六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

全日空ジャンボ 撮り収め

2014-02-15 |  出撃 at 関東地方
 今年3月末で退役する全日空のジャンボ機がさよならフライトでかつての空港へ特別に運行していましたが、残念ながらその時は仕事の関係で伊丹にも中部にも撮りに行けなかったので、定期運行便で離発着がある羽田空港まで年末年始に撮りに行きました。(写真点数が多いので掲載が2月になってしまいましたが)
 定期運行していたのは東京-那覇便で1機体と、東京-千歳便が年末年始の多客期の機材変更で2機体入っており、合計3機体が動いていることから、撮影チャンスが一番多くなるので、この時を外すわけにはいきません。

羽田空港にて
 最も効率よく撮れるのが空港の展望デッキからの撮影で、鉄道で言えば駅のホームで撮影する「駅撮り」に当ります。
 羽田は巨大な空港なので、撮影場所の選定から始めるのが重要ですが、今回は全日空の札幌便狙いになるので、場所は第2旅客ターミナルになります。でも羽田初心者の私は間違って第1ターミナルへ上がってしまいました。あわてて第2旅客ターミナルへ移動するも15分以上時間をロスしてしまい、朝1の7:00発の札幌行は撮れず仕舞に終わりました。
  

 第2ターミナルへ上がってしばらくすると、さっそく駐機場から牽引されてきたジャンボを発見、いよいよ撮影開始です。

 撮影者の多い南側デッキに上がっていたのですが、機体はそのまま北側へ牽かれていくので、私も機体を追って北側デッキへ移動することに。


 すると59番ゲートに据え付けられた機体の背後にもう1機のジャンボがいます。56番ゲートで8:00発の札幌行が待機中でした。

 取り敢えず正面から1枚。沖縄行きの乗客の搭乗を待ちます。

 続いて右側の面を1枚。逆光ですが、鉄道と違って機体が大きいので、逆に朝の雰囲気が出ていい感じです。

 札幌の天候が悪く、天候調査で20分近く遅れて札幌行53便が出発。沖縄便と90度でお尻を合わすシーンが撮れました。

 時刻表通りだと、札幌へ行った2つの便は11:10と12:10に羽田へ帰ってくる予定なので、ターミナルで朝食をとって待ちます。

 札幌の天候不良のため50分遅れで54便が帰ってきました。

 着陸の瞬間を撮影! といきたかったのですが、かなり遠くで降りたため、他の飛行機の尾翼に挟まれた格好に。南側デッキで構えてれば近くでばっちり撮れたかも知れません。

 着陸して落ち着いたところを1枚。北側デッキを選んだのは、着発シーンが撮れるのと、真横できれいに撮れると感じたのでここにしました。

 そして再び56番ゲートに戻ってきたところを1枚。ちょうどお昼の時間なので光線が一番いい感じです。

 50分遅れで到着した機体の後ろを、もう1機のジャンボが通り抜けます。この写真だけ見ていたら全盛期を彷彿するかのようですが。

 そしてうまいこと56-57番のゲートにジャンボが2機体並ぶことに。通常のダイヤでは56便の到着10分前の12:00に札幌へ出発するので、並ぶことは無いのですが、遅れたのが逆に幸いした格好になりました。


 札幌の天候はその後も悪くなり、12:00発の63便は1時間半遅れで出発、13:00発の65便もすぐ後を追うように続けて出るとのことです。


 到着したポケモンジェットと入れ替えで滑走路へ向かいます。


 そしていよいよテイクオフ! 機体の大きさやその日の風の状況によって、機種を持ち上げるタイミングが違うので、自分のいる真正面でテイクオフシーンを撮れるかは運次第なのですが、納得のいく1枚が撮れました。
 寒い中、朝から北側に陣取ってた甲斐がありました。

 続いて東京スカイツリーを入れて1枚。機体はこの後大きく右旋回するので、長玉レンズのある人はずっと追い撮りができます。


浮島公園にて
 羽田空港展望デッキがいわゆる「駅撮り」なら、やはり空港以外で撮影したいというのがロケ鉄魂の本領発揮というわけで、まぁ鉄道と違って撮れるのはせいぜい空港周辺に限られるのですが、やはり行っておきたいところ。
 そこで羽田空港の対岸にある、川崎市の浮島公園へ行くことにしました。ここは川崎駅から臨港バスで30分ほどかかりますが、均一200円区間なので安心して行くことができます。
 
 千歳からの便はC滑走路に着陸するので、かなり遠くなります。

 私の手持ちレンズ300mmで目一杯寄ってこの程度、元々鉄道ですら望遠撮影はあまりしないため、これが限度です。

 もう少し降りたところ、これなら何となく距離感が分かります。


 こちらは手前のA滑走路に着陸する沖縄便のジャンボ。浮島公園からの撮影はこちらのA滑走路着陸便がメインになります。

 そして真横下から。フラップ降ろして着陸態勢にある姿がよく分かります。


 浮島公園からはD滑走から離陸する飛行機を撮影することができ、基本的には滑走路へ向かう姿を真横から撮影という形になります。

 いかがでしたでしょうか? 滅多に飛行機は撮らないので、航空ファンの方に比べると全く乏しいレンズ構成なのですが、鉄ちゃん目線でのさよならジャンボ追っかけ撮影でした。
 なお札幌便は2/11で運用入りが終了、残るは沖縄便での臨時機種変更と3/30・31のラストフライトとなります。
コメント (4)
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