7/14で消える阪急の車両

　７月から関西鉄道協加盟24社局とＪＲ西日本が、優先座席付近での携帯電話の取扱い方法についての変更をすることが25日に発表されました。
　その内容は、「混雑時のみ優先座席付近での携帯電話の使用は控える」ということで、混雑時以外は優先席でも携帯電話の使用ができるようになります。
　そのため、優先座席に貼ってある「携帯電話の電源をお切り下さい」のステッカーを貼りかえる作業が必要なのですが、車両そのものが無くなってしまう社局があります。

　それの１つが阪急電鉄です。このほか阪急系の神戸電鉄・能勢電鉄や、阪急京都線と相互乗り入れをする大阪市地下鉄堺筋線が該当します。

　勿論、車両が廃車になるわけではありませんが、「携帯電話電源オフ車両」という設定があるため、車両そのものの名称がなくなってしまいます。そう、この新しい1000系でさえも。

　まぁ、実際は車両の内外に貼られたステッカーを剥がして、優先座席の所に新しいステッカーを追加するだけですが、1,000両以上の車両を一気に貼り返るのは大変といえば大変です。

　この光景が見られるのもあと半月となりました。記録はお早めに。

　これまで阪急電鉄系の社線では、携帯電話電源オフ車両があるため、それ以外の車両では優先座席でも携帯電話の電源は切らなくてもよかったので、従来の優先座席の所には、携帯電話の電源を切るような表示はされていませんでしたが、これも併せて見納めとなります。

　ちなみに阪急電鉄では7/15から新制度を開始しますが、各社順次対応との事で、開始時期はまちまちです。