六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

山陰トワイライト追っかけ撮影&バタデン

2012-10-22 |  出撃 at 中国地方
 このところ3週連続で遠征していたので、写真の整理ができず撮りっぱなしになっていました。
 その中で、好天に恵まれた「山陰トワイライト号」の追っかけ写真を整理しましたのでこちらに上げます。なお写真は撮影地メモ用のサイズのみになりますので御了承下さい。

下り〔山陰トワイライト〕撮影
 下り列車は途中駅で何ヶ所かバカ停するので、上手く車を使えば次の地点に回り込んで撮影が出来ます。心配された雨も夜半には上がりましたが、朝から晴れるのか否かで光線状態を考えた撮影場所選びをする必要があります。

①伯耆大山-東山公園間
 ここは日野川を渡る有名地点で急行〔だいせん〕の撮影で来た事がある場所。午前3時ごろに到着、一応1番乗りだったようですが、車の中で仮眠していると、次から次へと車がやって来ていて、目が覚めたら既に三脚の列が出来ていました。
 しかし大方が正面狙いの人たちばかりで、平日だった事もあり、繰り出していたのは20名ほどだったでしょうか?寝坊をしても斜め位置からは割と余裕で三脚を据えることが出来ました。

 ここの場所は正面狙いだと長めの望遠で撮る必要があり、陽が出ないとかなり暗い画面になるし、逆に陽が射してしまうと逆光で正面が真っ黒になるのですが、それでも正面から望遠で撮りたい人が多いんですわ。
 列車通過直前になって雲の隙間から太陽が顔を出し始めたので、これはヤバイかな?と思いましたが、機関車は黒潰れせずに客車の屋根が少し光って、いい感じで撮れたようです。

②荒島-揖屋間
 7時前に日野川鉄橋を通過した列車は、米子ではあまり停車せずに、荒島で長時間停車をします。そのため、日野川で撮っても余裕でここへ来ることが出来ます。しかし、米子市内で9号線がY字に交わる箇所での渋滞で全く動かなかってかなり心配する面もありましたが、結局現地には列車通過の30分ほど前に着きました。

 ここは国道9号線と線路が並行しており、南側に田んぼが開けているので、1発目を他の場所で写した人たちも次々と集まってきて40人近い人が並びました。
 この頃になると雲は晴れて、雨上がりの澄んだ空気のせいもあって、強い日差しが照りつけました。

③直江-出雲市間
 一応2枚撮って終えようかとも思いましたが、やはり撮り鉄魂に火が付いていて、「松江市内の渋滞が激しいから諦めようか」とか話している人もいる中、9号線からバイパス→そのまま高速道路に乗って車を走らせておりました。
 狙うのは皆同じ考えのようで、斐伊川の鉄橋を渡るシーンを撮るためか、同じような他府県ナンバーが何台も西へ向かう中、私は最後の川の手前で右に折れました。
 斐伊川の鉄橋で撮っても結局は逆光になるので、正面狙い野郎以外はあまり意味のないアングルになるからです。私が選んだのは、斐伊川の東側にある田んぼの中の築堤で、列車はカーブをしながら築堤を登っていきます。

 幸いここで撮影したのは私1人だけなので、ようやくビデオパン撮影もできました。
 邪魔なシャッター音もなく貸切撮影ができるのは気持ちがいいものです。

 ここではケツ撃ちもできるので、築堤を登って行くシーンを順光で。

④出雲市-西出雲間
 出雲市に着いた回送列車は、西出雲の車庫に入るため、もう1駅走ります。
 線路は出雲市を出ると川を渡って南西へ向くので、ここが最も光線が期待できる場所です。
 既に3ヶ所で撮ったので、もうやめようかなと、途中のコンビニでパンを買って朝食としましたが、「いや、まだ十分時間はある。」と再び車を走らせて西出雲方面へ、今回行く場所は初めてで、果たして撮れるかどうかも分からなかったのですが、航空写真からすると田んぼから撮れそうだと判断して、それらしき所へ向かうと、
 既にもの凄いカメラ・三脚の砲列状態でした。
 うーん皆んな考えてる事は同じだな、ということで私も砲列の2列目後段に陣取りスタンバイ。その後も続々と撮影者は増え続け、数十人規模に。

 待つ事20分ほど、残念ながら列車通過の数分前あたりから影ってしまいましたが、無事4発目の撮影。これで下りのトワイライトは終わりです。機材を片付けていると、カーっと晴れてきたので、誰か行いの悪い奴がいたに違いありません。

一畑電車撮影
 無事下り列車を撮り終えて時刻は11時。上り列車までは5時間あるので、バタデンでも撮ろうと思い、宍道湖の北側へ。車両の運用など分からないので、行き当たりばったりでの撮影ですが、快晴なので、車両はあまり関係なく何でもいいや、でも南海・京王復活塗装車が来てくれれば儲けもん。

①美談-大寺間
 車を松江方面に走らせていると、丁度頃合のいい場所があったので、まず1ヶ所撮影。元京王5100系のようですが、前面には面影はほとんど残っていませんでした。


②布崎-雲州平田間
 車を更に東へ進め、布崎駅手前に小さな川を渡る場所があったので寄ってみましたが、コンクリートで手摺りが邪魔だったので、その西側にある小さな築堤で撮影。


③川跡-武士間
 雲州平田駅に戻ると京王色の電車が寝ていたので、あと期待するのは南海色の車両。でもぼちぼち出雲市の方へ戻らないと上りのトワイライトの撮影があるので川跡駅の西側のカーブで待機。ここなら大社支線に南海色が入っていても回り込む事ができます。

 そして本線を下ってきた南海色の3000形。西日も浴びて順光でバッチリです。
 こうして合間のバタデン撮影も終えて、出雲市の斐伊川橋りょうへ向かいました。

上り〔山陰トワイライト〕撮影
 そしていよいよ上り列車の撮影です。
 上り列車はダイヤの関係上、出雲市付近でないとロクな写真が撮れないので、斐伊川での1発狙いとすることに。川の東側はすでに人が10人ほどおり、車も頻繁に通るので、ビデオパン撮影どころか車の音も五月蝿いので、西岸での撮影としました。
 西岸には私を含めて撮影者3名+警備の人の4名が静かに待機。

 陽がどんどん傾き、列車が来る頃には完全ど逆光になっていました。私以外の2名は正面がちに望遠で構えてましたが、こうも正面真っ黒なら、割り切って真っ黒の中にライトが光るだけの写真になってた事でしょうか。

 列車の通過に合わせてカメラをパンしてケツ撃ち撮影。こちらは順光です。

 以上現地1日の強行日程でしたが、天気も良くて良かった山陰出撃でした。もう1日日程が取れれば前日入りでゆっくりできたのですが、次回はまだ撮れていない元京王色の走行シーンを撮りたいと思いますがいつになるやら。

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