六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

赤い青春18きっぷ 2012夏 東四国縦断購入大作戦の旅

2012-07-07 |  出撃 at 四国地方

 さて今日は予定していた「東四国縦断赤い青春18きっぷ購入大作戦の旅in徳島」を敢行し、この夏使用する4枚分の切符をゲットしたいと思います。
 前記事のとおり、途中の模様を生中継しますので、暇であればご覧下さい。
 また今回新しい取り組みとして、GPSTrackerによる位置情報を記録・公開することにしましたので、現在位置ではありませんが、ある程度の直近の私の位置を知ることができます。
 こちらのリンク先をクリックすると位置表示します

【出発】

 今回の出発は高徳線の屋島駅から。未明から激しい雷雨で、駅へ向かう間に道路の冠水箇所などもあって、もう靴の中までびしょ濡れになりました。道中を案ずるかのごとく。
 ここから高松5:39発の2番列車に(1番列車は途中の引田止まりなので乗っても意味が無い)乗ります。

【勝瑞駅】

 最初に降りたのが板野駅ではなくて勝瑞駅。板野駅を外したのは、今回の購入駅は牟岐線中心で、早めに牟岐まで行く場合は、板野で降りると後続の列車まで時間が空いてしまうから。

 勝瑞駅で下車。土曜日だが通学の高校生が結構いて、改札と窓口の2役をこなすお姉さんの邪魔をしないよう、高校生が下車し終わってからまず1枚目を購入。
 勝瑞駅では20分待ちで鳴門線から来た列車に乗ることができるので旅程を組む上で便利。
 徳島で11分の接続で阿南行きに乗り換える。

【南小松島駅】

 次に着いたのが南小松島駅。実はここが今回の鬼門と睨んでいて、牟岐線内では最も早く売り切れるであろう駅と踏んでいた。案の定券番は0499で、最後の1枚か11枚だったと思われる。
 
 この南小松島駅にはJR四国のパン屋「ウィリーウィンキー」があり、朝4時起きしてからようやくここで朝食のパンを買い込む。
 下り列車まではまだ40分あったので、一旦徳島行きの列車に乗り二枚橋まで戻ってから再び阿南行きの列車に乗る。

【羽ノ浦駅】

 次に降りたのが羽ノ浦駅。
 ここではもう難なく3枚目の赤券をゲット。
 駅前は寂れた旧市街地で何もない。少し離れた国道沿いの方が今はいろんな店があるようだが、40分の待ち時間では行って戻ってくるだけで時間ギリギリなので、駅でぼーと次の列車を待つ。

 ちょうど私が赤券を買ったあとに、小学生の娘と父親が定期券を買いにきていて、「会社名の所に学校名を書いて」と駅員さんの言われる通りに女の子が記名していたので、どうやら通学用ではなく塾通いのために小児用通勤定期を買いにきた模様。

【牟岐駅】
 
 ほどなくして次の牟岐行きに乗り、終点の牟岐へ11:40到着。
 ここまで来ると日差しがさしてきて、未明の豪雨がウソのよう。

 さっそく駅窓口で4枚目の赤券をゲット。ついにミッション達成!
 うん、ここまで順調に買えたのも日頃の行いの賜物?

 駅前は南国の雰囲気。
 約30分の接続で、牟岐線のさらに南へ行く列車に乗る。

【東四国の南端へ】

 午前中ですんなり予定の4駅で赤券をゲットしてしまい、予備に考えていた佐古や鴨島などへ回る必要がなくなったことから、午後は暇つぶしに南端まで南下することに。
 海部駅に到着。
 ここでJRの牟岐線は終わりで、ここから先は第3セクターの阿佐海岸鉄道となる。
 元高千穂鉄道の気動車が1両待っていて、乗客は私1人だけの貸切列車。
 
 この車両には「天の川号」として、車内の天井にLEDの装飾がしてありました。
 昼間と夜(トンネル内)とで雰囲気が異なるので、昼間の乗車が2つの雰囲気を楽しめてよいかも?また下り進行方向右手にはスダレが掛けてあり、地元の人の俳句・川柳が掲げられていました。
 そうこうするうちに2駅で終点の甲浦に到着。
 
 この駅は単線の高架が1本だけの寂しい終着駅で(かつての海部駅がそうでした)、高架の行き止まりの下に駅舎があり、地元のおばあさんが切符からみやげ物まで販売をしていました。
 この駅にはレンタサイクルもあり、少し離れた海まで出てみるのもいいでしょう。今日は時間がないので、13:24発の折返し列車でとんぼ返り。


 甲浦から約2時間40分で徳島まで戻ってきました。
 20数年ぶりに来た徳島駅はすっかり変わっていましたが、どこも県庁所在駅の前はこんな感じで、大して変わりばえもない街をみることもなく、次の16:58発の阿波池田行きに乗るために再びホームへ。
 この日は翌日の高知からの生中継に備えるために、阿波池田経由で高知まで鈍行を乗り継ぐ必要があり、早速徳島16:58→18:39阿波池田19:20→21:37高知 と5時間弱の乗り継ぎ旅で高知に着きました。
  

 今回の戦利品。赤い青春18きっぷ4枚とJR発足25周年記念の切符入れ袋。
 これで四国の赤券で未購入の駅は残すところ、高瀬・伊予市・板野・佐古・石井・鴨島の6駅となりました。
 右側は今回の移動に利用した「四国再発見早トクきっぷ」1日2000円で四国内の鈍行列車に乗り放題なので、今回の移動で重宝しましたが、乗車当日の発売はしないため、前日入りなどで事前購入をする必要があります。

<1日の全行程>緑字は阿佐海岸鉄道
屋島5:57~(4309D)~7:37勝瑞7:57~(953D)~8:09徳島8:20~(535D)~8:42南小松島9:00~(538D)~9:13二軒屋9:26~(4537D)~9:54羽ノ浦10:37~(4541D)~11:42牟岐12:10~(4543D)~12:24海部12:31~(5537D)~12:42甲浦13:23~(5546D)~13:34海部13:47~(4556D)~14:02牟岐14:05~(4562D)~16:07徳島16:58~(467D)~18:39阿波池田19:20~(4275D)~21:37高知

 この行程を普通に乗車券で乗ると南小松島で一度折返し乗車しているために途中下車扱いができないので、往路は全てバラで計算。帰りは一方通行なので海部から高知まで通しで計算。
 ①屋島→勝瑞 57.4km \1,060 ②勝瑞→南小松島 18.5km \350
 ③南小松島→二軒屋 8.1km \210 ④二軒屋→羽ノ浦 14.9km \280
 ⑤羽ノ浦→海部 61.6km \1,240 ⑥海部→高知 236km \4,450 となり、合計で 396.5km \7,590もかかります。(阿佐海岸鉄道 17km \540は別途支払い) JR四国さん、ありがとう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする