飯山線を44年ぶりにSLが走る! (2012年に越後川口-十日町間のみ走行あり)とのことで、遠い東北や狂乱の関東ではなく信越地区なので、撮ってみたいと行く気が湧いてくるところ、本運転は土日で人が多いので、試運転の時に行くことにしました。試運転だとお客が乗ってないから、窓をあけて気持ち悪い顔を出してる姿もなくてスッキリ撮れるもんね。
試運転は今回入念に行なわれるようで、普段なら3往復程度なのですが、今回はなんと5往復10日間も行なわれます。何せ44年ぶりですから、入念にということです。試運転はいずれも平日に行なわれますが、今回うまく公休日に当たったので出撃することに。
.10/26 下り列車を追って撮影
1日目は飯山から長岡へ向けて下り列車を狙うのですが、逆光な場所がほとんどですが、頑張って何ヶ所かで撮影すべく追っかけ開始。
(A).信濃平-戸狩野沢温泉
朝起きると物凄い濃霧で絶望感があったのですが、8時過ぎから徐々に晴れてきて8時半には完全に霧は消えて、絶好の撮影日和となったのですが、下り列車なので正面が逆光になります。
ここは特撮がメインなので、線路からは離れた場所でスタンバイ。一眼写真はサブ扱いで広めに画角を取っていたので少々小さくなりました。
(B).戸狩野沢温泉-上境
車で追っかけ開始。まずは川の対岸から撮れる場所で、路側帯があまり広くはないのですが、見通しのよい直線区間に停めてすかさず撮影。
もう少し見下ろして撮れる場所もありますが、この場所は時間が無かったので、ここで妥協。
(C).横倉-森宮野原
この場所は各所で紹介されているため有名ポイントですが、実はほぼ終日逆光となるので本来は素通りする場所です。
しかし栄村に入ってくると上空雲に覆われ始めたので、Uターンしてこの場所でスタンバイ。
おぉぉぉ吐いてる吐いてる! 爆煙です。
横位置では収まらないので、途中から縦位置に切替えて撮影。なぜこんなに爆煙の大サービスなんだ?
答えはこちら。かわいい園児たちが待っていたのです。(撮影者の誰かが許可を貰って撮影OKに)
機関士さんも笑顔で手を振り、優しい汽笛を一声。線路脇敷地内に三脚立ててるゴミ鉄に対して鳴らす怒りの汽笛とは違います。
園児たちも大興奮で、通った後も、ポーとか言って真似をしていました。
(D).足滝-越後田中
森宮野原を過ぎて新潟県内に入ります。25分間の停車時間の間に次の撮影場所へ。
ここは対岸の国道から信濃川を入れて撮る構図と、踏切横から正面で狙う構図と2ヶ所ありますが、対岸の国道でスタンバイ。
来ました来ました。しかし煙は全然吐いてませんね。
短いトンネルを出て踏切脇の撮影者がちょうど必至でシャッター切ってる瞬間に真横から撮影。
(E).越後鹿渡-越後田沢
ここは信濃川を渡るデッキトラス橋が有名なのですが、川原へ降りる農道が東電の変電所内を一旦通る形になっており、折しも変電所内で工事が行われていることから、敷地前に係員が立って、下へ降りれないようにブロックしていました。
撮影者もたった2人。時間も10分程度しか無かったので、他に回り込めないか南側へ移動して探しているうちに汽笛が鳴ってしまい、仕方なくケツ射ち妥協でシェルター出口へ走って戻ってきました。もう1人の柏ナンバーの人は間に合わず、撮れなかったとのこと。
シェルター内を走る姿を撮影。
シェルターから出てきたところを激写。シェルター上部が網になっているので、網越しに煙が出ています。
妥協のケツ射ち。こんな所で煙吐かなくてもいいのに。
(F).内ヶ巻-越後川口
十日町で大休止している間に移動するのですが、途中で1ヶ所撮って追っかけていると、特撮のセッティング時間が取れないので、ここは追っかけをせずに川口まで行き待機。
晴れていると南側からケツ追いぐらいしか撮れない場所ですが、曇ったので川の北側からサイド気味にセッティング。
やってきましたが、駅の手前なので煙は出ません。ここは特撮+コンデジ動画のみの撮影。
川口で20分の停車時間があるので、最後の撮影地へ向かいます。
