六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

光ネクスト隼へ切替工事

2018-12-20 | パソコン・ネット
 .さようなら光プレミアム
 NTT西日本が提供してきたフレッツ光プレミアムが来月末で提供を終了するため、何度も光ネクストへの切替の勧誘を受けていたのですが、プロバイダが激遅だよ~と聞いていたので、切り替えるのはギリギリまで見送ることとしてきましたが、直前になると希望の工事日が空いていない可能性があるので、終了1ヶ月半前になる12/18に切替の工事を行うことにしました。

 9年間一度も故障する事なく(落雷で1階共用部分の配電盤が壊れたのと、外の電線が傷んで張り替え修理というので過去2度ほど止まった)活躍してきたモデムたち。この機器も光ネクスト隼になると1台だけになる。なお元々光回線を引き込んでいる場合は2台になるようです。
 機械が入っていた箱も一応そのまま置いています。次に来る機械は中国製でなければいいのになぁ。(写真にある3つの箱のうち下2つがVDSLモデムとCTU加入者網終端装置で、これが住友電工製ですが中国産で、上のひかり電話アダプタは沖電気製で国産のようです。)

 .工事屋さんが来た
 私が住む公団(UR)の団地はVDSL方式のマンションタイプが入っていたのですが、切替時には光ケーブルを通す1時間ほどの工事を行う必要があるとの事で、その日は自宅で待機しなければならず、玄関回りも三脚や古い長靴やカートでごちゃごちゃだったのを片付けて待っていました。

 朝9時前にいわゆる通建会社と呼ばれる工事会社のお兄さんが来て、玄関内にケーブルの入った函を置いて、天井の電話線の穴にケーブルを差し込んで出ていきました。

 天井はこういう形になっていて、1970年代に建てられた住都公団は玄関の天井に丸い電話線を収めた蓋があり、そこから電話線を室内に引き込んでいて、今回もそこから光ケーブルをはわせます。

 15分ほど経ってお兄さんが戻ってきて、ガイドケーブルに光ケーブルを挟んでシャカシャカと挿入していきます。廊下で待機している別の作業員の方がそれを引き出してさらに廊下の天井を延々と這わせていきます。
 そのケーブルの先を分岐具に繋げたら外作業は終わりですが、その作業が20分ほどかかってました。

 訪問から40分ほど建って、先の天井から下りてきている光ケーブルを壁に這わせて、新しい機器に結線。
 賃貸の団地なので、ステープルを3本打つだけにして、玄関入ってすぐに置いている棚に光コンセントも固定せずに置くだけの形にしました。

 光プレミアム・光ネクストの機械が並んで存在する僅かな時間。既に下の機械の下部4つのランプは点いているいるの光信号は来ているですが、オレンジランプの上側3つが消えているので、この瞬間に電話の着信をすると「お掛けになった番号は現在・・・」になるかも?
 これで、キック信号と呼ばれる信号を送ると、電話局が新しい機械のバーコードの番号を頼りに信号を下ろしてきて「ひかり電話」のランプが緑点灯して着信テストOK。数分で切り替え完了しました。
 9:57 旧回線用の機器と箱を渡して、工事終了。 案内どおり1時間の作業で終わりました。

 これが今回設置されたホームゲートウェイ(HGW)。
 三菱電機製のもので、ちゃんと「MADE IN JAPAN」と書かれています。よかった。

 .気になる速度は?
 VDSLモデムを使った旧来の回線だといくら頑張ってもMAXが100Mなので、光ネクストでもVDSL方式でしか引けないマンションだとご愁傷様なんですが、最近は集合住宅でも光ケーブル方式を採用している事が多いようで、MAX1G回線の恩恵にあずかれます。
 まぁ実際のところ、20Mもあれば、ほとんど困ることはありませんが。さぁHGWにプロバイダのアカウントを打ち込んで接続開始。

