マダム”裕子”の日記

マダムバタフライインターナショナルの活動報告です。

サンダル

2015-10-11 20:46:18 | Weblog

  たかが”サンダル”されど”サンダル”今ではもう街中では見られなくなった。

 ハノイでたった一人、タイヤから数十種類の工具を使って

 ”サンダル”を作っている人がいる。

 その”サンダル”には物語りがある。

 ベトナム戦争時代ジャングルの兵士達の足を守った。

 建国の父ホーチミンも履いて、海外までも行った。

 ”ホーチミンサンダル”とも言われていたが今の若者達は

 「ださい!」といって見向きもしない。

 しかし一人の男性が声を上げた。歴史を支えたその”サンダル”を伝えねばと思い。

 歴史的にも文化的にも価値ある”サンダル”

 デザインの改良を重ね若者向けの商品を考え出した。ゴムも飛行機のタイヤを使って。

 博物館でも、歴史の重みを語り始めた。サンダルに込められた歴史物語を。

  重い責任を果たし行くその職人に”拍手”を送りたい。

 

  


本物

2015-10-11 03:49:31 | Weblog

  ある呉服商は若い弟子達に一流の反物しか触れらせなかった。

 一流を見続けて育った弟子達は二流をすぐに見分ける事が出来ると。

 だが心を怠ると本物が解らなくなってしまう。

 どんな分野にでもいえる事でしょう。

  いい人材を育てるにはよき物に触れさせる事が大事な事だと言う事です。

 絵画でも、本でも、人物でもーーーどんな世界の物でも。

 その一つに物の考え方、つまり”哲学”があると思うのです。

 ”本物の宗教”からは”本物の哲学”が得られます。

 人格形成には欠かす事が出来ません。

 本物の宗教という”総合大学”の中で人は成長していくのではないでしょうか。