(G).越後川口-小千谷
ここは築堤上を行く列車の撮影が出来る場所で、晴れると前面は黒潰れしますが、側面に太陽が当たって美しく反射します。しかし今日は曇天なので、撮影者は線路東側の道路から機関車主体で狙います。こちら側に来たのは2人だけ。
今日最後のSLショット。
ここでも特撮メインで一眼はサブに回したので、広め画角で適当にシャッター切るだけですので、かなりちっちゃくなってしまいました。コンデジ動画の方がマシでした。
これで1日目の往路撮影は終わりで、明日は帰路を撮影します。
.10/27 上り列車を半分追って撮影
2日目は飯山行の上り列車を追っかけるのですが、上り列車は半分だけ追っかけることにしました。それは昨日場所の下見をした越後鹿渡-越後田沢間の鉄橋を撮影する場所が良位置のキャパ少なそうなので、追っかけで来たのではロクな場所を確保できないと判断し、この場所を1ヶ所目として、十日町以北は捨てることにしました。どのみち十日町以北は目ぼしい撮影地はなく(写真・固定動画だけなら内ヶ巻のSカーブもあるが)、昨日川口近辺で2ヶ所撮影したし、天気も今一つなので。
(H).越後鹿渡-越後田中
予想的中で11時の段階で良位置はほぼ埋まっていました。本運転の時などは前夜から泊りこみになるでしょう。
その後追っかけで来た人は高い脚立を立てられた数名ぐらい。後の数十人は妥協アングルしかありません。
12:02 トンネルから静かに顔を出して千曲川のデッキトラス鉄橋を渡ります。
渡った後にゆるくカーブをして、昨日撮ったシェルターに吸い込まれて行くのですが、カーブの所には大勢の撮影者が居るので、これ以上手前にカメラを振るのは出来ません。
今日はこの1枚でもう終わってもよさそうな感じでしたが、やはり追っかけます。
(I).西大滝-信濃白鳥
2発目は上境-上桑名川のカーブを南対岸の国道橋から大俯瞰しようと思ったのですが、天気がもう一つで写真映りが悪そうなので、桑名川での停車時間を生かして、その手前の西大滝付近で撮ることとしてロケハンしていたら、ちょうど日本の秋らしい風景を見つけました。
斜陽の日でも当たれば最高なのですが、贅沢は言えず、この時季に稲わらが残っていただけでも奇跡でしょうか。
1ヶ所余分に撮影ができたので、次の場所へ向かいます。
(J).上境-上桑名川
ここは昔キハ58や52が現役で走っていた時代に撮りに来たことがある場所で、もう30人近くのジジイ達が南端で待機していましたが、私はここではビデオパン撮影するため、南端まで行かずに途中の場所に三脚を立ててスタンバイ、その後も次から次へと追っかけの車がやって来て、道路脇の路上は満杯、ここでの撮影は諦めてその先へ車を走らせる人も。本運転の日はどうなることやら。
そうこういううちに汽笛が聞こえて汽車がやってきました。
奥の川沿いを行く姿を望遠で狙ってみましたが、暗い。晴れてればなぁ。
そして今日最も落ち着いたアングルでしょうか?
ここでは誰も線路脇などに降りたりせず、道路から俯瞰撮影を愉しんでいたので、SLも怒りの一喝ではなく、やさしい汽笛を鳴らして通過していきました。
(K).信濃平-戸狩野沢温泉
最後は平地の田んぼの中での撮影。昨日も来た駅間の撮影場所で、昨日よりは信濃平寄りの踏切近くに停めてスタンバイ。既に先客が10人ほど居ましたが、それでも早いほうだったようで、最後は列車通過直前になって地元ナンバーのお姉ちゃんが狭い道路を塞ぐように斜め駐車して乱入。動画撮ってるから頼むから荒立てないでねと願う中
ほのかな煙を上げてやってきました。平坦な線路なので煙は出ませんが、これ位出てれば十分です。
そして後ろ姿。かすかに日の光りも受けて郷愁を誘います。
これで2日間のSL撮影を無事?終えました。次の10/31~11/1も公休日なので、SL撮影に出かけられたのですが、風邪ぎみなのと、天気が悪い予報なので、結局行かず仕舞いに終わりました。
次に飯山線に行けるとしたら、本運転1日目の11/19ですが、混みそうなのでやめとこうかな?
SL渋滞に注意!
