六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

快速〔くびき野〕廃止で 山形・秋田旅行に絶望感

2014-08-29 | 交通その他
 2015年3月のダイヤ改正の内容が少しずつ地元紙などの報道で分かってきていますが、その内容が紹介されたことにより、少々私も衝撃というか落胆を覚えています。
 それによると、北陸新幹線開業に伴う在来線特急列車の再編で、特急〔はくたか〕〔北越〕の廃止は従来から予想できたが、今回明らかになったのが、快速〔くびき野〕を廃止し新たに特急〔しらゆき〕に置き換えるという話。
 これで痛手になるのが、18きっぷで関西~中京地区と新潟~秋田地区を結ぶ移動ルートが成り立たなくなる可能性が大きくなり、臨時快速〔ムーンライトえちご〕廃止で首都圏からの訪問が絶望となった今年に続き、来年関西・中京地区の旅行者もその憂き目に遭うことになりそうです。

 この快速〔くびき野〕を使うと、関西からは北陸線経由で、中京地区からは中央線経由で、下りは新潟に19時台に着き、その日のうちに最大酒田(村上-酒田間は特急利用)まで着けます。 また上りは朝秋田(最大で東能代始発)を出て、新潟14時発に乗ると大阪方面へは、富山-加賀温泉間を特急利用で、名古屋方面へは、塩尻-中津川を特急利用で、それぞれその日のうちに着けることができたのです。
 このルートがかなり便利だったため、これを利用して何度も羽越本線沿線へ出撃できたのですが、この快速が廃止になると、かなり利用は厳しくなりそうで、特に上り行程は2度もそれなりの距離に特急を使う事となると、おそらく新潟-大阪・名古屋の高速バス利用に切替えた方が現実的かも知れません。
 というか、そもそも羽越本線沿線への旅行自体がなくなってしまう可能性があります。来年臨時の〔あけぼの〕がかろうじて残ったとしても、車での出撃とかに変わるかも知れません。

←8/9 新潟駅にて、この日はT18編成
 この夏だけで4度も快速〔くびき野〕に乗れましたが、485系の車両ともどもお別れの時が近付いているようです。これで北信越地区から485系が定期運用から消滅し、残るは白鳥のみとなるのでしょうか?
 

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