今年は、夏目漱石の生誕150周年だそうです。
氏の愛読者の一人に中国の文豪「魯迅」がいます。魯迅は日本に留学。
その間に漱石の著作を買い揃えたのです。青年魯迅の心に影響を与えたのでしょう。
魯迅は、始め医学の道を歩いていたそうです。しかし、医学の道を捨て文学の道を
歩き始めました。魯迅青年は文学によって人間性を変革し社会を改革できると思ったと
語っています。魯迅は人民の精神を変革する為の作品を書き、青年に希望を送り続け
ました。古典や名著は限りない英知の宝庫です。
その「英知の言葉」を心に受け止め生きていきたいものです。