SLが走れば渋滞も付き物。
今回は試運転ということであったが、それでも一部の場所でSL渋滞が起こりました。本運転に向けて更に撮影者が増えるので、渋滞で大幅に遅れる事を見越した撮影計画をしましょう。人気撮影地は数時間前から埋まるので、追っかけはしない方が賢明でしょう。
ちなみに慢性的に道路が混んでいるのは国道117号線の十日町市街地が延々と混みます。2日目に越後川口方面(多分内ヶ巻のS字)から追っかけてきた人曰く「下条辺りで動かなくなって気が狂いそうだった。」とのこと、試運転でこれですから、11月に入って本運転になるとさぞかし想像ができます。
試運転は今回入念に行なわれるようで、普段なら3往復程度なのですが、今回はなんと5往復10日間も行なわれます。何せ44年ぶりですから、入念にということです。試運転はいずれも平日に行なわれますが、今回うまく公休日に当たったので出撃することに。
.10/26 下り列車を追って撮影
1日目は飯山から長岡へ向けて下り列車を狙うのですが、逆光な場所がほとんどですが、頑張って何ヶ所かで撮影すべく追っかけ開始。
(A).信濃平-戸狩野沢温泉
朝起きると物凄い濃霧で絶望感があったのですが、8時過ぎから徐々に晴れてきて8時半には完全に霧は消えて、絶好の撮影日和となったのですが、下り列車なので正面が逆光になります。
ここは特撮がメインなので、線路からは離れた場所でスタンバイ。一眼写真はサブ扱いで広めに画角を取っていたので少々小さくなりました。
(B).戸狩野沢温泉-上境
車で追っかけ開始。まずは川の対岸から撮れる場所で、路側帯があまり広くはないのですが、見通しのよい直線区間に停めてすかさず撮影。
もう少し見下ろして撮れる場所もありますが、この場所は時間が無かったので、ここで妥協。
(C).横倉-森宮野原
この場所は各所で紹介されているため有名ポイントですが、実はほぼ終日逆光となるので本来は素通りする場所です。
しかし栄村に入ってくると上空雲に覆われ始めたので、Uターンしてこの場所でスタンバイ。
おぉぉぉ吐いてる吐いてる! 爆煙です。
横位置では収まらないので、途中から縦位置に切替えて撮影。なぜこんなに爆煙の大サービスなんだ?
答えはこちら。かわいい園児たちが待っていたのです。(撮影者の誰かが許可を貰って撮影OKに)
機関士さんも笑顔で手を振り、優しい汽笛を一声。線路脇敷地内に三脚立ててるゴミ鉄に対して鳴らす怒りの汽笛とは違います。
園児たちも大興奮で、通った後も、ポーとか言って真似をしていました。
(D).足滝-越後田中
森宮野原を過ぎて新潟県内に入ります。25分間の停車時間の間に次の撮影場所へ。
ここは対岸の国道から信濃川を入れて撮る構図と、踏切横から正面で狙う構図と2ヶ所ありますが、対岸の国道でスタンバイ。
来ました来ました。しかし煙は全然吐いてませんね。
短いトンネルを出て踏切脇の撮影者がちょうど必至でシャッター切ってる瞬間に真横から撮影。
(E).越後鹿渡-越後田沢
ここは信濃川を渡るデッキトラス橋が有名なのですが、川原へ降りる農道が東電の変電所内を一旦通る形になっており、折しも変電所内で工事が行われていることから、敷地前に係員が立って、下へ降りれないようにブロックしていました。
撮影者もたった2人。時間も10分程度しか無かったので、他に回り込めないか南側へ移動して探しているうちに汽笛が鳴ってしまい、仕方なくケツ射ち妥協でシェルター出口へ走って戻ってきました。もう1人の柏ナンバーの人は間に合わず、撮れなかったとのこと。
シェルター内を走る姿を撮影。
シェルターから出てきたところを激写。シェルター上部が網になっているので、網越しに煙が出ています。
妥協のケツ射ち。こんな所で煙吐かなくてもいいのに。
(F).内ヶ巻-越後川口
十日町で大休止している間に移動するのですが、途中で1ヶ所撮って追っかけていると、特撮のセッティング時間が取れないので、ここは追っかけをせずに川口まで行き待機。
晴れていると南側からケツ追いぐらいしか撮れない場所ですが、曇ったので川の北側からサイド気味にセッティング。
やってきましたが、駅の手前なので煙は出ません。ここは特撮+コンデジ動画のみの撮影。
川口で20分の停車時間があるので、最後の撮影地へ向かいます。
(G).越後川口-小千谷
ここは築堤上を行く列車の撮影が出来る場所で、晴れると前面は黒潰れしますが、側面に太陽が当たって美しく反射します。しかし今日は曇天なので、撮影者は線路東側の道路から機関車主体で狙います。こちら側に来たのは2人だけ。
