六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

ニーナ 田んぼで待ってるぜ!

2015-06-10 |  出撃 at 東海地方
 昨日は山陽トワイライトを兵庫県内だけ2ヶ所で撮影して、滋賀県方面までは追っかけずに、13時過ぎには早々と終了して帰宅したのですが、それは「明日の準備があるので」と書いておりました。
 それが今朝の出撃に備えるためでした。

 1.滅多にやらない指定機釜狙い
 私は基本的には機関車の特定番号を狙うような撮影はしない(前回したのが2012年にEF81 303・304号機以来なので3年ぶり)のですが、全検を出てピッカピカになったEF66 27号機(通称:ニーナ)が広島から名古屋行の列車で上がってくるので、せっかくですから、ちょうど夜明けで撮影できる時間帯なので撮ってみようということにしました。しかも今日は通常の仕事のある日なので、仕事へ行く服装もできるように準備のため一度帰宅しました。

 さてそのEF66ですが、1094列車として大竹を夜出発し、朝6時過ぎに稲沢に着くことと、岐阜タで20分近くの停車をするので、岐阜以西はこの時期でも光線が厳しく、必然と岐阜~稲沢間での撮影となります。
 天気が曇りなら、稲沢以南で撮ることもありますが、晴れ予報だったので、稲沢以南だと影側になります。やはり稲沢以北だと、もうあの場所しかありません。

 2.難しい現地アクセス
 定番の撮影地で駅からも徒歩15分程度の場所なのですが、何せ問題の通過時刻が、6:10ごろなので、どうやってアクセスするかということです。車を使えば簡単なのですが、その後の会社へ出勤の際に朝の渋滞に巻き込まれていればアウトなので、やはり電車+徒歩でのアクセス、それも貨物列車が20分以上遅延したら、会社に間に合わないので、その際は退散しなければならないという厳しい条件です。
 どうやって行くか?
 名古屋5:43発の東海道線一番電車だと、木曽川着が6:02となり、撮影地には着けません。同様に名鉄に至っては名古屋発の一番電車だと6時半ごろの到着となるため、名古屋で滞泊していたのでは間に合いません。
 そのため岐阜近辺での滞泊となります。色々と検討した結果、岐南町のネカフェで滞泊し、名鉄岐南駅5:24発普通で黒田で降りれば、現地に5:50頃に着けそうと分かりました。


 4時半起きで5時前にネカフェを出発、徒歩20分ほどで岐南駅の一番電車に乗ります。こういう時に限って5700系とかいい電車が回ってくるので、皮肉なものです。

 黒田駅から徒歩15分、定番撮影地にやってきましたが、既に十数台の車が止まっており、正面アングルの場所には10人ほどの人だかりが出来ていました。
 さてどのアングルで撮ろうか?  田んぼを一周回った挙句、真ん中に見える青い車の近くに人がいますが、その並びでスタンバイしました。

 3.いよいよニーナ登場
 正面ドカンアングルもいいのですが、せっかく田んぼに水を張った時期ですから、これを入れて撮らない手はありませんw
 何名かの人は真横アングルで水鏡に挑戦してましたが、動画も兼用で撮る自分の場合は、やはり斜め位置から狙うのが自分流。

 6:07 稲沢に止まるために少し減速ぎみにやってきました、肉眼で見るとピッカピカですが、弱めの太陽光線+太陽が北側に回って影が出るので、今ひとつ感があります。予想以上に水面の稲が伸びて写ってるのも今ひとつか?
 正面ドカン位置で構えてなくてよかったです、負け写真になってました。真横からサイド水鏡で撮ってる人が多分大勝利でしょう。

 こちらが広角で引きで撮ったオマケ写真。中央にどうしてもドカン族が写ってますが、こちらの方がサイドに回るのでピカピカ感が感じられる写真になりました。トリミングすれば見れることは見れます。

 梅雨の間の貴重な晴れ日に上手い具合に当ってラッキーでした。
コメント
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