つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

初詣と正月菓子。

2020年01月04日 10時36分25秒 | 日記

きのう、ようやく今年の初散歩が叶った。
晴れ間の隙を突いて、急ぎ足の道行き。
何はともあれ「初詣」にと、訪れたのは「太白山(おおしろやま)神社」。

JR七尾線・中津幡駅近くにある社の石碑にはこう刻まれている。

『御祭神 大禍津日神(おおまがつひのかみ)
 御神徳 生命の修理固成を司り、万物を生かす霊威を包合し、
     殊更に罪穢を忌嫌われ罪穢を浄化し給う霊力のある神なり』

なかなかレア(個人の感想)な神様に手を合わせ、
一年の平穏と舟券的中を願う。

ちなみに初詣の習慣は、意外と新しく明治の中頃と聞く。
「お正月は郊外の神社・お寺へ行ってお参りしよう!」
という鉄道会社のキャンペーンがキッカケだったとか。
クリスマスやバレンタインなどと似ているかもしれない。
諸説アリだ。

さて、遠くから雷鳴が聞こえてきたため、
雨に降られる前に帰宅すべく、踵を返す。
途中「小泉菓子舗」の前で歩みを止めた。

ポスターに誘われ「福梅」を購入。
福梅は、石川県民にはお馴染みの正月菓子。
梅の形をした紅白の最中である。

藩政期の大名「前田家」の家紋「剣梅鉢」がモチーフになった。
前田家の祖先とされる「菅原道真」を祀る、
「北野天満宮」の餅菓子をヒントに考案された。
など、意匠の成り立ちはハッキリしない。

皮の中身は小倉餡だが、
日持ちするように水飴が練り込まれたハードタイプ。
また、皮の表面には蜜を塗り、砂糖が塗してある。
かなりスイートな味わい。

僕は甘いものは嫌いではない。
紅茶を淹れて美味しくいただいた。
ご馳走様でした。
コメント
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