今日最後のSLショット。
ここでも特撮メインで一眼はサブに回したので、広め画角で適当にシャッター切るだけですので、かなりちっちゃくなってしまいました。コンデジ動画の方がマシでした。
これで1日目の往路撮影は終わりで、明日は帰路を撮影します。
.10/27 上り列車を半分追って撮影
2日目は飯山行の上り列車を追っかけるのですが、上り列車は半分だけ追っかけることにしました。それは昨日場所の下見をした越後鹿渡-越後田沢間の鉄橋を撮影する場所が良位置のキャパ少なそうなので、追っかけで来たのではロクな場所を確保できないと判断し、この場所を1ヶ所目として、十日町以北は捨てることにしました。どのみち十日町以北は目ぼしい撮影地はなく(写真・固定動画だけなら内ヶ巻のSカーブもあるが)、昨日川口近辺で2ヶ所撮影したし、天気も今一つなので。
(H).越後鹿渡-越後田中
予想的中で11時の段階で良位置はほぼ埋まっていました。本運転の時などは前夜から泊りこみになるでしょう。
その後追っかけで来た人は高い脚立を立てられた数名ぐらい。後の数十人は妥協アングルしかありません。
12:02 トンネルから静かに顔を出して千曲川のデッキトラス鉄橋を渡ります。
渡った後にゆるくカーブをして、昨日撮ったシェルターに吸い込まれて行くのですが、カーブの所には大勢の撮影者が居るので、これ以上手前にカメラを振るのは出来ません。
今日はこの1枚でもう終わってもよさそうな感じでしたが、やはり追っかけます。
(I).西大滝-信濃白鳥
2発目は上境-上桑名川のカーブを南対岸の国道橋から大俯瞰しようと思ったのですが、天気がもう一つで写真映りが悪そうなので、桑名川での停車時間を生かして、その手前の西大滝付近で撮ることとしてロケハンしていたら、ちょうど日本の秋らしい風景を見つけました。
斜陽の日でも当たれば最高なのですが、贅沢は言えず、この時季に稲わらが残っていただけでも奇跡でしょうか。
1ヶ所余分に撮影ができたので、次の場所へ向かいます。
(J).上境-上桑名川
ここは昔キハ58や52が現役で走っていた時代に撮りに来たことがある場所で、もう30人近くのジジイ達が南端で待機していましたが、私はここではビデオパン撮影するため、南端まで行かずに途中の場所に三脚を立ててスタンバイ、その後も次から次へと追っかけの車がやって来て、道路脇の路上は満杯、ここでの撮影は諦めてその先へ車を走らせる人も。本運転の日はどうなることやら。
そうこういううちに汽笛が聞こえて汽車がやってきました。
奥の川沿いを行く姿を望遠で狙ってみましたが、暗い。晴れてればなぁ。
そして今日最も落ち着いたアングルでしょうか?
ここでは誰も線路脇などに降りたりせず、道路から俯瞰撮影を愉しんでいたので、SLも怒りの一喝ではなく、やさしい汽笛を鳴らして通過していきました。
(K).信濃平-戸狩野沢温泉
最後は平地の田んぼの中での撮影。昨日も来た駅間の撮影場所で、昨日よりは信濃平寄りの踏切近くに停めてスタンバイ。既に先客が10人ほど居ましたが、それでも早いほうだったようで、最後は列車通過直前になって地元ナンバーのお姉ちゃんが狭い道路を塞ぐように斜め駐車して乱入。動画撮ってるから頼むから荒立てないでねと願う中
ほのかな煙を上げてやってきました。平坦な線路なので煙は出ませんが、これ位出てれば十分です。
そして後ろ姿。かすかに日の光りも受けて郷愁を誘います。
これで2日間のSL撮影を無事?終えました。次の10/31~11/1も公休日なので、SL撮影に出かけられたのですが、風邪ぎみなのと、天気が悪い予報なので、結局行かず仕舞いに終わりました。
次に飯山線に行けるとしたら、本運転1日目の11/19ですが、混みそうなのでやめとこうかな?
SL渋滞に注意!
SLが走れば渋滞も付き物。
今回は試運転ということであったが、それでも一部の場所でSL渋滞が起こりました。本運転に向けて更に撮影者が増えるので、渋滞で大幅に遅れる事を見越した撮影計画をしましょう。人気撮影地は数時間前から埋まるので、追っかけはしない方が賢明でしょう。
ちなみに慢性的に道路が混んでいるのは国道117号線の十日町市街地が延々と混みます。2日目に越後川口方面(多分内ヶ巻のS字)から追っかけてきた人曰く「下条辺りで動かなくなって気が狂いそうだった。」とのこと、試運転でこれですから、11月に入って本運転になるとさぞかし想像ができます。