(テニス)道、蹴球(サッカー)道、拳闘(ボクシング)道。
僕が少年時代を過ごした昭和は、スポーツに道を求めていた気がする。

その感覚は「Electronic Game」とは異なる次元なのだ。
                         

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 皐月→水無月、雨期前の津幡町。 | トップ | 賭けたり競ったり、祝福したり。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