六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

9月中限定? ガラ空きの大阪を楽しもう

2018-09-13 | 日記

 台風21号による大阪南部を中心とした被害で最も深刻だったのが、タンカー船が連絡橋に衝突して橋が通行不能になってしまった事で、空港の閉鎖も相まって関空経由でのアクセスが停止。その後第二ターミナルが再開したものの、連絡橋はバスしか通れないので、事実上の限定運用となり、国際線の利用はほぼゼロに近い状況になってしまいました。

 関空快速を使っても手前のりんくうタウンでバスに乗り換えとなるので、荷物を持って階段を上り下りして連絡バスに乗るために長蛇の列を作ってとなると、すこぶる不便で、仕事での出張とかでもない限りは利用したいとも思わなくなるでしょう。

 そこで起きているのが、観光客の減少。それも外国人観光客の大幅な減少。ここまであからさまに減少するとは思ってもいませんでした。いかに関空経由へダイレクトに大阪へ来日している人が多いかが分かります。

 千日前の人通りは3分の1程度にまで落ち込み、人を避けて歩く必要がなくなるほどです。

 その南側のNGK周辺ですが、さらに空いていて某ラーメン店なんかは客2~3人の閑古鳥。反対側のドラッグストアなどはぱっと見客ゼロなんて店も。但しりくろーおじさんの店だけはここぞとばかり日本人?で行列を作ってました。

 こちらは日本橋のオタロード。ここも閑散としています。夕方5時ごろなら平日でも歩行者で混んでいるのですが、こうも空いているのは、ひと昔前の民主党政権時代の悪政で日本経済をボロボロにされた、あの忌まわしき時代を思い起こすかの状況(それでもあの頃よりは人は多い)です。

 明らかな違いは街中で見掛けた、キャリーケースをゴロゴロ牽きながら歩く外国人が激減していること、街を歩く人々の中で、気持ち悪いキノコ頭を見なくなった、また角刈り頭もほとんど見かけず、逆に少ない白人層が目立つように。

 JR難波駅横のコインロッカーもこのとおり。普段なら大型用は真っ先に空きがなくなるのですが、この有様。
 ニュースでも『店が潰れる~』と見出しも出ていましたが、いかに外国人観光客に頼ることの不安定さを物語っているかが如実に現れた状況といえましょう。
 衝突事故による連絡橋の不通・水没による国際線滑走路の閉鎖というだけで、こういう状況ですから、政情不安や経済崩壊でお得意様国からの出国者がゼロになってしまったら、今のような状況がたった1ヶ月どころか、当分の間続くわけですから、この外国人観光客に頼るような政策は見直した方が良いと思います。
 それでも現政権は「訪日外国人数目標4,000万人」とかいう馬鹿げた目標掲げてやってますから世話が無い。それよりもさっさとアベノミクスの3本目の矢(財政出動)を放って、消費税増税見送り・又は5%へ戻す政策をやれば、外国人に頼らなくてもいいのでは?と思うほど。

 (多分)9月中限定でとにかく空いていて非常に快適な大阪へ遊びに来てはどうでしょう? 今のうちでっせ~。

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