六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

関西4都物語 ~'20 初夏

2020-06-29 |  出撃 at 近畿地方
 前記事で日本橋のオタロードの様子を書きましたが、これと並行して近隣県にも出掛けていますので、その街の様子を少しご紹介します。

 .大 阪

 ミナミの繁華街は休日は買い物客などで混み合うものの、平日は頼みの外国人がいないため、以前の6割ほどの人出でしょうか?
 この辺は朝はパチンコ屋に並ぶ客が、昼は買い物客が、夜は遊び客がと、朝から晩まで人の波が絶えない所ですが、みんなさっさと買い物済ませてお家へ帰る健全な生活なのかも知れません。この先のNGK前は人出は4割ほどに落ち、金龍ラーメンなどは閑古鳥です。

 以前はキャリーバッグを引いた角刈りの人たちで列を作っていた人気のお店の前も、今は普段着の大阪近隣の人たちで、静かに列を作っています。コロナ騒ぎが始まった2月の中頃に見た時は誰も並んでいなかったので、やっぱり人は戻ってきているようです。

 大阪観光の象徴-道頓堀
 こちらも普段の1/4ほどでしょうか? 橋の上で立ち止まって写真を撮る人はほとんど見掛けず、大概が素通りしていく、観光客ではない人たちばかりのようです。報道によると土日はかなり人で賑わっているようです。この先では閉店が決まった「づぼらや」の辺りにはほとんど人がおらず、テレビ局の取材クルーの集まりだけが目立っていました。

 ここ数年前から外国人にも大人気の黒門市場。
 こちらは一部シャッターも閉まって人通りもまばらで、悲惨な光景でした。最近はかなり観光客に頼っていたのか、ばったり客足が止まると、こんなになるものかと感じられました。

 .神 戸

 買い物の中心である三宮-元町のセンター街は平日の昼間にも関わらず、買い物客(多分地元民)で賑わっていました。元々神戸は日本らしくない異国情緒が売りなので、異国の観光客には不人気な都市なのが、逆に幸いしているのかも知れません。

 神戸を代表する観光地と言えば中華街の「南京町」 大震災の時は翌日には復旧して賑わっていたのですが、細菌戦争下では様相が違うようです。
 ここは残念ながら、地方からの観光客が来ないので、お昼時にもかかわらず閑散としていました。しかし、この南京町の広場の北側にある食パン専門店には長蛇の列だったので、けっこう対照的でした。

 .京 都

 日本中から世界中から観光客がやってくる観光都市といえば京都ですが、なかなかこちらも悲惨な光景でした。
 観光客相手の店は3割程度がシャッターが閉まったままで、外国人に人気のお店も休業。全国移動解禁後は近隣からの若い人たちで少し賑わってる程度ですが、本格的に人通りが戻るのには時間が掛かりそうでっすが、この空いている今の時が京都観光の狙い目です。

 .奈 良

 いつも通過するか大和西大寺の駅で電車撮るかしか用がない奈良県だったので、近鉄奈良駅で降りたのは何年ぶりでしょうか?
 駅の南側も以前と少し変わっていたようでした。
 こちらも観光客が目当ての商店街なので、けっこうキツイと思いいます。秋になって旅行客が戻ってくるかどうかというところでしょうね。見た感じさすがに観光客はおらず、軽装の地元民ばかりというところでしょうか。

 高速餅つき動画で世界的に有名になった中谷堂の前の通り。
 見たところでは、名物の餅つきはやってない感じでした。 まぁお客自体が少ないですからね。あの威勢の良い声はいつになったら聞けるかな・・・

 こんな感じで関西の4都物語をお送りしましたが、やはり外国人観光客の割合が少ない神戸が一番ダメージが少ないのかも知れません。もう少し様子を見て、夏休み頃にどうなってるかというところでしょうね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする