六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

赤い青春18きっぷ 50枚突破

2012-07-10 | 交通その他

 私事の手前味噌な話になりますが、先日の四国での赤い青春18きっぷの4枚購入をもって、通算の購入枚数が50枚を突破しました。去年夏に入院したため1枚払い戻しがあり、手元に残っているのは48枚でした。今回それに4枚足して52枚となり、体調不良や災害などがなくて出撃が出来て払い戻しなどが無ければ通算50枚を突破します。
 この夏からJR北海道が発売をやめてしまったため、JR西日本とJR四国でしか発売しなくなりましたが、味気ないマルス発券の青い青春18きっぷよりは、一回りサイズも大きくて、昔ながらの印刷された常備券の切符の方が手元に残す価値は数段上なので、できる限り購入して使うようにしています。
 私の購入には鉄則を設けていて、
 1.ヤフオクなどのオークションでは買わない。(未使用品の出品自体が転売目的のダフ屋行為とした犯罪で検挙対象になる。1回以上使った券を個人売買するには問題ない模様)
 2.駅へ現金書留などを送って売ってもらう郵送買いもしない。(今回から各駅とも扱いが禁止になりました)
 3.駅に電話して取り置き要求をしない。
 そのため、自分の足で出向いての購入となり、半ばゲーム感覚のようでもあります。
 実際に自分の足で出向くために限界があることから、北海道などはあまり購入できずに廃止を向かえてしまい、残念な限りです。

 これだけ需要があって売り切れる商品を増刷もせずに毎回毎回一定枚数売ったらそれでお仕舞にするJRという企業体質がいかに民間企業からかけ離れているかが分かります。
 そんな中、お客の要望に最も応える姿勢でCSも高く、民間企業に一番近い存在のJR北海道が取扱いをやめて少々ショック。何故やめたのかは憶測ですが、事実上の後見会社である東日本からの圧力とも言われています。
 主力購入層が関東在住客で、ともするとJR東日本管内しか乗らないのに、JR北海道に売り上げを持っていかれるのは不愉快で、しかし自社で発売するとなると、印刷発注から各駅への配置と在庫管理・精算業務にいたる膨大な手間と人件費がかかるとして常備券を発行しない方針にしているのです。
 そうなると北海道では夏期で800枚近く売っていたので、900万円近い売上げダウンになってしまいます。青春18きっぷには各社間での売上げ分配規定があり、闇雲に1社が比率を超えて飛びぬけた商売をしにくく、会社間で揉めると、このきっぷ自体が廃止になりかねません。

 できれば北海道での発売復活と、西日本での取扱い駅がこれ以上減らないように維持を期待したいものです。
 私の場合も乗換え強要で居心地の悪い殿様商売の鉄道に乗るよりも、都市間移動目的なら、鉄道より格段に快適なバスを利用する機会が増えてきたので、「鉄道ファンの鉄道利用離れ」に拍車が掛かるのは現実感を帯びてきています。
コメント
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