 何これ? 510Mですって! 今まで見たことないような数字が出ています。
 ちなみに、切替前にVDSL回線で速度を計ったら75Mでしたから、もう爆速です。
 さて、この下り510Mという速度は、先ほどのHGW装置にパソコンを直接LANケーブルで直結して、NTTのフレッツ網までを計った速度になるのですが、普段PCは玄関からは離れた部屋に置いていて、15mのLANケーブルを介して別の無線ルーターに繋いであります。デスクトップPCなので、その無線ルーターをハブとして、1mのLANケーブルでNAS用HDD共々有線接続しています。
 その無線ルーターが数年前に買ったやつで、MAX300M規格の性能しかないので、もうそこで速度が落ちてしまうのは歴然ですが仕方ありません。

 ちなみに計ってみると319M?
 まぁまぁ誤差の範囲内なんでしょうか。なおWindowsXPの〔ながら3号〕で計ってみると165Mしか出ませんでした。どうもPC本体のスペックも速度測定に影響しているようです。

 .プロバイダーの混雑でここまで落ちる
 懸案となっていたプロバイダーの混雑がどれほど影響しているのか試すには、混む時間帯に速度を計ってみるのが一番ということで、さっそく夜間帯に計ってみることにしました。
 計測サイトはいろいろありますが、JAVAとかが上手く動かないサイトもあるので、比較的信頼しているRadishとBNRを使ってみました。画面はRadishのもの。

 夜20時台、どうかなと思って計ってみると、えっ7M? BNRで計ると5Mと出ました。
 もうこんなに遅くなってるのか。

 続いて最も混雑すると思われる、夜22時台ならどぅだ。
 さらに遅くなって、3Mまで落ちています。ちなみにBNRだと2Mの表示。

 同時にフレッツの速度測定サイトで計ると300M以上出てますから、NTTの回線網までは全く混んでいないのが分かります。

 比較の結果、プロバイダーの所で思い切り速度が落ちているのが分かったのですが、この速度の結果表示にも関わらず、試しに重たそうなYouTubeの動画を再生してみてもカクりとも止まらないので、実際には15M~20M位は出ていそうな感じがします。
 本当に3M位しか出ていないなら、動画が時々カクったり画面がボカし状態になるので分かるものですが。速度測定自体が結構アバウトなのかも知れません。
         

 翌朝8時台に計ってみたら322Mだと? 更に上り速度は398Mとか出しています。
 プロバイダーの空いている時間帯だったら、こんなにも速度が出るということですね。

 結論は、見た目の速度表示よりも、実際の利用には今のところ問題が起きていないので、特に対策を打つこともなく、このまま使ってみようと思います。
 まぁYouTubeの動画なんて、10Mもあれば十分見れるので、1Gの回線引いたところで、恩恵はあまり感じないんですが、NetFliXとか繋いでる家だともう少し要るでしょうね。


 左がXPの〔ながら3号〕、右がWin10の〔ながら4号〕です。

 冬の青春18シーズンが始まってるのに、なかなか鉄道ネタがありません。最近出撃してないもんで・・・

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2 コメント

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UR団地で僕も光配線マンションタイプにしました。 (UR団地)
2022-06-20 14:48:02
私が住んだURにも六甲1号さんと同じく、天井に電話回線が入っていましが、室内リニューアルされ、天井はふさがれてしまいました。

私の時は玄関扉の枠に直径1センチくらいの穴を空け、そこから、光ファイバーケーブルを入れました。

私が住んでいたUR団地の希望者は皆同じようにされるそうです。

建物は築52年ですが、au光、nuro光、NTT光、ジェイコムネットが引けるようになっていました。

それよりも、台所にある、窓サッシにカーテンレールを付けてほしいです。なぜかそこだけカーテンレールがありませんでした。

他の団地もそうなのかな?
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URの団地 (六甲1号(管理人))
2022-06-22 15:59:50
 コメントを受けて、確かウチも・・・と見てみたら、やっぱりカーテンレールが有りませんでした。
 入居した13年前にカーテンレールがないので、突っ張りポールに円型の輪っかがぶら下がったタイプの物を買って来て、それにカーテンをぶら下げています。
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